Webサイトでの集客はほとんどの会社でおこなっています。
ただ、担当者でないと、Webの集客に興味を持っていたとしても、何から学べばいいかかわからない人も多いと思います。その上、HTMLと聞くだけで思考が拒絶してしまう人もいるでしょう。
ただ、普段、私たちはさまざまなことを検索エンジンで調べています。実は、その反対側の仕組みを知ることがWebサイトの集客を知る大部分となりますので、実はとってもとっつきやすいことです。
この記事では、そんな方々に向けて、まずはこれだけを知っておけば、ある程度は知った顔ができる最低限の知識を紹介します。
また、Webの知識は、システム構築の話とマーケティングの話に大きく分けることができます。
この記事は、マーケティング=ネット集客の話に特化しています。システムは奥が深く専門知識だらけなので、ここでは、紹介しません。
この記事は、
・自社サイトのWeb責任者の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験
これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。
もちろんこのブログもさまざまな知識を使って書いています。実は、検索結果で1位を取っている記事が複数あります。
(あわせて読みたい、ビジネススキル向上のための基礎知識をわかりやすく解説)
Webサイト集客の全体的な流れ
ユーザーが、自社Webサイトに訪問し、おこなってほしい行動をとってもらうためには、
困った→Googleでキーワード検索→自社Webサイトが表示→クリック→内容確認→問合せ等の行動
上記の流れで行動してもらう必要があります。
知名度のある有名企業の社名検索を除くと、新しくユーザーが訪問してくれるのは上記の流れです。Webサイトへの流入は、Googleさん経由が9割を超えているサイトがほとんどです。
したがって、自社Webサイトで集客したいのであれば、google検索で表示されることが大前提です。表示されない=存在しないことと同じだからです。
その上で、訪問してもらった人におこなってほしい行動をしてもらえる情報を提供する必要があります。
これらをどのようにすればいのか?を
- 検索エンジンの基礎
- とっても大事な前提
- google検索に表示される方法
- 工程ごとの把握したい数値と把握方法
- 工程ごとの課題及び打ち手の方向性
の順番で解説していきます。
検索エンジンの基礎
検索エンジンで知っておきたいこと
学ぶのはGoogleのみ
なぜなら実質1社独占だからです。
検索エンジンの説明
現在私たちが知らないWebサイトたどり着く方法は、Google、Yahoo!、Bingの検索エンジンでの検索がメインです。今や検索エンジンを使わない人は誰もいないと思います。
検索エンジンのシェアは、Google75%とYahoo!15%で全体の90%となっています。
ただ、Yahoo!の検索エンジンはGoogleのアルゴリズムを使っているので、検索はGoogle一つしかないと考えても問題なしです。
まずはGoogleだけを学びましょう。
Googleの検索結果表示の考え方
Googleさんの検索結果表示方法の考え方は、言葉にすると以下の通りです。
入力されたキーワードから、検索者が何を求めているかを推定し、一番ふさわしいと思うものから順番に表示
なぜなら、そうしないとGoogleで検索されなくなってしまうからです。
私たちが検索した際に、求めている答えがでない検索サイトは使わなくなります。
したがって、検索結果の表示にGoogleさんは最重要で取り組んでおり、頻繁に検索の基準(=アルゴリズムと言います)を変更します。当然検索ロジックは超機密事項です。
細かい変更は毎日おこなっており、大きな変更も、3、4か月に一回程度行います。
この大きな変更をコアアップデートといい、検索上位を狙う人たちは非常に恐れています。
なぜなら、ルールが変わる=表示順番が変わるからです。
最悪の場合、1位に表示されていたものが、100位以降になったりします。
コアアップデートの目的は、ユーザーが求めるものを上位表示できるように検索ロジックを変更することです。したがって、テクニックだけで上位表示されているサイトは大きな影響(=下落)を受けます。
Googleさんは、ユーザーの望む検索結果を追求し続けているのです。
Googleの検索結果で上位に表示されるためには?
検索者が知りたいことが知ることができる・検索者の課題を解決することができるサイトを作ること
このことにつきます。少し前までは、テクニックで上位に表示できたのですが、今はできません。仮にできたとしても、すぐに検索ロジックが変更されて順位が下がります。
このような環境で、検索結果の上位に表示されるように対策することをSEO(サーチエンジンオプティマイゼーション=検索エンジン最適化)と言います。
皆さんが検索した際に、検索結果の上位は必ず見ると思います。ただ、100番目のサイトは見ないですよね。
したがって、上位に表示されるために、SEOが必要です。
SEOの全体像は、以下のサイトをご覧ください。色々な解説記事を読みましたが、SEOについて一番分かりやすい記事です。
ちなみに検索で上位に表示される基準は非公開ですが、一部だけ公表されています。E-E-A-TとYMYLです。それぞれ説明します。
E-E-A-T
E-E-A-Tとは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)」がそのサイトにあるかどうかです。これらがランク付けされ、上位表示の一つの指標になります。
経験したことを紹介している、専門知識をもった人が書いている、みんなに認められている人が書いている、結果記事内容が信用できる時に、私たちは有用な記事だと感じます。したがってこのE-E-A-Tを大事にしているのです。
YMYL
YMYLとは、Your Money or Your Lifeの略で、人々の将来の幸福、健康、経済的な安定、安全などに影響を与える可能性がある領域を扱うコンテンツやWebページのことです。
当然、情報を信じた場合に大きな影響を受けますので、YMYLの分野は、E-E-A-Tを他の分野よりはるかに重視します。
例えば、何かの病気名で検索してみてください。上位には、大きな病院や製薬会社の記事が表示されており、個人の記事はかなり後ろのページにしか表示されません。
とっても大事な前提条件
あまりにも当たり前ですが、とても重要なことです。
Webサイトで集客するためには、誰でも更新・変更できる方法を選択する
Webページで集客するには、まずは、誰でも変更できるようにすることがとても大事です。
Webサイトで集客をするためには、情報を追加・修正・変更することが絶対条件だからです。
HTMLを読み書きできるようになるか?もしくは、日本語で入力すれば反映できるソフトを使うか?の2択です。
もちろん後者をおススメします。今は多くのサイトが後者で作られています。機能が大きく拡張しており、ほぼやりたいことができるようになっているからです。
Web制作会社に丸投げする方法もありますが、自社ですべてをコントロールできないので、完全に任せるのはおススメしません。
また、社内にHTMLを書ける人がいたとしても、その方の作業時間がボトルネックになりますので、誰もができる日本語入力をおススメします。
日本語入力でサイトを作る方法
自分で変更できる方法にするには、
ワードプレスというCMSを活用する
CMSとは、Contents Management Systemの略称で、サイトの構築・管理・運用ができるシステムのことです。
CMSでシェア1位なのがワードプレスです。オープンソースで無料で使えます。
これにより、日本語で文字入力さえできればサイト構築できるようになります。
また、利用者がとっても多いので、分からないことがあれば、ネット検索で解決案を提示してくれているサイトが多くあります。
サイトで個人情報を大量に扱っている場合は、会社の個人情報保護担当に相談ください。
脆弱性があるわけではなく、全世界で沢山の人が使っているため、狙われやすいからです。
ワードプレスへ変更をおススメする理由をもう少し詳しく解説します。
なぜワードプレスなのか?を解説
Webサイトの情報更新方法は、自分でHTMLを書く、CMSを使う、業者にお願いするの3つです。
それぞれのメリットデメリットを説明します。
自分でHTMLを書く
メリットは、やりたいことを自由に構築することができることと、根本がわかるので問題解決に強い。
デメリットはスキル習得までにとてつもなく時間がかかることと、実際のコード記載(コーディング)作業時間がかかる。
どのWebサイトでもいいので、Webページが表示されている状態で、右クリック→「ページのソースを表示」をクリックしてみてください(キーボードの Ctrl + U キーでも同じ)。
英語と日本語入り混じった膨大な文字の羅列がでてきましたよね。これを作成しないといけません。できそうでしょうか?
CMSを使う
そもそも、CMSとは何か?CMSとはコンテンツマネジメントシステムと言います。
言葉はかっこいいですが、要は日本語で入力すれば、裏で勝手にコードに変更してくれて、そのままWebページの記事を作成できるソフトです。
文字入力ができればWebページの記事作成ができるため、今では全世界の4割以上がCMSで作れられていると言われます。
その中でも圧倒的なシェアをもつのがワードプレスです。オープンソースのCMSで、シェアは6割を超えているとのことです。以下実際にワードプレスで構築されているサイト一例です。
- クックパッドのコーポレートサイト
- ライフルホームズ
- ラクスルのコーポレートサイト
- 主婦の友社
- 浦和レッズ公式サイト
- 日本自転車競技連盟
- 埼玉スーパーアリーナ
- 東京国立近代美術館
- エン・ジャパンのコーポレート
などのサイトで使われています(2022年2月現在)。
有名な会社だらけです。これはほんの一例です。他にも沢山の有名企業が、ワードプレスでサイト構築しています。
メリットは、誰でも少し覚えることで、Webサイトの記事を作成できることです。
また、デザインソフト(テーマといいます)をインストールすることで、決まった部分に入力するだけで、とっても見栄えのいいWebサイトを完成させることができます。
テーマは、無料のものもありますが、有料でも総額1~4万円位です。初回にこの金額を払ってダウンロードすれば、使えるようになります。
デメリットは、テーマを入れることが前提なので、そのフォーマットでのビジュアル作成となるところです。
フォーマットに合わない表記がしたい場合は、コードを記載しないといけません。
ただし、テーマは数千あるとも言われています。また、かなり自由度もありますので、よほどこだわらなければ、やりたいことはできます。
ちなみにこのサイトもワードプレスを使って作成しています。
下書きはワードで作成し、そのままコピペし体裁を整えて出来上がりという感じです。
業者にお願いする
メリットは、特に専門知識や作業が必要なく、HPを作ることができることが最大の魅力です。
専門知識も豊富なので、いろんなアドバイスも頂くことができる点も魅力です。
デメリットは、全てにおいて業者主導となること。
お金がかかるだけでなく、少し変更したいとなっても、業者さんのスケジュールに左右されてしまう点です。
そして最大のデメリットはスキルやノウハウが一切溜まらないことです。
せっかく担当するなら、スキルやノウハウを溜めたいですよね。
上記からワードプレスというCMSに変更することをお勧めします。
Googleの検索結果に表示される方法
Googleの検索結果に表示されるためには、自社Webサイトの各ページが、どのようなキーワードで検索された時に、どのような順位で表示するかをGoogleさんのデータベースに登録してもらわなければなりません。
もちろん、検索順位を決めるのは、Googleさんです。
- 存在を知ってもらう
- 訪問してもらい、ページ内容をデータベースに登録してもらう
登録の流れは上記です。それぞれ紹介します。
存在を知ってもらう
まずは、存在を知ってもらう必要があります。Googleさんはロボットを使い、世の中に存在するWebサイトを巡回しています。このことをクロールするといいます。
どのようにクロールしているかというと、Webサイトに張り巡らされているリンクをたどって各サイトに訪問します。したがって、リンクさていないと存在を知られることはありません。
まずはリンクを張り、存在を見つけてもらい、自社のWebページに訪問してもらうことがスタートです。
上記以外でgoogleさんに存在を知ってもらう方法があります(後述します)が、基本がリンクをたどる方法です。
訪問してもらい、ページ内容をデータベースに登録してもらう
次に発見してもらい、自社Webサイトを見に来てもらえたら、次はデータベースに登録してもらう必要があります。Googleのデータベースに登録されることをインデックスされるといいます。
インデックスは、内容を理解しどのキーワードでどのランキングで表示するかも含めて登録します。
ただし、Googleさんはクロールしたものすべてをインデックスするわけではありません。
Googleさんが、ページのタイトルや見出しや本文を読み込んでインデックスするかどうかを判断します。全世界のWebページが膨大すぎるからです。
したがって、Googleさんのロボットが内容を判別しやすいようなサイト構築が大事になります。
基本は、Googleのロボットにクロールされるまで待つのですが、手動で、記事作ったのでデータに登録して?という申請ができます。
ただ、最初の間は、それをおこなっても、申請分の一部しかインデックスされません。
また、これもあまり知らないことですが、検索表示画面で表示されるタイトルはすぐに変更されません。変更しても、Googleが認識しないうちは、変更前の表示となります。
変更されているかどうかは定期巡回して把握しているので、定期巡回が来るまでは変更を認識してくれないのです。有名サイトでなければ数日から1週間程度かかる場合が多いです。
工程ごとの把握したい数値と把握方法
ユーザーにおこなってほしい行動は、困った→Googleでキーワード検索→自社Webサイトが表示→クリック→内容確認→問合せ等の行動です。この行動をとってもらうために知っておくことは、
- Googleのデータベースに登録されたか?
- どれ位表示されたか?また、どんなキーワードで何番目に表示されたか?
- 検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
- Webサイトに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?
の4点です。細かく見るともっとありますが、ひとまずこの4点を把握すれば大体のことがわかります。
上記の把握したい数値4点をそれぞれ解説し、最後に数値の把握方法を解説します。
Googleのデータベースに登録されたか?
そもそもGoogleのデータベースに、全世界の全サイトの全ページが登録されているわけではありません。
全世界のWebサイト数は19億以上あると言われています(推定)。各サイトは1Pではないので、とんでもない数のWebページがあることになります。
一説には、Googleさんのデータベースには、全世界に存在するページの半分も保存されていないという話もあります。
したがって、ちゃんとGoogleさんが自社のWebサイトの各ページを登録しているかを知ることがスタートになるのです。
このサイトも最初の3ヶ月はGoogleさんから完全に無視され、まったくデータベースに登録してもらえませんでした。
今では、申請しなくても登録してくれるようになりましたが、最初はそんな感じです。
ちゃんと登録してくれているかを調べる方法で一番手っ取り早い把握方法は、Google検索で、「site:自分のサイトURL」で検索してみてください。
検索結果に出てくればOKです。出てこなければ登録されていません。
どれ位表示されたか?また、どんなキーワードで何番目に表示されたか?
- 全体の表示回数
- どのようなキーワードで何回検索されたか?
- その検索結果に何番目で表示されたか?
が大事な数値となります。
そもそも表示されないとWebサイトに訪問してくれません。
また、検索結果に表示されたとしても、例えば100番目の掲載なら、たどり着いてくれません。
その上、関係ないキーワードで表示されて、クリックされても、消費者の困ったことを解決できないため、取ってほしい行動はとってくれません。
したがって、消費者がキーワードを入力するときに、どんなキーワードなら私たちが解決できるのか?そして、そのキーワードで自社のWebサイトが何番目に表示されているかが大事になります。
検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
クリック数とクリック率
が大事な数値となります。
表示されても自社のWebサイトに訪問してくれないと何も始まりません。
だから、どれだけは訪問してくれたのか?の実数と、検索表示された内、どれ位クリックされているか?を把握することが大事です。
HPに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?
- してほしい行動の総数
- 訪問後どんな行動をしたのかが把握
が大事な数値となります。
何人がWebサイトに来てくれて、何人してほしい行動(例えば問い合わせ等)してくれたのか?
問い合わせしてくれなかった人は、最初に見たページから別のページを見たのか?何ページ見てくれたのか?どのページでWeサイトを離れたのか?などを知る必要があります。
知りたい数値の把握方法
どのような数値を把握すればいいかは上記で説明した。ではどうやって把握するかを解説します。
googleさんがとても優秀なツールを用意してくれています。
グーグルサーチコンソールとグーグルアナリティクス4プロパティ(GA4)
この2つでほぼすべての数値を取ることができます。
2つとも、Googleさんが無料で提供している各種数値を把握するためのツールです。
サーチコンソールはどうやって自社Webサイトに入ってきたか?GA4は自社Webサイト内でどんな行動をしたか?がわかります。
共に登録していないのであれば、すぐに登録しましょう。それぞれの登録方法は、以下のサイトが一番分かりやすいです。素人が登録を行うと、どうしても途中で引っかかります。そこをちゃんと解説してくれているサイトです。
サーチコンソル、GA4共に設置方法の記事がありますので、検索してみてください。
各工程の課題及び打ち手の方向性
前述したとおり、ユーザーにおこなってほしい行動は、困った→Googleでキーワード検索→自社Webサイトが表示→クリック→内容確認→問合せ等の行動です。この行動をとってもらうために知っておくことは、
- Googleのデータベースに登録されたか?
- どれ位表示されたか?また、どんなキーワードで何番目に表示されたか?
- 検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
- Webサイトに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?
の4点です。それぞれの数値の見方・課題・打ち手の方向性を解説します。
Googleのデータベースに登録されたか?
この工程はシンプルで、
登録されていないページが存在することが課題
この課題を解決するために、まずは、インデックスされていないページを特定します。
サーチコンソールで、インデックス数を把握します。
どのページがインデックスされているかもわかりますので、
インデックスされていないページを特定し、インデックスを申請します。
申請して必ずインデックスされるわけではないですが、取り急ぎ出来ることはこれだけです。
どれ位表示されたか?また、どんなキーワードで何番目に表示されたか?
まずは、
上位表示したいキーワードを想定しているかどうか?
がまずはポイントとなります。
キーワードを想定しないと、これ以降の数値分析をしても適切な課題設定ができません。
まずは上位にいきたいキーワードを想定しましょう。
キーワードが設定出来たら、表示総数及びキーワードごとの現状を把握します。サーチコンソールでは、どんなキーワードで表示されているか?キーワードごとの平均掲載順位は何番目かを把握できます。
想定したキーワードで
表示されているか?何番目か?を把握して課題設定する
課題設定したら、対策を考えます。基本的な考え方は、検索者が入力したキーワードの意図にかなうページ内容になっているか?がポイントです。
ただ、その前提として、とっても大事なことがあります。
ページ内に記載していないことは、Googleさんはできないと判断するという事実
忖度してくれません。
まずはできることをちゃんと記載することがまずは大事になります。
だからこそ、最初に自社のWebサイトを自分で変更することができるようにすることが大事と説明したのです。
その上で、キーワードの意図とページ内容のギャップを埋めていく作業を行います。
検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
クリック数を増やすために、何が課題かを設定します。
課題は以下です。
上位表示されていないこと、もしくは、検索結果テキストの内容の不備
打ち手はそれぞれ以下になります。
- 検索結果の1P目に掲載される状態を作る
- 検索結果のタイトル、説明の内容を充実させる
クリック数、クリック率はサーチコンソールで把握します。
検索結果の1P目に掲載される状態を作る
掲載順位が上がれば上がるほどクリックされます。1P目(基本10件表示)でも上位か下位かでは明らかにクリック率は変わります。当たり前ですが。
掲載順番はGoogleさん次第なので、その記事はもちろん、サイト全体も含め記載内容を充実させることが、回り道のようで一番近道です。
テクニックで上位表示できたとしても、コアアップデートで簡単に下位へ落ちてしまいます。
記事内容を充実させ、検索者の課題解決できる記載内容にすることが一番の近道です。
その上で、サイトの他の記載内容も充実させることです。
サイト全体の評価(ドメインパワーと言います)が上がることで良いサイトと評価され、各記事が上位表示される可能性が上がります。
ドメインパワーの把握方法は以下のサイトで知ることができます。
パワーランクが40台でも棒グラフが真ん中位まで行くので、良さそうに感じます。
しかし、競合を調べると、表示上位会社は70前後あります。各業界で異なりますので、競合のドメインパワーを各自で計ってみてください。
ただし、無料で調べることができるのは1回/日だけです。会員になると3回/日調べることができます。
毎日の日課として私は30社ほど調べてみました。
検索結果のタイトル、説明の内容を充実させる
上記のように表示されるので、タイトル(30文字前後)、サイト説明(メタディスクリプションと言います)でサイトの説明をわかりやすく表現することです。
ともに、CMSの管理画面で設定できます。ただ、タイトルは変更通りに反映しますが、メタディスクリプションはGoogleさんが最適だと判断するものを自動生成しますので、登録した内容が表示されない場合も多くあります。
HPに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?
ちゃんと望む行動をとってもらうことがゴールです。問合せなどです。
何人訪問してくれて何人問合せしてくれたのか?逆に言えば、問合せしていない方はなぜ問合せしてくれなかったか?を課題設定
訪問してくれた人がそのページしか見ずに離脱しているのであれば、キーワードとそのページの内容が合っていないことが課題です。
Webサイト内を回遊してくれているのに、問合せしていないのであれば、興味があり、ちゃんと理解した上で、問合せしないという判断をしてることになります。
GA4でさまざまな数値を見ることができます。仮説を立てて、課題設定をしてみましょう。
Webサイトで集客する方法 基礎の基礎の「まとめ」
困った→Googleでキーワード検索→自社Webサイトが表示→クリック→内容確認→問合せ等の行動
上記が自社Webサイトに訪問してくれる流れです。
1.とっても大事な前提→自分でHPを変更できる状態にすること
2.工程ごとの把握したい数値と把握方法→アナリティクスとサーチコンソールを使うこと
3.工程ごとの課題及び打ち手の方向性→2の数値を元に課題設定し、解決策を行うこと
特に2、3のPDCAを地道に直すことが大事になります。
もし、余裕があればですが、自分でブログ等のサイトをワードプレスで立ち上げてみるとより理解が深まります。
コストは、月1,000円位のサーバーレンタル代だけで、運用できますよ。
私が使っているレンタルサーバーは以下です。レンタルサーバーは他社との差がわかりにくいのが悩みどころです。選択のポイントは、スピードと価格になります。このサーバーはこの点でまったく問題なしです。
また、ネットの仕組みを基礎から学びたい時は、
何回も読んだおススメ本!ビジネスを学ぶ「Web」編をまとめております。これらだけ読めば大丈夫です。
私が一から勉強した時に使った本をまとめています。とっても理解しやすい内容ですよ。
ここまでを理解していれば、最低限知らないといけないことは、理解できている状態です。後は、課題設定と実行のみです。
テクニックに走るのではなく、検索者が入力するキーワードの意図を想像し、それに合う記載内容を追加していくことが最初にやることです。
でもその前に、記載がないとないものとなります。Googleさんにこのサイトは関係ないと判断されないようにしましょうね。
ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。
本を読む習慣がない方は、プロのナレーターが朗読した本をアプリ等で聴けるサービスがおススメです。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。
オーディオブック2強「Amazon Audible」「audiobook.jp」を徹底比較はこちら
アマゾンさんで電子書籍の定額読み放題サービスがあります。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。
読み放題「Kindle Unlimited」をおススメする人しない人はこちら
何回も読んだおススメ本の紹介は以下を参照下さい。
何回読んでも学べた本厳選!ビジネスに役立つおすすめ本はこちら
記事一覧から探したい場合はこちら
用語から検索したい場合はこちら