知っておきたいビジネス基礎知識51選 4テーマに分けて解説

3.ビジネス基礎知識
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会社で働く上で知っておいた方がいいことが沢山あります。ただ、あまりにも多く存在するので、何から覚えるといいのかが迷うと思います。

この記事では、4つのテーマに分けてわかりやすく解説しています。気になる基礎知識がありましたら、詳細ページを用意していますのでそちらを参照下さい。

この記事は、

・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験

これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。

(あわせて読みたい、社会人の勉強 学ぶ方法と知っておきたい知識を紹介

  1. 一番最初に知っておきたいこと
    1. PDCAとは?
    2. 5W1Hとは?
    3. 報告・連絡・相談(報連相)とは?
    4. 重要度・緊急度マトリクスとは?
    5. スケジュール管理の基礎とは?
    6. エクセル操作の効率化方法
    7. 与信管理とは?
    8. 支払いサイト・売掛金・買掛金とは?
  2. ビジネス基礎知識
    1. 課題解決とは?
    2. 「信頼関係とは?」
    3. 決算とは?
    4. 倒産とは?
    5. 売上獲得のモデル(ビジネスモデル)
    6. マーケティングとは?
    7. 販売力とは?
    8. 株式会社とは?
    9. ミッション・ビジョン・バリューとは?
    10. 「Will Can Mast(ウィル キャン マスト)」とは?
    11. 組織図とは?
    12. 人事異動とは?
    13. 人事評価(人事考課)とは?
    14. スイッチングコストとは?
    15. SPA(製造小売業)とは?
    16. ポイント割引は誰が負担している?
    17. ブランド・ブランディングとは?
    18. 仕組み化とは?
    19. 営業担当とは?
    20. 営業ヒアリングとは?
    21. ネット検索結果の上位に同じような記事が多い理由
    22. 決裁権とは?決裁ルートとは?
    23. 決算書類の見方 5つの項目だけで会社がわかる
    24. Webサイトでの集客の基礎
    25. ネットの収益モデルは5つ
    26. Web広告の種類
    27. 自治体営業基礎の基礎
    28. ネット通販印刷の安さの理由
  3. 用語の違い
    1. 「知識」と「能力」と「スキル」の違い
    2. 「全体最適」と「部分最適」の違い
    3. 「現象」と「原因」の違い
    4. 「真実」と「事実」と「意見」の違い
    5. 「相関関係」と「因果関係」の違い
    6. 「問題」と「課題」の違い
    7. 「戦略」と「戦術」の違い
  4. 売上と費用と利益の関係
    1. 「変動費」と「固定費」
    2. 損益分岐点とは?
    3. 売れた金額がそのまま利益!閉店間際の値引販売のカラクリ
    4. 自社製造商品の値下げ可能額の把握方法
    5. 「財務三表」はひとつの考え方でつなげて理解すればとても簡単
    6. 貸借対照表(B/S)とは?
    7. 損益計算書(P/L)とは?
    8. キャッシュフロー計算書(C/F)とは?

一番最初に知っておきたいこと

PDCAとは?

下図のサイクルを回すことで業務改善を行うこと

上図がよく使われる図です。

計画して、実行して、その結果を評価して、改善するというサイクルを表わしています。

PDCAサイクルを回す目的は、

経験から多くのことを学ぶため

人は経験からしか学べません。当然人が業務をおこなう会社も同じです。経験から多くのことを学ぶために、PDCAサイクルを回します。

経験を能力アップにつなげるために、大事なことがPDCAを回すことです。

能力を使って計画を立てる。実行すると、〇か×の結果が出る。その結果を評価し、より良い結果となるように改善する。

この一連の流れを沢山回すことで能力が上がります。

逆に、計画がないと、結果の〇か×がわからないから改善ができず、本当の意味で経験を生かせず、能力アップに活かせないのです。

だから、PDCAはとっても大事なのです。

(詳しくは一番基本となる考え方「PDCAサイクル」をわかりやすく解説を参照)

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5W1Hとは?

When:いつ Where:どこで Who:だれが What:何を Why:なぜ How:どのように

これが5W1Hです。

5W1Hを使う目的は、

他の人に伝えたい内容を正しく伝えるため

この6つをセットで伝えることで、正しく伝わる可能性が格段に上がります。

人は、物事を推測することができるので、結果として間違った解釈をしてしまうのです。だから、この6つを押さえてコミュニケーションすると誤解が少なく、正しく伝わりやすくなります。

(くわしくはコミュニケーションの基礎「5W1H」をわかりやすく解説を参照)

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報告・連絡・相談(報連相)とは?

「上司や同僚や関連部署」へ報告・連絡・相談(報連相)すること

報告とは、上司に対して自分の仕事の進捗を報告すること。

連絡とは、自分の仕事が関連する人(同僚や他部署の人)に、自分の仕事について伝えること。

相談とは、上司や関連する人に仕事の進め方などを、聞いたり話し合ったりすることです。

上図のように権限委譲に伴い報告・相談の義務が発生し、分業に伴い連絡・相談の義務が発生します。

(詳しくは「報告・連絡・相談(報連相)」を組織の仕組みを元にわかりやすく解説を参照)

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重要度・緊急度マトリクスとは?

タスクを「重要度と緊急度」の2軸で4象限に分けて優先順位付けする方法

上記のように4象限に分け、仕事全体の中で各仕事の位置付けを明確にし、仕事の優先順位付けを行う方法です。

重要度・緊急度マトリックスを使う目的は、

限られた時間の中で、効率よく業務をおこなうため

仕事は、限られた時間の中で最大の成果を出すことが求められます。成果を出すためには、成果の上がる業務に時間を使うことが大事です。

ただ、誰もが、成果の上がる上がらないにかかわらず、さまざまな業務をおこなわないといけないのが現実です。

したがって、各業務の優先順位と時間配分を決めて効率よく業務を行う必要があります。

(詳しくは仕事の優先順位を決める方法「重要度・緊急度マトリクス」を解説紹介)

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スケジュール管理の基礎とは?

考え方は、

縦と横

立て方は、

1.タスクを全て「横」洗い出す
2.各タスクのやることを「縦」のスケジュールに落す
3.各タスクを縦と横で微調整する

スケジュール管理の考え方を立て方は、たったこれだけです。

(詳しくは「スケジュール管理の基礎」考え方と立て方をわかりやすく解説を参照)

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エクセル操作の効率化方法

とても楽になる方法を厳選紹介

エクセルを使っている際に、マウスのスクロールホイル(マウスの真ん中にあるホイル)を1操作で2回以上クリクリと回している人、とっても無駄な操作をしています。

また、一番右側にあるスクロールバーで画面を上げ下げしている人、とっても無駄な作業をしています。

このような操作をしている方は、以下の記事を読んでください。

(詳しくは、マウスクリクリは無駄!効率が上がる「エクセル操作」5選を参照)

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与信管理とは?

取引する前に未入金となるリスクを判断し、判断に応じた対策をおこなう

受注する前に、この顧客はどれくらいの未入金となるリスクがあるのか?を想定し、取引するしないも含めた、リスク対策をおこなう一連の行動を与信管理といいます。

リスク判断により、通常の取引を行う、納品時にすぐ払ってもらう、そもそも取引をしないなどの判断を行います。

当然条件を厳しくすればするほど、未入金のリスクは減りますが売上は減ります。

条件を緩くすればするほど、売上は上がりますが、未入金のリスクが増えます。

この最適解を考えることが与信管理の肝となります。

(詳しくは取引前のリスク管理の考え方「与信管理」をわかりやすく解説を参照)

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支払いサイト・売掛金・買掛金とは?

・納品後、いつまでに支払うか?を取り決めたものが支払いサイト
・納品後~入金日までの支払ってもらえていない期間を売掛金
・納品後~支払うまでの猶予をもらっている期間を買掛金

会社対会社の取引では、支払い(入金)サイトと売掛金・買掛金は必須となる知識です。支払いサイトがあるから、売掛金・買掛金があるのでまとめて理解しておきましょう。

支払いサイトとは納品後、いつまでに支払うか?を取り決めたもので、「末翌末振込」という言葉で表されます。略さずに言うと「当月末日〆翌月末日銀行振込での支払い」となります。

納品後一定期間後に入金となるので、納品したのに入金頂けなくなるリスクと、業務の効率化の二律背反問題が起きる要素となります。

(詳しくは支払いサイト・売掛金・買掛金をまとめてわかりやすく解説を参照)

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ビジネス基礎知識

課題解決とは?

解くべき問題を特定しその問題を取り除くこと

会社にはさまざまな問題があります。すべての問題を解くことは現実的はありません。限られた時間の中で、たくさんの問題の中から解くべき問題を特定し、その問題を取り除くことが課題解決です。

そう考えると、会社でおこなうことはすべて課題解決となります。

(詳しくは、課題解決とは?意味・考え方・進め方をわかりやすく解説を参照)

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「信頼関係とは?」

お互いが安心した状態で頼りにしあえる関係

もう少し具体的に言うと、

・心を開いても大丈夫とお互い思っている関係
・悪いことはしないとお互いが思えている関係
・お互いの行動が想定できる関係

このような関係です。

信頼関係を築くポイントは?

どんな信頼関係を築きたいかを人ごとに濃淡を決める

すべての人と同じ高いレベルで信頼関係を築く必要はありません。

現実的に無理です。

したがって、人によりどの程度どの部分で信頼関係を築くかを変えることが大事です。

(詳しくは、信頼関係とは?をわかりやすく解説を参照)

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決算とは?

会社の1年間の成績表を作成する

決算とは上記のことです。

自分を知る
お金を借りる場合の資料にする
支払う税金を確定させる

そして、決算をおこなう目的は上記の3つです。この目的のために、1年に1回各種数字を確定させて、財務諸表を作成することを決算といいます。

今年度の会社の状態がどうだったのか?を数値で知り、来年度の作戦を考えるベースとなります。

また、会社は必ずお金が必要です。手元にお金がない場合は、金融機関等からお金を借りる必要があります。そのベースとなる資料が決算時に作成する財務諸表なのです。

そして、その数字をベースに税金を納める金額を決定する際にも活用されています。

このようにとっても会社にとって大事なことが決算なのです。

(詳しくは必ず誰もが関わる「決算とは?」をわかりやすく解説を参照)

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倒産とは?

現金がなくなり、事業継続できなくなった状態
清算型と再建型がある
倒産という言葉に法律上の統一した定義がない

現金がなくなり、事業を継続できなくなった状態のことを倒産といいます。

倒産という言葉自体には、法律上の統一した定義がないことで、上記のような曖昧な定義となります。

(詳しくは「倒産」の理由と種類をわかりやすく解説を参照)

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売上獲得のモデル(ビジネスモデル)

直接提供モデル
マッチングモデル
代理モデル

上記3つがビジネスモデル(売上獲得モデル)です。

直接提供モデルとは、「仕入れや自社製造」の「製品・商品・サービス」を「販売・貸与」するモデルです。

マッチングモデルとは、「人が沢山集まる場」を作り、売りたい人に「告知」や「販売機会」を提供するモデルです。

代理モデルとは、上記における「代理業務」をおこなうモデルです。

売上獲得の方法はこの3つです。これらがビジネスモデルの基本形となります。

そして、その中に、色々なバリエーションがあるととらえると、考え方が整理されます。

(詳しくは、「ビジネスモデル(売上獲得モデル)は3つ」をわかりやすく解説を参照)

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マーケティングとは?

広義:会社の活動そのもの
狭義:開発→生産→販売の仕組み作り
手法:市場調査、広告宣伝など

広義・狭義・手法に分けたマーケティングの意味は上記となります。マーケティングは、上記のどのレイヤーにおいても使われる言葉で、人により使い方が変わるため理解しにくいのです。

その上、かっこいい言葉なので、深く考えずに使われている場合も多くあります。

これらを広義・狭義・手法に分けて整理して理解することで、マーケティングの全体感が把握できます。

広義・狭義・手法に分けて理解しておくことで、自分自身の理解だけでなく、他の人がどのような定義で使っているかもわかります。

(詳しくは、マーケティングとは?広義・狭義・手法に分けると理解できるを参照)

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販売力とは?

販売力=商品力×顧客接点力×購入してもらう力

販売力とは分解すると上記の式になります。

商品が売れる流れは、まず商品があり、その商品を買ってもらえる可能性のある人と接点を持ち、一部の人に購入してもらうという流れになります。

したがって、販売力は上記の式となるのです。もちろん、販売できた数や金額が大きいほど販売力があるといえます。

この3つの重要度の比率は私の基準では、商品力:顧客接点力:購入してもらう力=6:3:1です。

商品力の影響度が一番高く、次に、顧客接点力となります。購入してもらう力も大事ですが、他と比べるとこれ位の比率となります。

ただ、各項目がゼロでは販売できないので、上記3つの要素の掛け算となります。

3つとも強ければ、販売量はとても大きくなりますし、1つもしくは、すべてが弱いと大きく販売量が減ります。

ちなみに、販売先は、お金を払ってくれる唯一の存在である顧客だけです。

商品力、顧客接点力、購入してもらう力の詳細を解説しています。

(詳しくは、会社で一番大事な「販売力とは?」をわかりやすく解説を参照)

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株式会社とは?

お金を持っている人
お金儲けがうまい人
労働をお金に変えてほしい人

これらの人たちを一つの場所(=会社)に集めて、お金儲けしましょうという仕組みが株式会社です。

3者が集まって、それぞれの強みや、やりたいことを株式会社という一つの器の中で実現する仕組みです。

(詳しくは、「株式会社とは?」をわかりやすく解説を参照)

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ミッション・ビジョン・バリューとは?

ミッション・ビジョン・バリューを一言で言うと以下となります。

ミッションとは、「組織を作る意味」
ビジョンとは、 「将来のありたい姿」
バリューとは、 「基本戦略」

ミッション・ビジョン・バリューとは上記の定義で一旦理解しましょう。

これらのように、様々な定義がある言葉は、自分の中でひとつの定義でまずは覚えましょう。

そうすると、違う意見や定義を聞いた時に、違いがわかり、他の人の意見を理解しやすいからです。

会社の活動とミッション・ビジョン・バリューを組み合わせたものが上図となります。

課題解決を実行する組織があります。その組織を作る意味がミッションで、目指したい姿の先にビジョンがあり、戦略を考える際の基本戦略がバリューとなります。

(詳しくは、ミッション・ビジョン・バリューとは?会社の活動と組み合わせて解説を参照)

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「Will Can Mast(ウィル キャン マスト)」とは?

「従業員が組織に貢献すること」
「従業員自身が成長すること」
上記を同時に実現するためのフレームワーク

もう少しかみ砕くと、

「しなければならないこと」を行うことで、「したいこと」を見つけたり、「できること」を増やすフレームワーク

加えて、

「本人」・「上司」・「業務の目標設定」の3つが揃わないと使えないフレーワワーク

これが「Will Can Mast」の説明になります。

(詳しくは、使い方はたった一つ 「Will Can Mast」とは?を分かりやすく解説を参照)

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組織図とは?

  • 組織は戦略に従うため、戦略が想定できる
  • 戦略実行の分業体制がわかる
  • 指示命令系統がわかる
  • 会社の大きな問題が起きる場所がわかる

組織体制を図で表したものが組織図です。組織図を見ると上記4つのことがわかります。

組織を分けるから生産性が上がる。でも分けるから問題が発生する。この二律背反問題を解くのが組織を作る際の最重要ポイントであり、それを作り上げたものが組織図として表されているのです。

(詳しくは、「組織図」の見方・考え方・種類をわかりやすく解説を参照)

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人事異動とは?

・組織成長のため
・働く人の成長のため

人事異動の目的は上記2つです。そしてこの2つを同時に実現する手法が人事異動です。

二律背反問題 かつ 感情が絡みますので人事異動はとてもナーバスなものです。ただ、この2つを同時に実現できると、働く人にも大きなメリットがあるものです。

ただ、多くの会社は、働く人の成長よりも組織成長や組織最適配置を優先させることで、働く人に不平不満がたまることが多くあります。

(詳しくは、人事異動の2つの目的をわかりやすく解説を参照)

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人事評価(人事考課)とは?

昇給・昇進・配置転換などを決定する制度

人事評価制度とは、従業員の仕事に対する貢献度や能力、態度などを一定の基準で評価し、その結果に基づいて昇給、昇進、配置転換などの決定を行うための制度です。

人事評価制度は大きく分けて等級制度、評価制度、報酬制度の3つの要素に分解できます。

  • 従業員が組織に貢献すること
  • 従業員自身が成長すること

人事評価とは、上記を同時に実現することが目的です。

よく、給与や賞与を決めるため、公平性を保つためなど人事評価の目的と表現していますが、私はそうは思っていません。

給与や賞与を人によって変えることや公平性を保つことはあくまで方法であって、目的ではないと考えるからです。

(詳しくは、人事評価制度(人事考課制度)の目的とキーポイントを解説を参照)

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スイッチングコストとは?

  • 人は物事を変えたくない生き物
  • 人が何かを変える時、3つの負荷がかかる
  • この負荷のことをスイッチングコストという

3つの負荷とは金銭的・物理的・心理的負荷です。これがスイッチングコストの種類となります。

皆さんもそうだとは思いますが、人は基本的に物事を変えたくない生き物なのです。

(詳しくは、変える時に負荷となる「スイッチングコスト」を人の心理を踏まえて解説を参照)

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SPA(製造小売業)とは?

製造販売を一体となって自社で行うこと

小売業は基本販売だけを行うのですが、SPA製造業の業務の流れとなる「開発→製造→販売」すべてをおこないます。

アパレル業界から派生して、ニトリさんも同じSPAと言われています。ニトリさんは更に、流通まで自社でおこなっています。

SPA(製造小売業)のメリットは、消費者ニーズに合わせた商品化、原価率の低減で、デメリットは、金銭負担コストがかかる、マネジメントコストがかかることです。

(詳しくは、SPA(製造小売業)とは?メリット・デメリット・会社例を含めて解説を参照)

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ポイント割引は誰が負担している?

  1.  基本は出店者が負担 
  2. ポイントアップは、運営者もしくは出店者の自己判断

ショッピングに際に発行されるポイントですが、基本は、上記2点となります。

なぜ企業はポイント発行するのでしょうか?新規顧客獲得、リピートの促進の顧客の囲い込みと、個人情報の獲得が目的です。だから、運営者だけでなく、出店者も負担しているのです。

(詳しくは、「ポイント割引は誰が負担している?」をわかりやすく解説を参照)

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ブランド・ブランディングとは?

・ブランドとは、他と違うと識別された状態こと(結果)
・ブランド力とは、機能にプラスされる価値のこと(能力)
・ブランディングとは、会社がブランド力を上げるために行う活動(プロセス)

企業は、ブランド力が上がると原価が同じ商品でも、高く売れることで利益が上がりやすくなります。

消費者は、商品を購入することで、ワクワクドキドキという、他人より上に立つ、自分自身を肯定できる状態になりたいのです。そして失敗したくないのです。

この2社をつなぐものがブランドで、企業と消費者の間で、ウインウインの関係となります。

その上、ブランドを気に入ってもらうことでファンとなり、リピートすることで競合優位性が高くなり、更なるウインウインの関係になるのです。

詳しくは「ブランド・ブランド力・ブランディング」の意味と違いを解説を参照

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仕組み化とは?

仕組み化の意味は、

ベストな方法を形式知化し、行動レベルまで落とし込み業務標準にすること

仕組み化の目的は、

成果を最大化されるために、個人の成果の底上げをおこなうことで、平均点を上げること

仕組み化の対象の階層分け

誰がやっても同じ結果となる業務
その他の業務

この3つに分けて理解することで仕組み化が理解できます。

(詳しくは、「仕組み化」を意味と目的と階層に分けてわかりやすく解説を参照)

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営業担当とは?

  1. 「立ち位置」は、組織の全面的な後押しを得て、お客様と接点を持つ位置
  2. 「本質」は、唯一お金を頂けるお客様の課題を解決しお金を頂くこと
  3. 「役割①」自社商品で解決できる課題を持ったお客様を探し、受注すること 
  4. 「役割②」お客様のニーズを社内にフィードバックすること
  5. 「営業力とは」、お客様や担当エリアが変わっても、3年以上目標を達成し続ける力

このように定義できます。

ただ、売上が上がらないと総じて営業担当の責任になりがちですが、上記の考え方をしっかり持っておくと、本来の課題は何なのか?が理解できます。

(詳しくは、営業担当とは?立ち位置・本質・役割・営業力をわかりやすく解説を参照)

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営業ヒアリングとは?

営業ヒアリングの大目的は、

受注するため

すべては受注のためです。お客様の受注の判断は、売上が上がるか?コストが下がるか?のいずれかです。

自社の製品・商品・サービスで、売上アップ、コストダウンに直接・間接的に貢献できることが大事になります。

営業ヒアリングの2つの目的は、

1.お客様になるかどうかの判断
2.次の商売のネタ発見

よく言われる目的として、「お客様のことを知り、良い提案をするため」という説明がよくあります。

ただ、この答えでは、手段の目的化がおきています。

良い提案ができれば受注できなくていいのでしょうか?最終目的はあくまで受注です。

営業ヒアリングの目的は2つありますが、習得する明確な順番があります。

まずは目的1そして2です。並列ではありません。なぜなら、ヒアリングの内容が全く違うからです。

(詳しくは、営業ヒアリングとは?ふたつの目的に分けると簡単に理解を参照)

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ネット検索結果の上位に同じような記事が多い理由

上位表示のために上位の記事を真似るため

記事を作成している企業や個人は、たくさん記事を見てもらうために検索結果の上位を目指し、さまざまな対策をおこなっています。

俗に言うSEO対策です。

上位に掲載されている記事は、Googleさんなどの検索エンジン運営者から高い評価を得ているため、上位の記事を真似る手法を多くの企業や個人が取ります。

上位と戦うためには、普通は真似るのではなく、いかに差別化していくかを考えるのですが、Webでは真似る手法が主戦略となります。

その結果、同じような記事が上位を占めることが起きるのです。

(詳しくは、ネット検索結果の上位に同じような記事が多い理由を参照)

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決裁権とは?決裁ルートとは?

決裁権とは、判断をおこなうことができる権利
決裁ルートとは、決裁をおこなう社内の道筋

決裁権とは、物事の判断をおこなうことができる権利です。

誰がどの位の判断をしてよいのかを職務分掌などで決めている場合が多いですが、一般的には、役職ごとに決裁できる内容や金額の上限を決めている場合が一般的です。

内容や金額により決裁できる人が変わる場合がほとんどです。

決裁ルートとは、決裁をおこなう社内の道筋のことです。

稟議を上げる順番が基本となり、それぞれの上長に承認を取っていき、最終的に決裁者が決裁をすることで、会社として決裁されたことになります。

(詳しくは、BtoBビジネスの必須知識 顧客の決裁権・決裁ルートをわかりやすく解説を参照)

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決算書類の見方 5つの項目だけで会社がわかる

決算書類でチェックする5つの項目
1.売上が伸びているか?
2.粗利率が高いか?
3.お金の集め方は適正か?
4.一部の事業や顧客に依存していないか?
5.従業員の年齢が適切か?

上記5つの項目です。

なぜこの5項目だけでわかるのか?

今後成長できる確率が上がる5つの要素だから

会社を見る目的はさまざまでも、今後儲かる可能性が高い会社かどうか?が共通して知りたいことです。

今後儲かるためには、売上が伸びていく可能性が高いことと、事業が傾くリスクが少ないことが大事になります。

先は誰も読めませんし、会社の業績はとても沢山の要因が絡むので、あくまで確率論になります。

ただ、直近5年間で売上を伸ばしている会社とそうでない会社では、前者の方が今後売上を伸ばす可能性は当然高くなります(1)。

利益率が高いと少しの売上で利益がでます(2)。

金利のかかるお金を多く借りていると、返済が負担になります(3)。

取引上位の会社やメイン事業の比重が高いと、それらに何かがあった時に一気に会社は傾きます(4)。

従業員の年齢が高くなると組織の動きが鈍くなります(5)。

したがってこの5つを見るだけである程度のことはわかってきます。

したがってこの5つを見るだけである程度のことはわかるのです。

(詳しくは、知識と分析が不要な「決算書類の見方」5つの項目だけで会社がわかるを参照)

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Webサイトでの集客の基礎

困った→Googleでキーワード検索→Webサイトが表示→クリック→内容確認→問合せ等の行動

ユーザーは上記の流れで行動します。

知名度のある有名企業の社名検索を除くと、新しいユーザーがWebサイトに訪問してくれるのは上記の流れです。流入元となる検索サイトは、Googleさんが圧倒的で9割を超えているサイトがほとんどです。

したがって、google検索で表示されることが大前提となります。表示されない=存在しないことと同じだからです。

・検索エンジンの基礎
・とても大事な前提
・google検索に表示される方法
・工程ごとの把握したい数値と把握方法
・工程ごとの課題及び打ち手の方向性

(上記の順番で解説しています。詳細は、「Webサイトでの集客の基礎」をわかりやすく解説を参照)

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ネットの収益モデルは5つ

1.広告掲載モデル
2.マッチング成約モデル
3.小売りモデル
4.コンテンツ提供モデル
5.ノウハウ販売モデル

この5つがネットの収益モデルです。

ネット(Webサービス)のビジネスモデルは基本5つに集約されます。どの会社も1つから5つを、単独もしくは組み合わせて事業展開をしています。

逆に言えば、様々な会社がありますが、パターンはたった5つだけしかないのです。

(詳しくは、ネットの収益モデル5つを具体例含めて解説を参照)

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Web広告の種類

広告の種類は課金方法4つと、掲載場所5つの組合せとなります。

課金方法で知っておきたいのは4つ

・広告表示回数に対して課金
・広告掲載で定額課金
・クリックしてもらった場合に課金
・購入(会員登録)した場合に課金

掲載場所で知っておきたいのは5つ

・検索結果に広告(リスティング広告)
・他社サイトのディスプレイ広告
・他社サイトや個人サイトでのアフリエイト広告
・SNSの投稿部分に広告
・動画の前後や合間に広告

細かく分けると無尽蔵に存在するWeb広告(ネット広告)ですが、まずは上記を理解しておいてください。

この基本形がわかっておけばその他はオプション(派生)で考えると理解しやすくなります。いきなり木を見て森を見ずにならないようにしましょう。

(詳しくは、Web広告(ネット広告)を「課金方法」と「掲載される場所」の種類でわかりやすく解説を参照)

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自治体営業基礎の基礎

営業開始後受注まで1年から2年かかる
すぐに受注する方法もあるが、完全相見積超低価格
継続案件でも相見積

上記内容を受け入れることができるかどうかが参入するかどうかのポイントとなります。長い道のり、かつ継続案件でも受注が保証されない。

ただし、メリットもあります。入金は保証されますし、案件はフルオープンで、莫大なマーケットに対する公正な競争ができます。

詳しくはまずはこれだけ「自治体営業基礎の基礎」をわかりやすく解説を参照ください。

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ネット通販印刷の安さの理由

・印刷機が動かない時間を徹底的に減らす
・複数顧客を同じ用紙でまとめて印刷
・印刷前工程を徹底的に排除

この3つが安さの理由です。とにかく効率最優先で業務を行うことで、安さを提供しています。

ネット販売をしているだけで、印刷工程は実在する工場で行っています。

とにかく効率最優先で業務を行い、品質ではなく、安く多く売ることで収益を確保しています。

詳しくは「ネット通販印刷が安い理由」をわかりやすく解説を参照ください。

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用語の違い

「知識」と「能力」と「スキル」の違い

知識があるからといって能力があるわけではない
知識はインプット 能力はアウトプット
スキルの集合体が能力
わからないからできない→わかるけどできない→できるという流れ

能力を上げたかったら、まずは知識を増やしましょう。

知識はインプット、能力はアウトプットです。

知識を能力に変えるためには、わからないからできない→わかるけどできない→できるという流れで、ステップアップしていくことが必要となります。

(詳しくは、「知識と能力とスキルの関係」をわかりやすく解説を参照)

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「全体最適」と「部分最適」の違い

部分最適を積み上げても全体最適にならない
全体最適を積み上げたら全体最適になる
部分最適の正解と全体最適の正解が違う

全体最適と部分最適の違いは上記3つです。これらが全体最適と部分最適の違いを理解する上で大事なことになります。

(詳しくは、全く違う「全体最適と部分最適の違い」をわかりやすく解説を参照)

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「現象」と「原因」の違い

結果が「現象」
「現象」を引き起こしたものが「原因」

図にすると以下のようになります。

「現象」とはあくまで結果です。その結果に至った「原因」は、直接見えていない部分に必ずあります。

・現象は表層、原因は根本
・打ち手が多数ある場合、原因にたどり着いていない
・打ち手の議論が噛み合わない場合は、原因を疑う

現象と原因の見分け方は、この3つを知っておいてください。

(詳しくは、「現象と原因の違い」をわかりやすく解説を参照)

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「真実」と「事実」と「意見」の違い

「真実」と「事実」は、同じ場合と違う場合がある
「真実・事実」と「意見」の違いは、本当のことと、感じたことなので違う

これら3つの関係を図にすると以下になります。

ちなみにそれぞれを一言で言うと以下になります。

真実は、本当のこと
事実は、実際におこったこと
意見は、真実や事実を見た感想

(詳しくは、「真実と事実と意見」の違いを分かりやすく解説を参照)

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「相関関係」と「因果関係」の違い

2つの別の現象(結果)で関係性があるのが相関関係
1つの現象(結果)とその原因の関係である場合が因果関係

上図のように①が相関関係で②が因果となります。

(詳しくは、「相関関係と因果関係の違い」をわかりやすく解説を参照)

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「問題」と「課題」の違い

問題は、目指す姿と現状のギャップすべて
問題は、現象と原因の2つが含まれる
課題は、解決すべき問題で、問題の中の原因部分にある

これが問題と課題の違いを表す内容です。

「問題と課題」の違いは、同じような言葉である「現象と原因」と合わせて知ることで理解が深まります。

上図のように、問題は沢山あります。その問題には、大きく2つに分けることができます。現象と原因です。

そして、問題の中にある原因の一部に解くべき問題=課題があります。

(詳しくは、人により定義が異なる「問題と課題の違い」をわかりやすく解説を参照)

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「戦略」と「戦術」の違い

戦略とは「〇〇する」
戦術とは「〇〇するために△△(具体的な行動)する」

これが戦略と戦術の違いです。共に目指したい姿を実現することが目的で、戦略の中に戦術があります。

(詳しくは、人により定義が異なる「戦略と戦術の違い」をわかりやすく解説を参照)

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売上と費用と利益の関係

「変動費」と「固定費」

・売上に比例してかかる費用が変動費、その他が固定費
・原材料費・外注加工費を変動費その他は固定費とするとわかりやすい
・損益シミュレーションがしやすい

変動費としてよく出てくるのは原材料費・外注加工費です。固定費として出てくるのは人件費・家賃・水道光熱費・広告宣伝費です。

厳密には違う部分もあるのですが、変動費は上記2つで他のものは固定費と考えましょう。実務には何も問題ありません。詳細に分けすぎると実務で使えなくなります。

上図は、損益計算書(P/L)の「売上原価・販管費」と「変動費・固定費」の関係を表したものです。

(詳しくは「変動費と固定費の違い」をわかりやすく解説を参照)

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損益分岐点とは?

儲かるか?儲からないか?の境目(個数もしくは売上)

損益分岐点とは、「損」と「益」の「境目」このことです。事業を行う上でとても大事なことです。

損益分岐点で理解しておくことは以下の3つです。

・「計画時」もしくは「結果分析」の際に使うもの
・まずは「計画時」の使い方のみ理解する

複雑な式が出てくるのは、過去を振り返る結果分析の場合です。結果分析等は、経営企画部や部課長以上の人に任せましょう。

まずは、計画を立てる際に、どれだけ売ったら儲かるのか?をどのように計算するか?だけを理解しましょう。

損益分岐点を表す図は上図となります。

損益分岐点で複雑な式が出てくるのは、過去を振り返る結果分析の場合です。まずは、実行前の計画を立てる際に、どれだけ売ったら儲かるのか?それだけ理解すればいいです。

例えば、1個100円の商品で1個当たり30円儲かるとします。固定費が120円かかるとすれば、120円÷30円=4個が損益分岐点個数となります。4個×100円=400円が損益分岐点売上となります。

(詳しくは「複雑な計算式なしで「損益分岐点」をわかりやすく解説&使い方紹介を参照)

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売れた金額がそのまま利益!閉店間際の値引販売のカラクリ

スーパー等で閉店場際に安売りをした場合、条件が整えば、

売れた金額がそのまま利益になる

だから、閉店に近づくと売値を半額などの仕入れを無視した価格で売るのです。

すでに仕入れてしまったものは、仕入れ金額がかかっています。その商品を売らずに捨てるか?売るか?の違いです。売れれば(安くても)お金が入ってきますから利益となるのです。

(詳しくは売れた金額がそのまま利益!閉店間際の値引販売のカラクリを解説参照)

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自社製造商品の値下げ可能額の把握方法

値下げ可能額は、売値から変動費を引いた額

自社製造商品の場合、1個作るごとに必ず増えていく原価(=変動費)以上の金額で販売すれば、損はしません。

固定費は売れようが売れなくてもかかる費用です。その固定費を売上ー変動費で賄っていくことで営業利益となるからです。

(詳しくは自社製造商品の値下げ可能額の把握方法を参照)

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「財務三表」はひとつの考え方でつなげて理解すればとても簡単

・貸借対照表(B/S)
・損益計算書(P/L)
・キャッシュフロー計算書(C/F)

財務三表とはこの3つのことです。この3つが「現金を使って現金を増やす器」という考え方でつながっているのです。

会社の活動は以下の流れはこの通りです。

1.現金を集める
2.集めた現金を使って投資する
3.投資したものを使って売上を上げる
4.売上を上げるために使った経費を差し引く=利益
5.これらの活動で現金がふえたのかどうかを確認する

1で集めた現金を使って、最終的に5で現金が増えたかどうかを確認する。

この流れが、まさしくつながっているということの意味です。この活動をそれぞれ数値化したものが、財務三表です。

これは、会社で日々おこなっている活動を一言で表しています。

ちなみに、貸借対照表(B/S)が1.2、損益計算書(P/L)が3.4、キャッシュフロー計算書(C/F)が5を表しています。

(詳しくは、「財務三表」はひとつの考え方でつなげて理解すればとても簡単を参照)

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貸借対照表(B/S)とは?

右側はどうやって現金を集めたか?左側は何に投資したか?

貸借対照表(B/S)の説明はたったこれだけです。

貸借対照表(B/S)の説明で、よく流動比率とか当座比率とか様々な見方が紹介されています。

これらは、経営に関わる人・経営分析に関わる人が見る指標となります。

まずは、現金をどう集めて何に投資しているか?の視点だけで見ましょう。

(詳しくは、財務三表はつなげて理解「貸借対照表(B/S)」編を参照)

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損益計算書(P/L)とは?

・投資したものを使って商品を作り、売上を上げる
・売上を上げるために使った費用を差し引く
・残ったものが利益

大きく分けると、上記3つのことが把握できるのが損益計算書(P/L)です。

(詳しくは、財務三表をつなげて理解「損益計算書(P/L)」編を参照)

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キャッシュフロー計算書(C/F)とは?

営業キャッシュフローとは、本業での現金の増減
投資キャッシュフローとは、資産や有価証券の投資・売却での現金の増減
財務キャッシュフローとは、銀行の借入返済や株式発行等での現金の増減
合計で現金の総額と昨年比がわかる

キャッシュフロー計算書(C/F)は上記4つのことがわかります。

会社は、利益が出ていても、現金がなくなれば倒産します。黒字倒産と言います。逆に言えば、赤字でも現金があれば倒産しません。

したがって、現金がどのように増減しているかが会社にとって一番大事なことなのです。

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