社会人が少しの工夫で成功体験を積む方法をわかりやすく解説

2.社会人1年目知っておきたいこと
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成功体験は、誰もが積みたいことだと思います。

成功体験を積むことで、たくさんの大事なことを得ることができます。

成功体験は、受け身で待っているとなかなか体験できるものではありませんが、少し工夫すれば体験できるものでもあります。

この記事では、少しの工夫で成功体験の積む方法を、成功体験がなぜ大事か?のたった一つの理由と合わせてわかりやすく解説します。

この記事は、
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える若手向け勉強会の講師経験
これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。

(あわせて読みたい、社会人1年目知っておきたい考え方・意識・習慣

成功体験が大事なたった一つの理由とは?

見えない未来に対して自信を持って行動できる

成功体験の効果は、この一言に尽きます

成功体験の効果でよく言われるのは、自信がつく、チャレンジ意欲がわくなどと言われます。

なぜこのような状態になるのか?それは、「心の余裕」がもてるからです。

では何に対する心の余裕なのかと言えば、まだ訪れていない未来へ進むことへの余裕=楽観なのです。

未来はまだ訪れていないので何がおきるかわかりません。したがって、人は未来に対して不安になるのです。

成功体験を積むことで、未来への対処方法の引き出しの数を得ることができるから、自信を持って行動できるようになるのです。

成功体験とは?

まずは、「成功体験とは?」と「成功体験のデメリット」について解説します。

成功体験とは?

「努力」して「目指したい姿を実現」した経験

成功体験には、「目指したい姿」と「努力」が必要です。

成功体験の究極の姿は、感動の涙を流すことです。スポーツ選手が長年の努力の結果優勝した際によく見ますよね。

ただ、これはあくまで究極の姿です。成功体験を積めないという人もいますが、探せば必ず成功体験を積んでいます。

例えば、Twitterを1か月毎日投稿するぞと決めて、やめそうになる気持ちを乗り越えて実現したこともひとつの成功体験です。

少しでも努力して結果が出たことは成功体験です。誰もが体験していますが認知していないだけです。

成功体験というと、とても難しく考える人が多いからです。

成功体験のデメリット

「過去の体験」であるため、陳腐化してしまう

上記が成功体験のたったひとつのデメリットです。

現時点で役立つ経験でも、2年後には役に立たない成功体験があります。

例えば、新しい商品や競合会社の台頭など、競争環境が変わった場合です。

このように、成功体験を積んだ過去と今の環境が違い、そのノウハウが使えなくなります。

ただ、成功体験はとてもうれしいことなので、せっかく体験したことを簡単に捨てることはできません。

人は変わりたくない生き物なので、一度得たことを簡単に捨てることができない性質を持っていることも大きな要素です。

これにより、過去の成功体験の呪縛を捨てることができない人が多くいます。

したがって、成功体験は「過去の体験」であるという事実を心の奥底にしっかり置いておくことが大事なのです。

少しの工夫で成功体験を積む方法

成功体験を積む計画を立てること

このことが一番大事なことになります。成功体験は、努力しないと積めません。また努力の評価は自分自身です。

手を抜いたこと、たまたまできたことは、自分でわかってしまいます。

したがって、自分で努力を認めやすくするためにちゃんと計画するのです。

ゴール・目指したい姿を決めて(できれば数値で)、問題点を設定し、解くべき問題=課題を設定し、戦略を立てるという一連の計画を立てるのです。

計画があると、出来た事実はもちろん、自分で努力したことがわかることで自己認知でき、成功体験となるのです。

壮大なゴールも大事ですが、今日一日何々するとか、一週間毎日何々するという身近なものでも全然OKです。

大小関係なく、自分にとって少しでも難しいゴールであれば、達成した経験が成功体験になるからです。

(ゴール・問題・課題・戦略の関係については、「目指す姿・現状・問題・課題・戦略・戦術」をたった1枚の絵で表すを参照)

成功体験を積む計画の立て方

前述の通り、成功体験とは、「努力」して「目指したい姿を実現」したことを言います。

目の前のすべてのことに努力をすることは、超優秀な人以外は非現実です。

超優秀な人以外は、何かに絞るしかないのです。

成功体験が積むことを絞って、成功体験できるように、計画して実行することが大事なことです。

成功体験は、受け身で待っていると体験できません。前述したように、成功体験は、努力が必要だからです。

具体的な計画立案方法

・目指したい姿や目標を絞る
・絞ったものに対して、深く深く頑張る

それぞれ説明します。

目指したい姿や目標を絞る

とにかく絞る。全部は無理です。

好きなこととか、興味がわくことから選ぶのが一つの方法です。できれば、簡単でないものでも簡単なものでもいいですが、自分にとって意識しないとできないことを選ぶのがおススメです。

絞ったものに対して、深く深く頑張る

絞ったものに対して深く深く考えて行動しましょう。

知識やノウハウの獲得の仕方は以下の2つです。

浅く広く知識を得た後に、深さを得ていく方法。もう一つは、深く狭く知識を得た後に、他に広げていく方法です。

どちらの方が大きな成功体験を詰めるでしょうか?もちろん後者ですね。

その上もう一つメリットがあります。

横展開がしやすいことです。

広く浅くだと、深さについては「わからないからできない」状態です。

深く狭くだと 深さがわかっているので、広げる際は「わかっているけどできない」状態です。

ということは、横展開する時に大きな差になります。

まずは深く狭く知識を得る。その後広めていく方がより効率的だし、わかっているけどできない状態まで早くいけます。

(詳しくは、知識を得るコツは「深狭?広浅?」をわかりやすく解説を参照)

その結果、横展開が早くできることで、成功体験を積み「続けやすい」状態が作れます。

成功体験が積みやすい方法

成功体験が難しいことの一つに、簡単なものであれば、すぐに体験できますがインパクトが小さく、難しいものであれば、時間がかかりますがインパクトが大きくなることです。

当然、インパクトの大きさが得ることができることの大小となります。

したがって、難しい計画を立てつつ、マイルストーンという途中途中のゴールを細かく設定する方法がおススメです。

よく言われる小さな成功体験を積み続けましょうということです。

ただ、小さな成功体験ではだめだという論調もありますが、大きな成功体験につながるマイルストーンでの成功体験や、小さな成功体験でも数を沢山積むことで、インパクトの大きな成功体験になります。

少しの工夫で成功体験を積む方法の「まとめ」

成功体験が大事なたった一つの理由とは

見えない未来に対して自信を持って行動できる

成功体験とは?

「努力」して「目指したい姿を実現」した経験

成功体験のデメリット

「過去の体験」であるため、陳腐化してしまう

成功体験を積む方法は

成功体験を積む計画を立てること

成功体験は、実はたくさん積んでいます。ただ認識できていないことが多くあります。とてもメリットの多いことなので、認識できるように計画を立てることにこだわりましょう。

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