なぜ出社しなければならないのか?をわかりやすく解説

2.考え方・意識・スキル
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出社するのが当たり前の時代に起きた出来事で、テレワークが普通になりました。

ただ、揺り戻しがおきており、出社しなければならない流れになってきた会社も多くあります。

テレワークで対応できていたのに、「なぜ出社しなければならないのか?」と感じている人も多いと思います。

この記事では、そのような疑問を解決するために、なぜ出社しなければならないのか?について、わかりやすく紹介します。

この記事は、

・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験
これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。

(あわせて読みたい、知っておきたい 考え方・意識・スキル

なぜ出社しなければならないのか?

自分で自分を守るため

なぜ自分を守ることになるか?

仕事の能力が上がるから

テレワークと出社で同じ時間働いた場合、明確に出社した方が能力アップにつながります

仕事の能力が上がると、給料が上がる可能性及び、良い会社に転職できる可能性が広がります。

逆に能力が上がらないと選択肢が減っていきます。今は良くても、5年後10年後に能力を上げる努力をした人とそうでない人の差が大きくついてしまいます。

出社すると仕事の能力が上がるのは、

・出社した方が働くから
・無意識に得ることがたくさんあるから
・正しい評価やフィードバックを受けやすいから

この3つが理由です。

この記事の対象ではない人を定義した上で、上記3つを紹介します。

この記事の対象ではない人

・上位2割の優秀な人
・楽して儲けたい人、楽に過ごしたい人
・今働く会社が間違っている人

この3つに当てはまる人はこの記事の対象外となります。読み進めても得ることはないです。それぞれの理由を紹介します。

上位2割の優秀な人

上位2割の優秀な人はどんな環境でも能力アップできるから

私を含めた残りの8割は環境に左右されます。テレワークと出社では、同じ8時間拘束でも、実労働時間は変わります。

ただ、上位2割の人は、実労働時間が変わらないもしくは、テレワークの方が増えるからです。

楽して儲けたい人、楽に過ごしたい人

能力を上げる必要がないから

この記事では仕事の能力が上がることが結論です。それを望んでいないので対象外となります。

今働く会社が間違っている

間違っている会社に出社しても何もいいことがないから

すぐに転職です。間違っている会社で働き続けても、得ることが少ないからです。

ただ、間違っているかどうかは冷静に判断しましょう。

ひとつのポイントは課題解決経験をつめるかどうかです。

もし、この経験をつめているのであれば、悪い会社ではない可能性があります。

(詳しくは、入社後3年我慢する?しない?たったひとつの判断基準とその理由を参照)

出社した方が働くから

一般人は環境に大きく左右される

シンプルに他人の目があるのでさぼりにくいのです。結果同じ時間拘束されていても、実労働時間は増えます。

単純に見られていると思うと、さぼりにくくなります。

また、素敵な先輩や後輩が見ている前で恥をかきたくない気持ちになるからです。

結果モチベーションが上がろうが下がろうが関係なく、働かざるをえなくなります。

テレワーク時は、モチベーションが下がるとほぼ仕事以外のことをおこなうことになり、大きな差となります。

成長するには、経験が絶対必要です。

実労働時間が増えるということは、経験を沢山積めることになり、より成長できます。

そんなことはないと感じる方は自分を自分で制御できる上位2割の方です。

もしくは、楽したい気持ちが強い人と思われます。

無意識に得ることがたくさんあるから

たまたま見聞きしたことはとても大きな学びとなる

周りに人がいる環境で働くことで、たまたま同僚が他の人と話している内容が聞こえて参考になることがあります。

たまたま話した人から良いアドバイスをもらうこともあります。

たまたま他の人のパソコンを見たら、素敵な企画書を作成していて、参考にさせてもらうこともあります。

たまたま、知っている人に知らない人を紹介されて、その後しゃべりやすくなることもあります。

たまたま見聞きしたことで、モチベーションが上がることがあります。

たまたま世間話が弾み、その後仲の良い友達になることもあります。

確かに、他の人と一緒にいるデメリットもありますが、上記のようなテレワークでは得ることができないメリットがオフィスには沢山転がっています

だからこそ、人と直に交わることが大事なのです。

正しい評価やフィードバックを受けやすいから

正しい姿を見てもらいやすくなる

テレワーク中心となると、多くの会社は結果主義となります。

評価者はプロセスが見えない上に、見えない状態でプロセスを評価できるマネジャーは大変少ないからです。

その帰結として、誰でも判断しやすい結果のみ主義となります。

この結果、評価フィードバックは短時間となり、本来、成長のために得たいフィードバックをえることが出来なくなります。

その上、評価される人も納得感のある評価を受ける機会が減り、評価者になった時に、結果のみしか伝えない評価者になってしまいます。

もうひとつは、評価者に左右されることです。

テレワークでも評価者との接点は持てるでしょうが、評価者が優秀でない場合がとてもつらいことになります。

評価者が優秀でなくても、それ以外の人との密なコミュニケーションがあれば、適切なアドバイスをもらえるのですが、その機会も減ります。

評価者が優秀かそうでないかは50%の確率となります。とても高いですね。

テレワークの根本の問題

テレワークは人の生態系にあっていません

なぜなら、人はリアルな集団で長く生活してきました。そして私たちのDNAに受け継がれています。

確かにテレワークをすると様々な煩わしさが激減します。邪魔な声がけもなく、自分以外のことに携わる必要もないからです。

ただ、人が組織で生きていくのは、この煩わしさをどのように付き合うかが大事になります。

なぜなら、人は1人では生きていけないので、働かなければなりません。

(詳しくは、なぜ働かないといけないのか?をわかりやすく解説を参照)

多くの人は会社という組織で働きます。会社は他人の集まりであり、その他人と協業する必要があり、協業して初めて成果を出せます。

そのためには、この煩わしさと付き合わないといけないのです。

なぜ出社しなければならないのか?の「まとめ」

自分で自分を守るため

なぜ自分を守ることになるか?

仕事の能力が上がるから

テレワークと出社で同じ時間働いた場合、明確に出社した方が能力アップにつながります。

組織で働く以上どうしても、人と交わる煩わしさはつきまといます。

少しでも避けたい場合は、同じ年齢層が沢山いる会社を選ぶのがひとつの解決策です。

感覚や感性が合いやすいためです。

他にもそもそもの疑問について買いたい記事があります。参照下さい。

ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。

本を読む習慣がない方は、プロのナレーターが朗読した本をアプリ等で聴けるサービスがおススメです。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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