5W1Hは、コミュニケーションの基礎としてよく使われます。
5W1Hの内容を含めて相手に伝えることで、理解してもらいやすくなるからです。
この記事では、この5W1Hについてわかりやすく解説します。
この記事は、
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験
これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。
(あわせて読みたい、知っておきたい ビジネス基礎知識)
5W1Hとは?
・When:いつ
・Where:どこで
・Who:だれが
・What:何を
・Why:なぜ
・How:どのように
上記の頭文字をとって5W1Hと言います。
5W1Hを使う目的
コミュニケ―ションロスをおこさないため
コミュニケ―ションをおこなう際にさまざまな問題がおきます。伝えた内容が伝わらないことです。
伝えた内容に過不足があれば、受け手が理解できずに質問をさせてしまうことになります。
更に問題になることは、受け手が伝えたい内容を間違って推測することで、コミュニケーションができたと思ってしまう場合です。必ず後で問題になります。
ただ、この5項目を明確に伝えることで、コミュニケーションロスが格段に減らすことができます。
5W1Hは、他の人に伝えたい内容を正しく伝える方法となります。
5W1Hの6つの詳細
5W1Hの6つをそれぞれ説明します。
When:いつ
いつ起こったのか、いつ行うのか、といった時間に関することです。
Where:どこで
どこで起こったのか、どこで行うのか、といった場所に関することです。
Who:誰が
誰が関与しているのか、誰が実行するのか、といった人に関することです。
What:何を
何が起こったのか、何をしたいのか、といった内容に関することです。
Why:なぜ
なぜ起こったのか、なぜしたいのか、といった理由に関することです。
How:どのように
どのように起こったのか、どのようにしたいのか、といった方法に関することです。
5W1Hの「使い方」
社外・社内に関わらず、他の人に何か「行動をおこしてほしい」場合は、5W1Hの6項目を伝えましょう。
逆に、行動をおこしてほしいと要望された場合に、5W1Hいずれかが抜けていたら、必ず確認しましょう。明日までと勝手に思ったことが、実は今日までにやってほしいことだった!なんてことが起きてしまいます。
ただ、全コミュニケーションを5W1Hで行うと、めんどうで煩わしいコミュニケーションとなってしまいます。
明確に行動をおこしてほしい時、もしくは、行動をおこしてほしいと要望された時に、5W1Hでコミュニケーションを行いましょう。
5W1Hの「まとめ」
・他の人に伝えたい内容を正しく伝える方法
理解したつもり、伝わっているはず、やってくれるはず、などのコミュニケーションロスを避けるために、新人や若手の方は必ず5W1Hを意識してください。
自分を守ることになります。先輩たちも、ついついアバウトなオーダーをすることが非常に多いので、気を付けましょう。
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