会社で働く上で知っておいた方がいいことが沢山あります。ひとつずつわかりやすく解説しています。気になる基礎知識がありましたら、詳細ページをご覧ください。
「ビジネス基礎知識」「社会人基礎スキル」「会社のお金」「売上と費用と利益の関係」「マーケット理解」のテーマで記事を書いています。
この記事は、風土の違う5社での経験、数百名のマネジメント経験、100回を超える若手向け勉強会の講師をした経験を持つよしつが、記事を書いています。
(あわせて読みたい 「1枚の図」と「一言で要約+詳細解説」でビジネス基礎知識をわかりやすく解説)
- ビジネス基礎知識は会社の活動でどの位置付けか?
- ビジネス基礎知識
- ビジネス学びの5領域とは?
- 売上獲得のモデル(ビジネスモデル)とは?
- 知識と能力とスキルの違いは?
- 全体最適と部分最適の違いは「何?」
- 現象と原因の違いは?
- 真実・事実・意見の違いは?
- 相関関係と因果関係の違いは?
- マーケティングとは?
- 販売力とは?
- ミッション・ビジョン・バリューとは?
- 「Will Can Mast(ウィル キャン マスト)」とは?
- 組織図とは?
- 人事異動とは?
- 人事評価(人事考課)とは?
- 262の法則とは?
- パレートの法則(28の法則)とは?
- スイッチングコストとは?
- SPA(製造小売業)とは?
- ポイント割引は誰が負担している?
- ブランド・ブランディングとは?
- メラビアン(=コミュニケーション)の法則とは?
- ジョハリの窓とは?
- マズローの5段階欲求とは?
- 営業担当とは?
- 決裁権とは?決裁ルートとは?
- 社会人基本スキル
- 会社のお金
- 売上と費用と利益の関係
- マーケット理解
ビジネス基礎知識は会社の活動でどの位置付けか?

上図は、会社の活動を1枚の図にしたものです。個人力>個人の能力>知識>ビジネス知識という位置付けです。
(上図の詳しい説明は、「1枚の図」と「一言で要約+詳細解説」でビジネス基礎知識をわかりやすく解説を参照)
ビジネス基礎知識
ビジネス学びの5領域とは?

ビジネスでは、様々な知識が必要となります。ただ、それらを学ぶ際に、
・何から学べばいいかわからない
・どの範囲まで学べばいいかわからない
この2点が困るポイントとなります。この2点をビジネスで学ぶべき5領域と定義しました。各領域の13のテーマを紹介および学び方をわかりやすく紹介しています。
(詳しくは、学ぶ範囲がわかる!「ビジネス学びの5領域」を1枚の図でわかりやすく解説を参照)
売上獲得のモデル(ビジネスモデル)とは?

- 1、直接提供モデル
- 2、マッチングモデル
- 3、代理モデル
一般的に使われているビジネスモデルは、収益を生み出す仕組みという風に訳されます。
そしてモデルは、人により6、10、12、55モデルあると言われています。とても覚えることはできないですね。
私は収益を生み出す仕組み=どうやってお金を頂いているか?でまとめて考えるようにしています。
そうしたらたった3モデルになりました。
そして、その中に、色々なバリエーションがあるととらえると、考え方が整理されます。
(詳しくは、「売上獲得のモデル(ビジネスモデル)は3つ」をわかりやすく解説を参照)
知識と能力とスキルの違いは?
- 知識があるからといって能力があるわけではない
- 知識はインプット 能力はアウトプット
- スキルの集合体が能力
- わからないからできない→わかるけどできない→できるという流れ
能力を上げたかったら、まずは知識を増やしましょう。

知識はインプット、能力はアウトプットです。

知識を能力に変えるためには、わからないからできない→わかるけどできない→できるという流れで、ステップアップしていくことが必要となります。
(詳しくは、「知識と能力とスキルの関係」をわかりやすく解説を参照)
全体最適と部分最適の違いは「何?」
- 部分最適を積み上げても全体最適にならない
- 全体最適を積み上げたら全体最適になる
- 部分最適の正解と全体最適の正解が違う
全体最適と部分最適の違いは上記3つです。このことが全体最適を理解する上で大事なこととなります。
(詳しくは、全体最適とは?部分最適と対比してわかりやすく解説を参照)
現象と原因の違いは?
「何かを行った(行わなかった)結果」の
- 結果が「現象」
- 「現象」を引き起こしたものが「原因」
図にすると以下のようになります。

「現象」とはあくまで結果です。その結果に至った「原因」は、直接見えていない部分に必ずあります。
- 現象は表層、原因は根本
- 打ち手が多数ある場合、原因にたどり着いていない
- 打ち手の議論が噛み合わない場合は、原因を疑え
現象と原因の見分け方は、この3つを知っておいてください。
(詳しくは、「現象と原因の違い」をわかりやすく解説を参照)
真実・事実・意見の違いは?
「真実」と「事実」は、同じ場合と違う場合がある
「真実・事実」と「意見」の違いは、本当のことと、感じたことなので違う
これら3つの関係を図にすると以下になります。

ちなみにそれぞれを一言で言うと以下になります。
真実は、本当のこと
事実は、実際におこったこと
意見は、真実や事実を見た感想
(詳しくは、「真実と事実と意見」の違いを分かりやすく解説を参照)
相関関係と因果関係の違いは?
- 2つの別の現象(結果)で関係性があるのが相関関係
- 1つの現象(結果)とその原因の関係である場合が因果関係

上図のように①が相関関係で②が因果となります。
(詳しくは、現象と原因で見ると「相関関係と因果関係の違い」がわかるを参照)
マーケティングとは?
広義:会社の活動そのもの
狭義:開発→生産→販売の仕組み作り
手法:市場調査、広告宣伝など
広義・狭義・手法に分けると上記となります。マーケティングは、上記のどのレイヤーにおいても使われる言葉で、人により使い方が変わるため理解しにくいのです。
その上、かっこいい言葉なので、深く考えずに使われている場合も多くあります。
広義・狭義・手法に分けて理解しておくことで、自分自身の理解だけでなく、他の人がどのような定義で使っているかもわかります。
(詳しくは、人によって定義がちがう典型例「マーケティングとは?」を解説を参照)
販売力とは?
販売力=商品力×顧客接点力×購入してもらう力
販売力とは分解すると上記の式になります。
商品が売れる流れは、まず商品があり、その商品を買ってもらえる可能性のある人と接点を持ち、一部の人に購入してもらうという流れになります。
したがって、販売力は上記の式となるのです。もちろん、販売できた数や金額が大きいほど販売力があるといえます。
この3つの重要度の比率は私の基準では、商品力:顧客接点力:購入してもらう力=6:3:1です。
商品力の影響度が一番高く、次に、顧客接点力となります。購入してもらう力も大事ですが、他と比べるとこれ位の比率となります。
ただ、各項目がゼロでは販売できないので、上記3つの要素の掛け算となります。
3つとも強ければ、販売量はとても大きくなりますし、1つもしくは、すべてが弱いと大きく販売量が減ります。
ちなみに、販売先は、お金を払ってくれる唯一の存在である顧客だけです。
商品力、顧客接点力、購入してもらう力の詳細を解説しています。
(詳しくは、会社で一番大事な「販売力とは?」をわかりやすく解説を参照)
ミッション・ビジョン・バリューとは?
ミッション・ビジョン・バリューを一言で言うと以下となります。
ミッションとは、「組織を作る意味」
ビジョンとは、 「将来のありたい姿」
バリューとは、 「基本戦略」

ミッション・ビジョン・バリューとは上記の定義で一旦理解しましょう。
これらのように、様々な定義がある言葉は、自分の中でひとつの定義でまずは覚えましょう。
そうすると、違う意見や定義を聞いた時に、違いがわかり、他の人の意見を理解しやすいからです。
会社の活動とミッション・ビジョン・バリューを組み合わせたものが上図となります。
課題解決を実行する組織があります。その組織を作る意味がミッションで、目指したい姿の先にビジョンがあり、戦略を考える際の基本戦略がバリューとなります。
(詳しくは、ミッション・ビジョン・バリューとは?会社の活動を表す1枚の絵でわかりやすく解説を参照)
「Will Can Mast(ウィル キャン マスト)」とは?
「従業員が組織に貢献すること」
「従業員自身が成長すること」
上記を同時に実現するためのフレームワーク
もう少しかみ砕くと、
「しなければならないこと」を行うことで、「したいこと」を見つけたり、「できること」を強化したり、増やしたりすることにつなげるフレームワーク
加えて、
「本人」・「上司」・「業務の目標設定」の3つが揃わないと使えないフレーワワーク
これが「Will Can Mast]の説明になります。
実は上記のことは、人事評価の目的とまったく同じです。
(詳しくは、使い方はたった一つ 「Will Can Mast」とは?を分かりやすく解説を参照)
組織図とは?
- 組織は戦略に従うため、戦略が想定できる
- 戦略実行の分業体制がわかる
- 指示命令系統がわかる
- 会社の大きな問題が起きる場所がわかる
組織体制を図で表したものが組織図です。組織図を見ると上記4つのことがわかります。
組織を分けるから生産性が上がる。でも分けるから問題が発生する。この二律背反問題を解くのが組織を作る際の最重要ポイントであり、それを作り上げたものが組織図として表されているのです。
(詳しくは、「組織図」の見方・考え方・種類をわかりやすく解説を参照)
人事異動とは?
- 戦略実行のための最適配置
- 働く人の成長
人事異動の目的は上記2つです。そしてこの2つを同時に実現する手法が人事異動です。
(詳しくは、2つの目的がある「人事異動」がおこなわれる理由をわかりやすく解説を参照)
人事評価(人事考課)とは?
- 従業員が組織に貢献すること
- 従業員自身が成長すること
人事評価とは、上記を同時に実現することが目的です。
よく、給与や賞与を決めるため、公平性を保つためなど人事評価の目的と表現していますが、私はそうは思っていません。
給与や賞与を人によって変えることや公平性を保つことはあくまで方法であって、目的ではないと考えるからです。
(詳しくは、「人事評価(人事考課)の目的」をわかりやすく解説を参照)
262の法則とは?
- 組織の中では、上位2割、普通6割、下位2割の分布となる
不思議ですが、なぜかこのようになるのです。ちなみに読み方はニーロクニーの法則と読みます。

何かの基準で並べると上記の図のような分布になります。そして、人数が、上位が2割、普通が6割、買いが2割となるため、262(ニーロクニー)の法則と法則化されました。
(詳しくは、なぜかこの分布に「262の法則」をわかりやすく解説&使い方紹介を参照)
パレートの法則(28の法則)とは?
- 上位2割で全体の8割を占める
- この法則を知っているとイレギュラーがすぐわかる
この2つがパレートの法則(28の法則)の意味と使い方です。
何かの集まりを分析した場合、2割で8割を占めていることが多く出現します。
例えば、売上上位2割の顧客で8割の売上を上げている、売上上位2割の商品で8割の売上を上げている
などです。
この経験値を法則化したものがパレートの法則(28の法則)です。
(詳しくは、「パレートの法則(28の法則)」をわかりやすく解説&使い方紹介を参照)
スイッチングコストとは?
- 人は物事を変えたくない生き物
- 人が何かを変える時、3つの負荷がかかる
- この負荷のことをスイッチングコストという
3つの負荷とは金銭的・物理的・心理的負荷です。これがスイッチングコストの種類となります。
皆さんもそうだとは思いますが、人は基本的に物事を変えたくない生き物なのです。
(詳しくは、「スイッチングコスト」を人の心理を踏まえてわかりやすく解説を参照)
SPA(製造小売業)とは?
企画・製造・販売の全工程を自社主導で行うことで、消費者ニーズに合った商品を素早く作り続けること
このことがSPAの目的です。ユニクロさんやニトリさんが有名です。
SPA(製造小売業)のメリットは、消費者ニーズに合わせた商品化、原価率の低減です。
SPA(製造小売業)のデメリットは、金銭負担コストがかかる、マネジメントコストがかかることです。
(詳しくは、「SPA(製造小売業)とは?」をわかりやすく解説を参照)
ポイント割引は誰が負担している?
- 基本は出店者が負担
- ポイントアップは、運営者もしくは出店者の自己判断
ショッピングに際に発行されるポイントですが、基本は、上記2点となります。
なぜ企業はポイント発行するのでしょうか?新規顧客獲得、リピートの促進の顧客の囲い込みと、個人情報の獲得が目的です。だから、運営者だけでなく、出店者も負担しているのです。
(詳しくは、「ポイント割引は誰が負担している?」をわかりやすく解説を参照)
ブランド・ブランディングとは?
- ブランドとは、消費者が機能にプラスアルファしてお金を払ってくれるもの
- ブランド力が上がるとは、消費者が機能にプラスアルファして払ってくれる金額が増えること
- ブランディングとは、会社がブランド力を上げるために行う行動
それぞれを一言で言うと上記となります。ブランド力があればあるほど商売はしやすくなるのですが、簡単にブランド力が上がるわけではないです。
詳しくは「ブランド・ブランディングとは何?」をわかりやすく解説を参照
メラビアン(=コミュニケーション)の法則とは?
- コミュニケーションは言語情報・聴覚情報・視覚情報の3つで成り立つ
- それぞれの割合は7%:38%:55%となる
この2つの法則を導き出したのがメラビアンの法則です。
人と人がコミュニケーションする際に、言語情報7%、聴覚情報38%、視覚情報55%という割合で影響するという実験結果を1971年にアルバート・メラビアンさんが発表しました。
言語と非言語(聴覚・視覚)に分けた場合、非言語コミュニケーションが大事になるということを証明しています。
(詳しくはメラビアンの法則=コミュニケーションの法則をわかりやすく解説を参)
ジョハリの窓とは?
- 自分のことすべてを自分がわかっているわけではない
- 他の人と自分の認識をそろえると良いコミュニケーションができる

開放の窓、盲点の窓、秘密の窓、未知の窓の4つです。自分が知っている・知らない×他人が知っている・知らないの軸で切った4象限となります。
人によって各象限の大きさは違いますが、必ずこの4象限は存在します。
詳しくは「ジョハリの窓」を超わかりやすく解説を参照ください。
マズローの5段階欲求とは?
人の欲求の進化を5段階で表現したもの
マズローさんは人の欲求が、生理的→安全→社会的→承認→自己実現と進化していくことを5段階に分けて理論化しました。
これが、マズローの5段階欲求です。
(詳しくは、人の欲求を5段階に分解!マズローの5段階欲求をわかりやすく解説を参照)
営業担当とは?
- 「立ち位置」は、組織の全面的な後押しを得て、お客様と接点を持つ位置
- 「本質」は、唯一お金を頂けるお客様の課題を解決しお金を頂くこと
- 「役割①」自社商品で解決できる課題を持ったお客様を探し、受注すること
- 「役割②」お客様のニーズを社内にフィードバックすること
- 「営業力とは」、お客様や担当エリアが変わっても、3年以上目標を達成し続ける力
このように定義できます。
ただ、売上が上がらないと総じて営業担当の責任になります。上記の考え方をしっかり持っておくと、本来の課題は何なのか?が理解できます。
(詳しくは、営業担当とは?立ち位置・本質・役割・営業力をわかりやすく解説を参照)
決裁権とは?決裁ルートとは?
- 決裁権とは、判断をおこなうことができる権利
- 決裁ルートとは、決裁をおこなう社内の道筋
決裁権とは、物事の判断をおこなうことができる権利です。
誰がどの位の判断をしてよいのかを職務分掌などで決めている場合が多いですが、一般的には、役職ごとに決裁できる内容や金額の上限を決めている場合が一般的です。
だから、内容や金額により、決裁できる人が変わります。
決裁ルートとは、決裁をおこなう社内の道筋のことです。
稟議を上げる順番が基本となり、それぞれの上長に承認を取っていき、最終的に決裁者が決裁をすることで、会社として決裁されたことになります。
(詳しくは、BtoBビジネスの必須知識 顧客の決裁権・決裁ルートをわかりやすく解説を参照)
社会人基本スキル
PDCAとは?

経験を能力アップにつなげるために、大事なことがPDCAを回すことです。
能力を使って計画を立てる。実行すると、〇か×の結果が出る。その結果を評価し、より良い結果となるように改善する。
この一連の流れを沢山回すことで能力が上がります。
逆に、計画がないと、結果の〇か×がわからないから改善ができず、本当の意味で経験を生かせず、能力アップに活かせないのです。
だから、PDCAはとっても大事なのです。
(詳しくは「PDCAサイクル」を超簡単に解説&使い方紹介を参照)
5WIHとは?
- 他の人に伝えたい内容を正しく伝える方法
When:いつ Where:どこで Who:だれが What:何を Why:なぜ How:どのように
この6つをセットで伝えることで、正しく伝わる可能性が格段に上がります。
人は、物事を推測することができるので、結果として間違った解釈をしてしまうのです。だから、この6つを押さえてコミュニケーションすると誤解が少なく、正しく伝わりやすくなります。
(くわしくは「5W1H」を超簡単に解説を参照)
報連相とは?
- 権限委譲と分業に伴う報告義務
- 自分の責任回避
報連相とは、上記のとおり、報告義務と責任回避が目的です。
5W1Hを使って適切に報告連絡相談することで、ミスコミュニケーションを減らすことで義務をはたすことができ、結果責任を回避できます。
責任回避と言うとネガティブに聞こえますが、自分の責任を果たすことが大事です。そしてそのこと自体が責任回避となるのです。
(詳しくは「報告・連絡・相談(報連相)」を超簡単に解説を参照)
緊急度・重要度マトリクスとは?
- タスクの優先順位を決める考え方
- 優先順位の下がりがちな、緊急ではないが重要なタスクを認識する方法
タスクの優先順付けの方法です。

このマトリクスがよく使われます。各タスクを上記にプロットして、各タスクの優先順位をつけて下さい。
特に、緊急なことを優先するあまり、優先順位が下がりがちな、Aの「重要度高・緊急度低」を忘れないようにすることがとても大事です。
(詳しくは「重要度・緊急度マトリックス」を超簡単に解説&使い方紹介)
スケジュール管理の方法とは?
- 縦と横でスケジュールを立てる
縦と横でスケジュールを立てることがポイントです。

まずは横にタスクを並べる。
そして、タスクを分解し、縦に実施計画を日ごとに記載していく。
横に見て、日ごとに仕事が多かったり少なかったりする日を見つける。
前後にずらしたり、まとめたり、やめたりする調整を行うのです。
これがスケジュール管理の基本となります。
(詳しくは「スケジュール管理の基本と考え方」超簡単解説&使い方紹介を参照)
エクセル操作の効率化方法
エクセルを使っている際に、マウスのスクロールホイル(マウスの真ん中にあるホイル)を1操作で2回以上クリクリと回している人、とっても無駄な操作をしています。
また、一番右側にあるスクロールバーで画面を上げ下げしている人、とっても無駄な作業をしています。
このような操作をしている方は、以下の記事を読んでください。
マウスをクリクリしている人必見!無駄をなくすエクセル操作テクニック5選
とても簡単に効率化できる方法を記載しています。
会社のお金
与信管理とは?
- 入金されないと大きな損害が出る
- 指定日までに入金される確率を上げる手段
- 取引前に取引条件を判断
与信管理とは、上記のことです。
個人との取引であれば、カード決済にしておけば、未入金となることもないです。
ただ、法人との取引では、信用取引という方法での取引なので、ときには未入金が発生します。
売り上げた分を請求したが、お金をいただけなかったとします。でも、売上にかかった仕入れ代等は払わないといけないです。
だから、入金がないと支払うだけとなり大損となります。それを避けるために、取引するかどうか?取引するとすればどんな条件で取引をおこなうか?を事前に判断する方法が与信管理です。
(詳しくは「与信管理」超簡単に解説&使い方紹介を参照)
入金サイト・売掛・買掛

入金サイトとは上図になります。
「当月末〆」とは、1日から31日の納品分をまとめて請求してください、という意味です。
20日〆の場合は、前月21日から当月20日の納品分をまとめて請求してください、という意味になります。
「翌月末現金で銀行振込」とは、〆日までに請求してもらった金額を翌月末日に、銀行振込でお支払いしますという意味です。
例えば10月1日から31日製品・商品・サービスを納品したら、その請求分を11月30日に支払いますということです。月末にしめて30日後にお支払いしますという約束となります。
そして、
お金をもらえる権利が発生しているが、まだお金をもらえてない状態を売掛金といいます。
逆にお金を支払う義務が発生したが、まだお金を支払っていない状態を買掛金といいます。
納品後一定期間後に入金となるので、納品したのに入金頂けなくなるリスクと、業務の効率化の二律背反問題が起きる要素となります。
(詳しくは「入金サイトと売掛金・買掛金」超簡単解説&使い方紹介を参照)
決算とは?
- 会社の1年間の成績表を作成する
- そのために売上を確定させ、使ったお金は証明する書類をつけて確定させる
決算とは上記のことです。
- 自分を知る
- お金を借りる場合の資料にする
- 支払う税金を確定させる
そして、決算をおこなう目的は上記の3つです。この目的のために、1年に1回各種数字を確定させて、財務諸表を作成することを決算といいます。
今年度の会社の状態がどうだったのか?を数値で知り、来年度の作戦を考えるベースとなります。
また、会社は必ずお金が必要です。手元にお金がない場合は、金融機関等からお金を借りる必要があります。そのベースとなる資料が決算時に作成する財務諸表なのです。
そして、その数字をベースに税金を納める金額を決定する際にも活用されています。
このようにとっても会社にとって大事なことが決算なのです。
(詳しくは必ず誰もが関わる「決算とは?」をわかりやすく解説を参照)
倒産とは?
- 現金がなくなり、事業継続できなくなった状態
- 清算型と再建型がある
- 倒産という言葉に法律上の統一した定義がない
現金がなくなり、事業を継続できなくなった状態のことを倒産といいます。
倒産という言葉自体には、法律上の統一した定義がないことで、上記のような曖昧な定義となります。
(詳しくは「倒産」をわかりやすく解説を参照)
売上と費用と利益の関係
「変動費」と「固定費」とは?
- 売上に比例してかかる費用が変動費、その他が固定費
- 原材料費・外注加工費を変動費その他は固定費とするとわかりやすい
- 簡単に損益シミュレーションができる
変動費としてよく出てくるのは原材料費・外注加工費です。固定費として出てくるのは人件費・家賃・水道光熱費・広告宣伝費です。
厳密には違う部分もあるのですが、変動費は上記2つで他のものは固定費と考えましょう。実務には何も問題ありません。詳細に分けすぎると実務で使えなくなります。
(詳しくは「変動費と固定費」超簡単に解説&使い方紹介を参照)
損益分岐点とは?
儲かるか?儲からないか?の境界線(個数もしくは売上)
数量、売上金額等で表現されます。
- 「計画時」もしくは「結果分析」の際に使うもの
- 「結果分析」はひとまず無視
- 「計画時」の使い方のみ理解しよう
使い方は上記となります。

損益分岐点を表す図は上図となります。
損益分岐点で複雑な式が出てくるのは、過去を振り返る結果分析の場合です。まずは、実行前の計画を立てる際に、どれだけ売ったら儲かるのか?それだけ理解すればいいです。
例えば、1個100円の商品で1個当たり30円儲かるとします。固定費が120円かかるとすれば、120円÷30円=4個が損益分岐点個数となります。4個×100円=400円が損益分岐点売上となります。
(詳しくは「複雑な計算式なしで「損益分岐点」をわかりやすく解説&使い方紹介を参照)
「値引き販売(仕入れ商品)」の仕組み
スーパー等で閉店場際に安売りをした場合、条件が整えば、
売れた金額がそのまま利益になる
だから、閉店に近づくと売値を半額などの仕入れを無視した価格で売るのです。
すでに仕入れてしまったものは、仕入れ金額がかかってしまっています。その商品を売らずに捨てるか?売るか?の違いです。売れれば(安くても)お金が入ってきますから利益となるのです。
詳しくは「値引き販売(仕入商品)」の超簡単解説&使い方紹介を参照
「値引き販売(自社商品)」の仕組み
売値から変動費を引いた金額で固定費をまかなうことができれば儲けが出る
自社製造商品の場合、1個作るごとに必ず増えていく原価(=変動費)以上の金額で販売すれば、損はしません。
固定費は売れようが売れなくてもかかる費用です。その固定費を売上ー変動費で賄っていくことで営業利益となるからです。
詳しくは「値引き販売(自社商品)」超簡単解説&使い方紹介を参照ください。
マーケット理解
Webサイト集客の全体的な流れ
Webサイト集客の全体的な流れは、以下の通りです。
困った→Googleでキーワード検索→表示されたHPへ訪問→内容確認→問合せ等の行動
この流れを前提に
- 検索エンジンの基礎
- とっても大事な前提
- 工程ごとの把握したい数値と把握方法
- 工程ごとの課題及び打ち手の方向性
の順番で学びましょう。
(各工程の詳細解説は、「Webサイトでの集客 基礎の基礎」をわかりやすく解説を参照)
Webのビジネスモデルは5つ
1.広告掲載モデル
2.マッチング成約モデル
3.小売りモデル
4.コンテンツ提供モデル
5.ノウハウ販売モデル
この5つがネットのビジネスモデルです。
ネット(Webサービス)のビジネスモデルは基本5つに集約されます。どの会社も1つから5つを、単独もしくは組み合わせて事業展開をしています。
逆に言えば、様々な会社がありますが、パターンはたった5つだけしかないのです。
(詳しくは、ネットのビジネスモデル5つを具体例付でわかりやすく解説を参照)
Web広告の種類
広告の種類は課金方法4つと、掲載場所5つの組合せとなります。
課金方法で知っておきたいのは4つ
・広告表示回数に対して課金
・広告掲載で定額課金
・クリックしてもらった場合に課金
・購入(会員登録)した場合に課金
掲載場所で知っておきたいのは5つ
・検索結果に広告(リスティング広告)
・他社サイトのディスプレイ広告
・他社サイトや個人サイトでのアフリエイト広告
・SNSの投稿部分に広告
・動画の前後や合間に広告
細かく分けると無尽蔵に存在するWeb広告(ネット広告)ですが、まずは上記を理解しておいてください。
この基本形がわかっておけばその他はオプション(派生)で考えると理解しやすくなります。いきなり木を見て森を見ずにならないようにしましょう。
(詳しくは、Web広告(ネット広告)を「課金方法」と「掲載される場所」の種類でわかりやすく解説を参照)
自治体に営業する時に知っておくこと
- 営業開始後受注まで1年から2年かかる
- すぐに受注する方法もあるが、完全相見積超低価格
- 継続案件でも相見積
上記内容を受け入れることができるかどうかが参入するかどうかのポイントとなります。長い道のり、かつ継続案件でも受注が保証されない。
ただし、メリットもあります。入金は保証されますし、案件はフルオープンで、莫大なマーケットに対する公正な競争ができます。
詳しくは「自治体営業基礎の基礎」をわかりやすく解説を参照ください。
ネット通販印刷の安さの理由
- 工場の空いている時間を活用
- 複数顧客を同じ用紙でまとめて印刷
- 印刷前工程を徹底的に排除
この3つが安さの理由です。ネット販売をしているだけで、印刷工程は実在する工場で行っています。
とにかく効率最優先で業務を行い、品質ではなく、安く多く売ることで収益を確保しています。
詳しくは「ネット通販印刷が安い理由」をわかりやすく解説を参照ください。
ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。
本を読む習慣がない方は、プロのナレーターが朗読した本をアプリ等で聴けるサービスがおススメです。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

オーディオブック2強「Amazon Audible」「audiobook.jp」を徹底比較はこちら
何回も読んだおススメ本の紹介は以下を参照下さい。

何回読んでも学べた本厳選!ビジネスに役立つおすすめ本はこちら
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