仕事の本質を分かりやすく解説!なぜ仕事が必要?なぜ給料が違う?

1.会社関連用語の本質
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社会人をしていると、誰もがぶつかる問題は、なぜ仕事しているのだろう?仕事ってなんだろう?という疑問です。

お金のためと言えばそれまでですが、それだけのために、人生の半分以上の時間を使っている現状をどう考えるか?

この問題は個人ごとに考え方が変わりますし、とても深い問題です。

仕事とは?と検索してみると、人の役に立つこととか、自分自身の成長のためとかの美辞麗句が並びますが、何かピンとこない人も多いと思います。

この記事では、仕事の本質とは?はもちろん、そもそも人はなぜ仕事をしないといけないのか?なぜ人によって給料が変わるのか?も含めてわかりやすく解説してます。

全員に正解となる考えではないと思いますが、仕事の本質を考えるきっかけになればと思います。

この記事は、風土の違う5社での経験、数百名のマネジメント経験、数千社との取引経験をもつ、よしつが、書いています。

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仕事の本質とは?

  • 労働という「価値」を「お金」に変えること
  • 「価値」とは課題解決
  • 「お金」の大小は影響力による

このことが仕事の本質だと考えています。

仕事の本質を詳細に解説

では、仕事の本質について詳しく解説していきます。

なぜ仕事をしないといけないのか?

まず仕事とは?なにかから説明します。

仕事とは、働くことです。

ではなぜ働かないといけないのか?

人は一人で生きていけるのか?という質問にすべての答えがあります。

残念ながら、人は一人では生きていけません。他の人と協力しないと生きていけないのです。

協力するためには、お互いにできることをおこなうことで、協力関係を築く必要があるのです。

自分が生きるために必要な食料を、自給自足で確保することは、今の世の中ではできません。

当然、水もです。もちろん、電気もガスの家も自分で調達できません。

だから、その集団の中で、食料調達や水の調達のために、仕事を行う必要があるのです。

ちなみに、人はなぜ仲間外れということをおこなう性質をもっているかご存知ですか?

人類の長い歴史の中で、働かずにいい思いをする他人の行動を改めさすために、この行動習性を身につけたのです。

私たちは、自分の意思だけでなく、他の人からのプレッシャーで働かされているのです。

労働という「価値」を「お金」に変えるとは?

大昔と比較すると、生活集団が大きくなったことと、分業の仕組みが発達しました。

その結果、物々交換では間に合わず、必要なものを獲得する手段としてのお金が開発されました。

その結果、お金を得る必要が発生し、労働という価値をお金に変えることが必要となったのです。

大昔は、100名以内の集団で生活していました。

その集団の中で、労働という価値を提供することで、お金ではなく、集団の中にいることができる権利と、食料を分けてもらう権利を得てました。

労働の価値の一例としては、獲物を取ってくること、獲物を取る道具を作ること、子育てを行うことなどが価値でした。

獲物を取ってくること、獲物を取る道具を作ることはわかりやすいですね。獲物がないと食料がないので、必ず必要となります。

子育てについても、次の世代の人を育てることで、食料捕獲できるようにすることと、自分たちの老後を過ごせるようにするために必要なことです。

このように集団で生活する人が、生き延びていけてるために、何を提供できるか(=分業)が価値でした。

このような時代は、お金が必要なかったのです。

ただ、時代を経て、定住化=農耕が発達し、1つの集団の数が爆発的に増えました

その結果、他の集団との物品の交換が始まり、より交換しやすいようにお金が開発されました

お金の誕生により、1対1の物々交換ではなく、複数対複数の取引が可能となることで、更に広い範囲での分業がおこなわれるようになったのです。

この生活様式をベースに現代が形成されています。

「価値」とは課題解決

価値とは課題解決です

集団には、必ず課題があります。なぜなら、外敵環境、内的環境が完全に固定されることはなく、今までできたことができなくなることや、今までのやり方では、通じなくなることが起きるからです。

だから、必ず何かの問題があり、その中で解決しないといけない問題=課題が発生します。

課題解決というと重く感じるのですが、例えば、飲食店において、バイトとして働くことは、その店の人出が足らない課題を解決していることになります。

また、お客様の課題を自社商品購入することで、課題解決している場合もあります。

高級ブランドバックの製造販売についても、消費者の所有することでうれしくなるとか、優越感に浸れる等の状態にはない課題を、購入することで解決しているのです。

このように、働くこと=労働することが課題解決という価値を提供していることになります。

逆に、課題解決にならない働き方には、お金を払う人がいません。

人手が足りている=課題ではないのに、人を採用することはしません。

だから、働いてお金をもらっているということは、何かを課題を解決している(解決を期待されている)から雇われているのです。

「お金」の大小は影響力による

影響力を式で表すと、
個人力×会社力=影響力=得られるお金となります。

「個人力」によってもらえるお金が変わる理由は?

では、同じ時間働いているのに、個人力でもらえるお金に差が出るのはなぜなのか?

外部に与える影響力の総量が変わるからです。

同じ時間で、顧客1社しか課題解決できない場合と、沢山の顧客の課題を解決できる場合では、当然後者の影響力が高く、もらえるお金が高くなります。

また、沢山の人に影響をあたえる意味合いでは、平社員よりも社長の方が大きな責任を持っています。

当然、発言・行動・判断の及ぼす影響も大きいので、沢山の給与をもらっています。

また、売れていない芸能人を使うよりも、有名な芸能人を使う方が影響力があります。だから、有名は芸能人は高い報酬をもらっているのです。

「会社力」によってもらえるお金が変わる理由は?

強い会社は、一人平均の稼ぐ金額が、個人力×人数を超えています。仕組み化ができており、稼ぐ効率が高いのです。

この結果は、強い会社ほど、関わる人数の総和以上の影響力を発揮します

その結果、沢山給料というお金を出すことができるのです。

総じてですが、中小企業より大企業の給与が高いのは、この要因が大きなポイントとなります。

上記の影響力に加えて、利益額の大小も大きな要素となります。

その会社がどれだけ、利益額を稼いでいるかで、給与や報酬として出せるトータル金額が決まります。

あくまで中小企業だから安いのではなく、稼ぐ利益額で変わるのです。

個人力×会社力=影響力で給料が決まる

そして、個人力と会社力の掛け算がもらえるお金となります。いくら個人力が高くても、会社力がなければ、それほど高い給料はもらえません。

ただ、個人力が普通でも、会社力が高い企業であれば、沢山の給料をもらえることになります。

だから、高い給料をもらいたければ、同じ個人力でも沢山給料をもらえる、会社力の高い企業を選ぶ必要があるのです。

仕事の本質とは?の「まとめ」

  • 労働という「価値」を「お金」に変えること
  • 「価値」とは課題解決
  • 「お金」の大小は影響力による

仕事は、人の役に立つこととか、自分自身の成長のためと言われるのはなぜでしょうか?

少しの労働時間で、沢山のお金をもらえる人は少数派です。

沢山の金がもらえるようになるためには、課題解決力をつけて、その結果影響力を得ることが、沢山お金をもらえることになります。

影響力は他の人の役に立つことですし、課題解決力は自分自身の成長で獲得できますので、このように言われるのです。

もちろん、お金以外の目的を望む人もいますので、すべての人がお金が第一ではないです。

ただ、このことが本質なので、お金を沢山もらいたいなら、課題解決をを通した影響力をつけるしかないのも事実です。

楽して稼ぐとは短期でたまたまできたとしても、長期では続かないのです。

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