知っておきたい 考え方・意識・スキル44選

2.考え方・意識・スキル
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就職してからの数年間は、とても大事な期間となります。

知識の積み重ねと課題解決を行う経験により、30代以降の成長曲線が決まるからです。

働き始めたら、たくさんのことを学ぶことになりますが、できるできないは置いておいて、まずは知っておいてほしい考え方・意識・スキルがたくさんあります。

この記事では、出来だけ早く知っておきたいことを厳選して、わかりやすく解説しています。

この記事は、

・3回の転職経験
・中途採用の責任者の経験
・多数の書類選考・面接の経験
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・1,000冊近い読書経験

これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。

(あわせて読みたい、社会人の勉強 学ぶ方法と知っておきたい知識を紹介

  1. 1枚の絵で表す
    1. 問題・課題・戦略・戦術を1枚の絵で表す
    2. ビジネス学びの4領域
    3. 会社の活動をたった「1枚の図」で表す
    4. 組織力とは?
    5. 能力発揮率とは?
    6. 個人以外力とは?
  2. 素朴な疑問
    1. なぜ働かないといけないのか?
    2. なぜ勉強しないといけないのか?
    3. 新入社員がなぜ電話を取らないといけないのか?
    4. なぜ出社しなければならないのか?
  3. 成長のために
    1. 成長とは?成長する方法とは?
    2. 成功体験の大事な理由と体験を積む方法
    3. 新社会人の3年間で踏んでほしい「成長のステップ」
    4. 社会人の最初の3年間で経験してほしいたった1つのこと
    5. 同じ時間でも、人より多くの業務経験が積める方法
    6. 「管理職になりたくない」と思った時
    7. 転職検討前の今「履歴書」「職務経歴書」を作る
    8. 「人の成長」にとってブラックな会社が増えている
    9. 自分で自分をほめる技術をつける
    10. 知識を得るコツ 深狭・広浅 どちら?
    11. 経験から学ぶための大事なコツとは?
  4. ビジネス用語の本質
    1. 会社とは?
    2. 仕事とは?
    3. 商売・ビジネスとは?
    4. 会社組織とは?
    5. 売上とは?利益とは?
    6. 商品・製品・サービスとは?
    7. なぜ増収増益を目指すのか?
  5. 基本スキル
    1. 伝え方の基本 「大枠から詳細へ」
    2. 前提をそろえるコミュニケーション
    3. ミスコミュニケーションの原因と対策
    4. 正しい情報を得る5つの方法
    5. 具体化と抽象化の使い分け
    6. 手段の目的化
    7. 論理と感情の関係
    8. 人には思考の癖がある
    9. 人が簡単には変われない根本の理由と対策
  6. 仕事の悩み
    1. 給料が安い
    2. 人間関係で悩む
    3. プライベートと仕事が両立できない
    4. 仕事が覚えられない
    5. 仕事にやりがいがない
    6. やりたいことが見つからない
    7. キャリアプランが思いつかない

1枚の絵で表す

問題・課題・戦略・戦術を1枚の絵で表す

この三角形で目指す姿、現状・問題・課題・戦略・戦術すべてを表わすことができます。

目指したい姿・ありたい姿=ゴールを設定→現状を把握→現状とのギャップが問題→問題の中で解くべき問題が課題→課題解決の方法と時間軸が戦略→戦略の具体的な行動が戦術です。

(詳しくは、「目指す姿・現状・問題・課題・戦略」をたった1枚の絵で表すを参照)

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ビジネス学びの4領域

ビジネスでは、様々な知識が必要となります。ただ、それらを学ぶ際に、

・何から学べばいいかわからない
・どの範囲まで学べばいいかわからない

この2点が困るポイントとなります。この2点踏まえて、ビジネスで学ぶべき重要な4領域は上記となります。

今まで30年以上の実務と1,000冊近くの本を読みましたが、結果この4領域が学ぶ領域とわかりました。まずはこの4領域を順番に学んでいきましょう。

(詳しくは、学ぶ範囲がわかる!「ビジネス学びの4領域」を1枚の図でわかりやすく解説を参照)

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会社の活動をたった「1枚の図」で表す

会社の活動を表す一枚の図

上図は、「会社の活動」を一枚の図で表したものです。会社で使われる基本語句の本質を知ることで、上図の会社の活動をより深く理解できます。

(上図の詳しい説明は、会社の活動をたった「1枚の図」で表すを参照)を参照)

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組織力とは?

  • 組織力=個人力×個人以外力
  • 個人力=個人の能力×能力発揮率
  • 個人以外力=組織力-個人力

組織力とは、上記3つの式で表されます。

(詳しくは、組織力とは?「個人力」と「個人以外力」に分けてわかりやすく解説を参照)

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能力発揮率とは?

個人の能力を何パーセント発揮するか?を表したもの

A社は、個人の能力が100で能力発揮率が40%なので個人力は400です。B社は個人の能力が50で能力発揮率が100%なので個人力が500となります。結果B社の方が個人力が高くなります。

脳力発揮率とはこのように個人力に大きな影響をあたえるのです。

(詳しくは、能力発揮率とは?率が下がる13の理由と対策3つをあわせて解説を参照)

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個人以外力とは?

組織力から個人力を引いて残ったもの

これが個人以外力です。

組織力―個人力=個人以外力ですが、具体的なものは以下となります。

・商品力
・ブランド力
・仕組み化力
・Web集客力

(詳しくは、組織力から個人力を引いた時に残る「個人以外力」をわかりやすく解説を参照)

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素朴な疑問

なぜ働かないといけないのか?

1人では生きていけないから

人は、他の人のサポートを受けながら生きています。

他の人がいなければ、食料を手に入れることもできないし、家を建てて生活することもできません。

もちろん、他の人のサポートだけを受け続けることができればいいのですが、そんな身勝手なこともできません。

したがって、他の人サポートを受けるだけでなく、他の人のサポートも行う=働くことが必要になるのです。

ひとりでは生きていけない以上、他の人をサポートする行動=労働をおこなうことで、お金を得て生活しないといけません。

ただ、働くことでさまざまなメリットを享受することができます。

お金を得ることができる
社会貢献ができる
自分が成長できる
さまざまな人に出会える

この4つがメリットです。

(詳しくは、なぜ働かないといけないのか?をわかりやすく解説を参照)

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なぜ勉強しないといけないのか?

選択肢を増やすため

勉強することで基礎力が上がります。その結果、学校や会社や職種などを選べる選択肢が広がります。

限られた選択肢から選ぶのか?広い選択肢から選ぶのか?では大きな違いですよね。

その違いを生むものが勉強です。

逆に言えば、選択肢を広げなくてもいいのであれば、無理に勉強する必要はありません。

選択肢が増える理由は以下です。

権利を獲得できるから
できることが増えるから
任されることが増えるから

選択肢が増えるメリットは以下です。

・自分の意見を遠慮せずに言える
・心の余裕

(詳しくは、なぜ勉強しないといけないのか?をわかりやすく解説を参照)

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新入社員がなぜ電話を取らないといけないのか?

新入社員が会社に貢献できる業務だから

理由は2つです。

必ず発生する業務だが、生産性が低い
誰でもすぐにできるようになる

あわせて、新入社員の業務なので、次の新入社員が入っているまでの限定業務です。

また、見るポイントを知ることで、

働き続けるべき良い会社かどうかがわかる

電話対応業務という一つの作業ですが、この業務に会社の本質とその会社が良い会社がどうかがわかります。

(詳しくは、新入社員がなぜ電話を取らないといけないのか?を参照)

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なぜ出社しなければならないのか?

自分で自分を守るため

なぜ自分を守ることになるか?

仕事の能力が上がるから

テレワークと出社で同じ時間働いた場合、明確に出社した方が能力アップにつながります。

仕事の能力が上がると、給料が上がる可能性及び、良い会社に転職できる可能性が広がります。

逆に能力が上がらないと選択肢が減っていきます。今は良くても、5年後10年後に能力を上げる努力をした人とそうでない人の差が大きくついてしまいます。

出社すると仕事の能力が上がるのは、

・出社した方が働くから
・無意識に得ることがたくさんあるから
・正しい評価やフィードバックを受けやすいから

この3つが理由です。

(詳しくは、なぜ出社しなければならないのか?をわかりやすく解説を参照)

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成長のために

成長とは?成長する方法とは?

一般的に「成長とは?」とは、大きくなったり、おとなになったり、できないことができようになることです。

少し抽象化し、成長を一言で言うと、

今と違う自分になる

となります。

「今と違う自分になる」を分解すると、

知らないことを知る
できないことができるようになる

また、

成長するためには、できないことにチャレンジすること
成長の度合いは、できないことへのチャレンジの回数と深さ

この2つが成長する方法と成長の度合いとなります。

成長するための具体的な方法は、

基礎能力を鍛える
手を上げて経験数を増やす

の2つです。

(詳しくは、「成長とは?」「成長する方法とは?」をわかりやすく解説を参照)

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成功体験の大事な理由と体験を積む方法

成功体験が大事なたった一つの理由とは

見えない未来に対して自信を持って行動できる

成功体験を積むことの効果は、この一言に尽きます。

成功体験の効果は、自信がつく、チャレンジ意欲がわくなどと言われます。

それらの効果がなぜあるのか?を突き詰めてみると、ある共通点が浮かび上がります。

それは、「心の余裕」です。では何に対する心の余裕なのかと言えば、まだ訪れていない未来へ進むことへの余裕なのです。

成功体験を積む方法は

成功体験を積むには、計画を立てること

このことが一番大事なことになります。成功体験は、努力しないと積めません。また努力の評価は自分自身です。

手を抜いたことやたまたまできたことは、自分でわかります。

したがって、自分で努力を認めやすくするためにちゃんと計画するのです。

(詳しくは、成功体験が大事なたった一つの理由と、成功体験を積む方法をわかりやすく解説を参照)

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新社会人の3年間で踏んでほしい「成長のステップ」

(1年目)1つの成功体験を経験する
(2年目)成功体験で得たノウハウを徹底的に横展開
(3年目)壁を乗り越え、新しい成功ノウハウを得る

上記の成長ステップが踏んでほしいステップです。このステップを踏むことで、4年目以降に成功ノウハウが増えていき、一気に成長できるようになるのです。

1年目は、成功体験を経験する計画を立てて、具体的に進めます。

2年目は、1年目の成功体験で得たノウハウを他のことに徹底的に横展開します。

3年目は、2年目で当たった壁を打ち破りましょう。

このサイクルを習慣化できることで、様々な成功体験から成功ノウハウを獲得することができるようになります。

(詳しくは、新社会人の3年間で踏んでほしい「成長のステップ」をわかりやすく解説を参照)

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社会人の最初の3年間で経験してほしいたった1つのこと

目の前の人に商品を売る経験をする

データではなく、Web会議でもなく、目の前にいる人に商品を売る経験をしてほしいのです。

商品を売った経験そのものよりも、お客様がどのように商品を買ってくれるのか?を目の前で経験してほしいのです。

表情の移り変わり
何を不安に思うか?
全然違う判断基準

その上で、上記3つの観点で、お客様がどのようなプロセスをたどって商品を買う決断をするかをリアルに経験してほしいのです。

人の心は状況により移り変わること、人により不安に思うことが全然違うこと、判断基準は人それぞれです。また、自分の考え方でものごとを考えると、判断を間違うことを理解できるからです。

(詳しくは、社会人の最初の3年間で経験してほしいたった1つのことを参照)

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同じ時間でも、人より多くの業務経験が積める方法

同僚や上司の仕事を「自分ならどうするか?」考える

自分自身で経験していることだけでなく、同僚や上司の仕事について自分ならどうするか?を考えてみる方法です。

もちろんすべてに関わると大変なので、自分の頭の中で、こっそり「自分ならどうする?」と考えてみるのです。

自分で考えた案と同僚や上司が考えた案を比較することで、様々な気づきや学びを得ることができます。

かけるコストは、こっそり頭の中で考えてみる時間だけです。

(詳しくは、同じ時間でも、人より多くの業務経験が積める方法を参照)

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「管理職になりたくない」と思った時

1.皆さんの上司が本来の管理職の仕事をしているか?
2.給料が上がりにくい現実
3.転職しづらい現実

この3つが知っておいてほしいことです。1の間違った見方の可能性、2.3は避けることができない事実であることを知っておいてほしいのです。

特に1の本来の管理職の仕事をしていない管理職はとても多くいます。

その方のイメージで判断することは間違った認識となりますので、注意しましょう。

(詳しくは、「管理職になりたくない」と思った時に知っておいてほしいことを参照)

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転職検討前の今「履歴書」「職務経歴書」を作る

現在の立ち位置(市場価値)がわかる
将来を考えるきっかけとなる

この2つが大きなメリットとなります。

転職を考えた時に初めて書き始めると、過去の行動の中からしか書くことができず、どうしても記載内容が限られます。

したがって、転職を考える前から、「履歴書」「職務経歴書」に何を書くかをイメージしながら、普段の仕事をおこなってほしいのです。

そうすることで、経歴がきれいに整い、転職時の書類通過率を上げるだけでなく、皆さんのキャリアパスを見つけることにもつながるからです。

(詳しくは、転職の有無に関係なく、今「履歴書」「職務経歴書」を作るメリットを解説を参照)

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「人の成長」にとってブラックな会社が増えている

経験時間の減少
叱られる機会の減少
回りから受ける刺激の減少

「人の成長」にとってブラックな会社が増えています。理由は上記の3つです。

いまだに拘束時間がブラックな会社は多いですが、最近は拘束時間がとてもホワイトな会社が増えてきました。

その上テレワークという、若手にとっては自分自身をどうコントロールすればいのかわからない働きが付加されました。

この2つは若手の成長にとって実はマイナスでしかないのです。ある意味「人の成長」に関するブラックな会社が増えたということです。

20代の人にとって、上げたらきりがないくらい、一緒のオフィスでは働くことの学びは大きいのです。この経験が減っているのです。

(詳しくはブラック企業減が、「人の成長」に対するブラック会社を増やす理由を参照)

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自分で自分をほめる技術をつける

ほめられない方向に環境が移行しているため
ほめられることが自分自身の成長につながるため

ほめられない環境でいかにほめられるか?を考えると、自分で自分をほめる方法を習得するしかないのです。

上司や先輩が、ちゃんと叱ってくれる機会があることで、認知できていないことを知ることや、認知は出来ているが向き合えていない課題に向き合うことができます。

ただ、その機会が大きく減っている=褒められない環境に移行しているのです。

また、できないことがわかり、出来るように行動すること。出来ていることを認知し、自信を持って行動すること。逃げている課題に向き合うことで、できるようになること。この3つで人は成長します。

これらの起点となるのが、ほめられることなのです。ただ、上記の環境なので、ほめられることが減っているのです。

だから自分で自分をほめる技術を習得する必要があるのです。

(詳しくは、自分を守るために!自分で自分をほめる方法をわかりやすく解説を参照)

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知識を得るコツ 深狭・広浅 どちら?

最初は「深く狭く」知ることが良い

①浅く広く知識を得た後には、②深くに知識を広げます。①深く狭く知識を得た後には、②広く知識を広げます。どちらが①→②に行く際に知識を広げやすいか?

広く浅くだと、深さについては「わからないからできない」状態です。深く狭くだと 深さがわかっているので、広げる際は「わかっているけどできない」状態です。

ということで、まずは深く狭く知識を得る。その後広めていく方がより効率的だし、わかっているけどできない状態まで早く行けることになります。

(詳しくは、知識を得るコツは「深狭?広浅?」をわかりやすく解説を参照)

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経験から学ぶための大事なコツとは?

すぐにネット検索せず一旦考える!

たったこれだけです。たったこれだけの行動が、経験から多くのことを学ぶコツになります。

理由は、すぐに検索する癖により、脳の本来の力をほとんど使っていないためです。

自分で一旦考えたら、間違っているかどうかが判断でき、このことで脳は学習します。すぐに検索することで、せっかくの脳の学習の機会をなくしていることになるのです。

(詳しくは、すぐに検索しない!経験から学ぶための大事なコツをわかりやすく解説を参照)

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ビジネス用語の本質

会社とは?

現金を使って現金を増やす器

会社の活動は、1.現金を集める→2.投資する→3.2を使って商品やサービスを作って販売し、売上を上げる→4売上から費用を引けば利益となる→5.現金が増えたかどうかを確認するです。

これが会社の活動なので、会社の本質は、現金を使って現金を増やす器となります。

(詳しくは、本質を一言で表現!「会社とは?」をわかりやすく解説を参照)

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仕事とは?

労働という「価値」を「お金」に変えること
「価値」とは課題解決
「お金」の大小は影響力による

仕事は、人の役に立つこととか、自分自身の成長のためと言われるのはなぜでしょうか?

少しの労働時間で、沢山のお金をもらえる人は少数派です。

課題解決力をつけて、その結果影響力を得て初めて、沢山お金をもらえることになります。

影響力は他の人の役に立つことですし、課題解決力は自分自身の成長で獲得できますので、このように言われるのです。

もちろん、お金以外の目的を望む人もいますので、すべての人がお金が第一ではないです。

ただ、このことが本質なので、お金を沢山もらいたいなら、課題解決をを通した影響力をつけるしかないのも事実です。

(詳しくは、仕事の本質を分かりやすく解説!なぜ仕事が必要?なぜ給料が違う?を参照)

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商売・ビジネスとは?

人に動いてもらうこと

すべてはこれにつきます。そして人が動くには、ロジックで理解してもらい、理解してもらった内容で感情が動く必要があります。

人はロジックでは動かないと言いますが、まずはロジックで内容を理解できないと感情が動くところまで行かないのです。

(詳しくは、「商売・ビジネスの本質」をわかりやすく解説を参照)

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会社組織とは?

1人ではできないことができること

これが会社組織の本質となります。

また、会社組織には必ず必要なものがあります。

  • 人が集まること
  • 共通の目的があること
  • 分業されていること
  • 仕組みやルールが整備されていること

この4つです。この4つがあることで、初めて「1人ではできないことができる」ようになります。

(詳しくは、「会社組織の本質とは何?」をわかりやすく解説を参照)

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売上とは?利益とは?

売上は、顧客の期待値を金額にしたもの
利益は、商売を続ける権利を得るもの

これが売上と利益の本質です。

売上はあくまで期待に対してお金を払ってもらうものです。製品・商品・サービスを購入するときは、使用する前に購入を決定します。

その製品・商品・サービスを購入後不満があっても、基本契約した金額を支払わないといけません。

だから、売上とは、期待値を金額にしたものなのです。

ただ、売上が上がっても利益が出ないと事業を継続することはできません。だから利益を出すことで、事業を続けることができる=権利を得ることになるのです。

(詳しくは、「売上とは?利益とは?」本質と意味をわかりやすく解説を参照)

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商品・製品・サービスとは?

課題解決の手段

手段の方向性は2つです。

解決人数の大小
1人(1企業)当たりの課題解決の浅さ深さ

商品・製品・サービスは、購入者の課題解決をおこなう手段です。

購入することで、便利になる・楽になる・満足できるなども含めて、何かの不の解消=課題解決を実現しています。

逆にこのメリットがないと、私たちはお金を出さないです。

そして、個別の対応をしていると効率が悪いため、課題をまとめて解決する商品・製品・サービスを開発します。まとまって大きな数になれば、当然大きな売上となります。

(詳しくは、「製品・商品・サービスの本質とは?」をわかりやすく解説を参照)

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なぜ増収増益を目指すのか?

経営・従業員・顧客のハッピートライアングルのため

具体的には、

経営者の心の安定
従業員の市場価値向上
顧客サービスの安定供給

この3点が増収増益を目指す具体的な理由です。

増収増益ができなくなると、この3つが実現できなくなり、その中でも特に従業員が不幸になるのです。

(詳しくは、「増収増益を目指す理由」をわかりやすく解説を参照)

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基本スキル

伝え方の基本 「大枠から詳細へ」

・最初に全体感、目的、結論、テーマ、話の流れなどの大枠を伝える
・そのあとに詳細を伝える

これが、何かを伝えたい時に伝わりやすく、相手に行動までおこしてもらいやすくなる方法です。

また、大枠から詳細へ伝えることで以下3つが実現します。

・相手の頭の中を整理できる
・推測の弊害をなくせる
・前提をそろえることができる

これにより、伝えたいことが伝わり起こしてほしい行動をとってもらいやすくなります。

(詳しくは、伝え方の基本 「大枠から詳細へ」をわかりやすく解説を参照)

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前提をそろえるコミュニケーション

形容詞に注意
言葉の定義に注意
打ち手議論に注意

この3つがコミュニケ―ションの前提として注意することです。

人はすごい能力をもっています。それは推測する能力です。「昨日のあの件だけど」というだけで、昨日様々なことがあったはずなのに、あの件を特定できます。

この能力があるので、円滑なコミュニケーションが図れるのです。でも、この能力は万能ではありません。だから、間違がえてしまうことがあるのです。勝手な推測で思い込むのです。

話を聞く際は、上記3点を意識して前提を揃える意識を持ちましょう。できない場合は、頑張って何を前提にしているか考えましょう。

(詳しくは、コミュニケーションを円滑にする手段「前提をそろえる」をわかりやすく解説を参照)

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ミスコミュニケーションの原因と対策

ミスコミュニケーションがそもそも起きるのは?

おきる部分がとても多いから

ミスコミュニケーションとは、伝えた人と受け取った人に認識の齟齬が出ることです。

ただ、齟齬が起きる部分が多いので、とてもよく起きることです。

ミスコミュニケーションの対策の注意点

分解して考えないと正しい対策にたどりつかない

「ミスコミュニケーション」という言葉は、さまざまな要素が含まれている言葉です。

「売上の低迷」という言葉と同じで、原因が沢山あります。

したがって、ミスコミュニケーション自体を対策が打てる大きさに分解した上で、原因と対策を考えないと正しい解にたどり着きません。

ミスコミュニケーションが起きる部分とは?

・頭に思ったことを言葉に変える際のミス
・言葉を伝えるか伝えないかの判断のミス
・適切な言葉が選択できないミス
・言葉の解釈でおきるミス

上記4つでミスコミュニケーションが起きます。

(詳細は、ミスコミュニケーションの4つの部分とそれぞれの原因と対策を参照)

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正しい情報を得る5つの方法

・情報発信メディアの情報の偏りの傾向を知っておく
・ミクロ・マクロ、目的・手段で分ける
・事実及び数字でおさえる
・分子・分母を意識する
・分野ごとに正しいことをよく言っている人をおさえておく

メディア等で日々大量の情報を得てしまっています。その中から正しい情報を得るには、上記4つの方法をおこなうことが必要です。

1.情報発信メディアの情報のかたよりを把握するには、情報発信者の「儲ける手段」を把握することで、どのような偏りが出るかがわかります。

2.ミクロ・マクロ、手段と目的で分けることで、意見を整理できます。たとえば、円安となると、ミクロでは、輸入業が大変だという話になります。ただ、日本というマクロで見たら、日本が儲かることになります。

このようなミクロとマクロで議論しても平行線のままです。だから、ミクロな話なのか?マクロな話なのか?を分ける必要があります。手段と目的も同じです。

3.事実及び数字でおさえるはわかると思います。事実でおさえることで、推測を排除できます。

4.事実をおさえることは大事ですが、その事実の分子と分母を意識することで、その事実が多く発生するのかしないのかを客観的にとらえることができます。

5.自分にとって正しいことをよく言う人をおさえておくことも大事です。出来れば3名位見つけておき、SNS等で情報を常に得ておくと、世間の流れに惑わされにくくなります。

(詳しくは、各メディアから正しい情報を得る5つのコツをわかりやすく解説を参照)

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具体化と抽象化の使い分け

・日常業務に直接関わる知識は具体化する
・その他の知識は抽象化する

基本的には、上記の考え方で知識を得にいくと、混乱せずに知識量を増やすことができます。

日々の日常業務は具体化した知識でこなします。もし、対応できない場合は、抽象化した知識を頭の中から引き出し、業務をおこないます。

そのために、具体化した知識を沢山並列で持っておくのではなく、具体化した知識を抽象化した上で、分類・整理し、見出しだけを頭の中に入れておくのです。

必要になった時に、見出しをもとに、紐づく知識の中から一つ選んで活用するイメージです。

(詳しくは、社会人の学びのコツ「具体化と抽象化を使い分ける」を解説を参照)

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手段の目的化

・手段実現が、目的になってしまうこと

これが手段の目的化です。本来は、目的を実現するために手段があり、手段が達成できた時に、目的を実現できたかを把握して、その手段が正しかったかどうかを判断します。

ただ、人は上記の中で時間が経過した時、また、議論に集中している時に、気がつけば手段を達成することが目的に置き換わってしまいます。

その結果、手段を達成することに集中し、目的は蚊帳の外で、手段が達成できればそれでよかったとなってしまいます。

わかってはいても、陥るのが手段の目的化です。常に目的を意識する癖のみが解決できる手段です。

(詳しくは、「手段の目的化」の意味と具体例と原因をわかりやすく解説を参照)

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論理と感情の関係

他の人に行動してもらうための両輪

人に伝えるには論理がないと伝わりません。また伝えた結果、感情が動かないと行動してもらえません。

仕事では本当によく直面することです。

論理と感情はともに自分自身の中にあるものです。ただ、この2つは他の人へのコミュニケーションツールでもあります。

・生活する集団の数
・知らない人と関わる回数
・協業してお金を稼ぐ

昔と今の大きな違いはこれらです。

コミュニケーションの範囲と人と目的が変わったことで両方必要になる

生まれ育った時から知っている人とのコミュニケーションから、赤の他人である知らない人とのコミュニケーションに変わり、その人たちと協業してお金を稼がないといけなくなりました。

この違いがとても大きな変化となり、感情中心のコミュニケーションでは、成り立たなくなり、両輪となったのです。

(詳しくは、「論理」と「感情」の関係をわかりやすく解説を参照)

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人には思考の癖がある

  • 数万年前の狩猟採集時代の思考から進化していない
  • 脳は、昔から先入観や経験則でまずは判断している

この2つが思考の癖の正体だそうです。脳の構造は、狩猟採集時代からさほど変わっていないだそうです。

そして、この2つによって、以下のように考える癖があります。

  1. 自分に都合にいい情報ばかり集める
  2. 特徴的なことに引っ張られて全体を判断
  3. 沢山の人が支持している内容が更に支持される
  4. 自分の所属する組織の意見を信じる
  5. 結果が出た後に事前にわかっていたように感じる
  6. 投資を無駄にしたくない気持ち
  7. 最初の提示が基準となる

このように思考には癖があることを理解しておきましょう。対策は、正直難しいです。なぜなら、本能だから。

(詳しくは、考える際に注意が必要!「人の思考の癖」をわかりやすく解説を参照

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人が簡単には変われない根本の理由と対策

人が変われない根本の理由は、

人は変わることに適合していないため

人は元来簡単には変われない生き物であり、変わろうとすると、様々な感情が邪魔をする性質を持っているのです。

その行動を変えるための方法は、自分自身の努力でビジネス書を読む(インプット)、文章を書く(アウトプット)の2つ。

もうひとつは、変化せざるを得ない環境に身を置くことです。

(詳しくは、人が簡単には変われない根本の理由と対策についてわかりやすく解説を参照)

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仕事の悩み

給料が安い

・現時点の給料が安い
・将来給料が上がらなさそう

給料が安いことで悩む場合は上記2つです。

ただ、2つに共通することは、選んで入社した会社でほぼ給料は決まるという事実です。

これを言ってしまえばそれまでですが、これが事実です。

したがって、給料を上げるには、給料が上がりやすい会社で働くことです。

給料が上がりやすい会社の特徴は、下記4つです。

1.昇進しやすい(上が詰まっていない若い会社)
2.シェアトップか成長業界
3.粗利率(売上総利益率)が高い
4.複数の売れている商品や事業を持っている

本当に給料を上げたいなら、上記4つを兼ね備えた儲かる会社で働くことが大事になります。

(給料が上がる会社の詳細は、「給料が上がる会社」「上がらない会社」の見分け方を参照)

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人間関係で悩む

・会社は、人の生活様式に適合した場所ではない
・会社には、9割の良い人と1割の悪い人がいる
・9割の良い人でも、会社に属するから悪くなる人がいる

人間関係で悩むのは上記3つが原因です。そもそも会社という組織は、人間関係が築きにくいのです。

人間関係で悩んだ場合の対策は、

・回りに嫌な人がいなかったらラッキーと思う
・嫌な思いから思考を変える方法を持っておく
・会社の付き合いとして割り切る
・自分の能力をつける
・転職する

上記5つが対策です。

(詳細は、会社の人間関係で悩んだ時、対策を打つ前に知っておいてほしいことを参照)

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プライベートと仕事が両立できない

プライベートと仕事が両立できない3つのケースは、

・残業が多く物理的な時間がない
・残業に関係なく、精神的に時間がないと感じる
・残業は多くはないが、仕事の時間をもっと減らしたい

プライベートと仕事が両立できないのは、上記3つのケースです。対策は異なる方法になります。

(詳しくは、20代の悩み「プライベートと仕事が両立できない」の対策をわかりやすく解説を参照)

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仕事が覚えられない

仕事を覚えることができないと感じる人へのアドバイスは、

・今は気にする必要なし 2年後ちゃんとできてる

です。

さまざまな経験を積むことで、業務の抽象化ができ、経験しなくても、こうやればできそうだと思える時期が必ずきますが、仕事を覚えやすくするポイントは、以下の2つです。

・知識を沢山インプットしつつアウトプットする
・常に業務の目的を意識

(詳しくは、20代仕事の悩み「仕事が覚えられない」の理由と対策を参照)

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仕事にやりがいがない

やりがいがないとは?

「やりがいがない」とは、自分の行動に価値を感じないこと

自分が行動したことに価値がないと自分自身が思っている状態です。

自分自身で価値があると思えない場合は以下の3つです。

・仕事内容があっていない仕事をしている
・自分にとって簡単すぎる仕事をしている 
・自分に任されない仕事をしている

(詳しくは、20代の仕事の悩みの1つ!「仕事にやりがいがない」の原因と対策を解説を参照)

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やりたいことが見つからない

やりたいことを見つけるためには、以下の4つをひとつずつおこなっていきます。

・なぜやりたいことを見つけたいか?を考える
・過去の自分の行動を書き出す(469個の質問)
・経験したことがないさまざまなことにチャレンジする
・見つかった時に高い位置からスタートできる準備をする

やりたいことが見つかった時の最大のメリットは以下です。

・困難に立ち向かう勇気をもらえること

このメリットを得ることが目的となりますので、このメリットがほしいかどうかがひとつのポイントです。

そして、もうひとつのポイントは、やりたいことをやっていると楽しいと思えるからです。

(詳しくは、「やりたいことを見つける方法」実例を元にわかりやすく解説を参照)

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キャリアプランが思いつかない

キャリアプランは以下の2つのステップで考えます。

第一ステップ
リーダーマネジャー職か専門職か?

第二ステップ
ゴールから考えるか?流れで考えるか?

この質問答えることで、どこにいくか?どうやっていくかが決まります。

仮置きでもいいので、まずはこの2つを決めましょう。これだけで方向性は明確になります。

(詳しくは、たった2ステップ キャリアプランの考え方をわかりやすく解説を参照)

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ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。

本を読む習慣がない方は、プロのナレーターが朗読した本をアプリ等で聴けるサービスがおススメです。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

オーディオブック2強「Amazon Audible」「audiobook.jp」を徹底比較
本を朗読してくれるサービスがあります。「オーディオブック」という総称で呼ばれており、「Amazon Audible(オーディブル)」と「audiobook.jp」の2社がこのマーケットの2強となっています。この記事では、この2社のサービスの違いについて詳細に紹介します。

オーディオブック2強「Amazon Audible」「audiobook.jp」を徹底比較はこちら

アマゾンさんで電子書籍の定額読み放題サービスがあります。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

読み放題「Kindle Unlimited」をおススメする人しない人
AmazonさんのサービスにKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)があります。 指定された電子書籍であれば、定額で読み放題となるサービスです。 月額税込980円というお手ごと価格となっていますが、サービスの内容から、おス...

読み放題「Kindle Unlimited」をおススメする人しない人はこちら

何回も読んだおススメ本の紹介は以下を参照下さい。

何回も読んだおススメ本!ビジネスに必要な4領域13テーマに分けて紹介
今まで、1,000冊弱の本を読んでいますが、結果、沢山の分野の本を読むことになりました。この記事では、私が実際に読んだ本の中から、気づきがとても多くあった、おすすめ本を厳選して紹介します。

何回読んでも学べた本厳選!ビジネスに役立つおすすめ本はこちら

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