ビジネスでは、様々な知識が必要となります。ただ、それらを学ぶ際に、以下2点が困るポイントとなります。
・何から学べばいいかわからない
・どの範囲まで学べばいいかわからない
せっかく学ぼうと思っても、どの分野を学べばいいか分からず、結局何もできずに終わってしまう経験をしている人も多いと思います。
この記事では、このような問題を解決するために、ビジネスで学ぶべき4領域13テーマの紹介と、なぜこの領域テーマなのかを学び方含めて紹介します。
この記事は、
・1,000冊近い読書経験
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。
(あわせて読みたい【概念の本質】ビジネスの根幹・基礎用語の本質・人の本質)
学びの4領域13テーマとは?

・ビジネスを学ぶ
→課題・戦略、会計、Webマーケティング、経営・マネジメント
・人を学ぶ
→歴史、進化心理学、自分を知る
・思考方法を学ぶ
→論理思考、思考の癖、教養・リベラル・アーツ
・外的環境を学ぶ
→経済、文明、地政学
これが4つの領域と13のテーマです。
「ビジネスを学ぶ」「思考方法を学ぶ」は継続的に学ぶ必要がありますが、その他はすべて入門編の知識だけOKです。
なぜこの4領域なのか?を紹介した後に、上記をそれぞれ解説します。
なぜこの4領域なのか?
「ビジネスを学ぶ」領域は根幹となりますので必ず必要です。
ただ、この「ビジネスを学ぶ」に大きく影響を及ぼすことが2つあります。
・ビジネスを行う「人」
・ビジネスに影響をもたらす「外的環境」
この2点がビジネスにおいてとても大きな影響をもたらします。それぞれ説明します。
ビジネスを行う「人」
人には2種類あります。自分と他人です。
自分のことを自分で完全に理解している人は多くはありません。客観的に知る必要があります。
また、ビジネスは1人ではできません。他の人との協働が必ず必要です。
他の人がどのように考えるのか?それはなぜなのか?を知ることができなければ、社内・社外の人に関わらず円滑なコミュニケーションができずにビジネスに支障をきたします。
ビジネスに影響をもたらす「外的環境」
私たちのビジネスにおける活動は、日本が中心です。したがって、日本がどのような状態にあるかでビジネスの判断に大きく影響されます。
物価高、円安、景気などすべてが影響します。ただ、これらは、すべて海外と連動しています。
したがって、日本の外的環境と海外の外的環境の両方を知る必要があるのです。
難しく考える必要はありません、それぞれ入門書程度の知識で十分です。
4領域13テーマの詳細説明
各領域と各領域内のテーマと学び方について解説します。
ビジネスを学ぶ
「ビジネスを学ぶ」領域では、「課題・戦略」・「会計」「Webマーケティング」・「経営・マネジメント」の4つのテーマが学ぶテーマです。
課題・戦略
なぜ課題・戦略?
仕事の本質は課題解決です。
(詳しくは、仕事の本質を分かりやすく解説!なぜ仕事が必要?なぜ給料が違う?を参照)
課題解決とは、沢山の問題を認識し、その中にある解決すべき問題を課題に設定します。
その課題を解決する方向性が戦略で、具体策が戦術となります。
したがって、課題・戦略を学ぶ必要があります。
(問題と課題の違いは、人により定義が違う「問題と課題の違い」をわかりやすく解説を参照)
(戦略と戦術の違いは、様々な説のある「戦略と戦術の違い」をシンプルにわかりやすく解説を参照)
課題・戦略の学び方
まずは、課題解決とは?意味・考え方・進め方をわかりやすく解説を読んで下さい。これを読むことで、課題解決とは何かを理解できることと、問題・課題・戦略・戦術の関係性が理解できます。
理解ができたら、ビジネス書を読みましょう。おススメの本を集めた何回も読んだおススメ本!ビジネスを学ぶ「問題・課題・戦略・戦術」編を、参照にしてください。
会計
なぜ会計なのか?
会社は、現金を使って現金を増やす器なので、会計の基礎(=財務三表の基礎の基礎)の最低限のレベルを知っておくことが必要になるからです。
(現金を使って現金を増やす器の詳細は、本質を一言で表現!「会社とは?」をわかりやすく解説を参照)
最低限のレベルとは、以下の3つです。
・現金を集めて投資する(貸借対照表B/S)
・投資したのものを使って売り上げ、費用を引けば利益(損益計算書P/L)
・上記の結果現金が増えたのかどうかを把握する(キャッシュフロー計算書C/F)
上記の通り、財務三表全体で現金を集めて最終的に現金が増えたかどうかを表わしています。このつながっている事実とそれぞれ何をおさえておけばいいかが学びのポイントとなります。
細かい科目は最初に知る必要はありません。まずは、上記のつながりを理解しましょう。
会計の基礎の学び方
学び方は、財務三表を解説した記事である、ひとつの考え方でつなげると簡単理解!「財務三表(B/S、P/L、C/F)」を解説を読んでください。
これだけで大事なポイントは理解できます。その上で、更に学びたいと思えば、ビジネスを学ぶ「会計」編を参考にしてみてください。
Web
なぜWeb?
今の時代ではWebはほぼすべてに関連していますので、知らないではすまない時代になったからです。
Webは大きく2つに分かれます。
・Webシステム
・Webマーケティング
それぞれ説明します。
Webシステムの学び方
エンジニアを目指さないのであれば、Webシステム構築は、基礎の基礎の把握で十分です。
Webシステムをざっくり知るには以下の本が最適です。古い本ですが、内容は全く古くないし、基礎の基礎編です。かつSEOの専門家の間でもとても人気の入門書です。
Webの本で10年以上前に書かれた本にもかかわらず、今でもちゃんと新品が売られていることが、良本であることを証明しています。
タイトルのプロという言葉は気にしなくていいですよ。入門書なので。
その他のWebシステムの基本書は何回も読んだおススメ本!ビジネスを学ぶ「Web」編を参照ください。
Webマーケティングの学び方
Webマーケティングに関しては、しっかり学びましょう。ただ、学び方ですが、Webライティングから学ぶのがおすすめです。
Webマーケティングを学ぶということは、Webライティングを学ぶということになります。
なぜ、Webライティングなのか?
Webマーケティングとは、Web上で売れる仕組みを作ることです。
Webライティングは、具体策を立案し、すべて文章に落としこみユーザーに伝えることです。
したがって、Webライティングの各論ができれば、Webマーケティングもできていることになるからです。
最近は動画や音声という手段も多くなっていますが、結局文章が必要になります。
Webマーケティングには、最適な教科書があります。ブログで大成功している2名が共著するというすごい本です。
この本で学べば、2名分のノウハウを獲得することができます。
その他のWebマーケティングの基本書は何回も読んだおススメ本!ビジネスを学ぶ「Web」編を参照ください。
経営
なぜ経営?
会社全体をデザインして動かしていくのは、経営層です。したがって、今経営層ではなくても、会社がどのような考え方で設計され、どのようなことを考えながら実務をおこなっているかを知っておく必要があるからです。
経営の学び方
難しく考える必要はありません。経営者がどんな考えで経営しているかを知ることから始めましょう。そのためには、経営者自らが書いた本を読みましょう。
他の人が書いたものはどうしても現実感が乏しくなりますが、本人が書いたものはリアルだからです。
具体的なおすすめ本は、何回も読んだおススメ本!ビジネスを学ぶ「経営」編を参考にしてみて下さい。
小説タイプの本(事実のストーリーを読みやすく小説化し、間に解説を挟んでいる本)がおススメです。
深く追求するのではなく、ざっくり知るくらいの気軽さで読めるからです。
人を学ぶ
人を学ぶには、「人の思考の癖」、「進化心理学」、「歴史」の3テーマで学べます。この3つで人とは?を理解できるようになります。
このテーマを深堀すると大変なので、基礎の基礎だけを学べば十分です。
それぞれのテーマと基礎の基礎を学ぶのに最適なWebページもしくは入門書を紹介します。
歴史
なぜ歴史?
歴史は繰り返されます。なぜなら、1万年前からさほど変化していない人が歴史を作ってきたからです。
歴史といっても歴史上の人物や国名地名を覚える必要はありません。
学んでほしいことは、過去の人の行動です。
歴史として今に伝わってきている内容を学べば、今の人や組織がどのように行動しがちなのかがわかるからです。
歴史の学び方
歴史から学ぶべきことが、『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』という本に38個の法則としてまとまっています。
沢山の歴史書を読みましたが、この本の38個の法則が秀逸です。私は、ノートに書き写して忘れないようにしています。
もう少し知りたければ、以下の本がおすすめです。
他のおススメ本は、何回も読んだおススメ本!人を学ぶ「歴史に学ぶ」編を参照下さい。
進化心理学
なぜ進化心理学?
人の心がどのように進化してきたのかを知ることで、人の心の本質が見えてきます。
進化心理学というと難しく感じますが、体が環境に適応して今の形になったように、心も環境に適応して今の感情を持っています。
なぜ喜怒哀楽や思考の偏りがあるのか?なぜ急に物音がしたらびっくりするのか?
このような感情を持った人の方が生き残りやすかったからで、そのDNAを私たちは受け継いでいます。
これらのことが理解できる学問です(とても簡単です)。
進化心理学の学び方
とにかくこの1冊読めば、基礎の基礎がわかる本が以下です。とてもおすすめです。具体例が豊富なので、理解がとても深まります。
他の進化心理学の本は、何回も読んだおススメ本!人を学ぶ「進化心理学」編を参照下さい。
自分を知る
なぜ自分を知る?
知らない自分がいるからです。
できているようでできていない、わかっているようでわかっていないことも含めて、自分自身を知ることはとても大事なことです。

上図はジョハリの窓とと言われているモデルです。
(詳しくは、4つの窓で表す「ジョハリの窓」をわかりやすく解説を参照)
自分が知っている・知らない×他の人が知っている・知らないの4象限で表されています。
「開放の窓」は、自分も知っていて、他の人も知っていることです。ここの相違はほどないです。
ただ、「盲点の窓」が存在します。自分は知らないが、他の人は知っていることです。
この部分があるから自分を知る必要があるのです。
自分の知り方
自分で見つけることはできません。でも見つける方法はあります。
以下の本を購入してWebテストを受けてみてください。約60分で完了します。
そうすると、あなたの強みが5つ提示されます。私もテストを受けましたが、思いがけない強みを発見することができました。
自分が知っていた強みだけでなく、自分が知らない強みを知ることができます。
以下の本の付属であるWebテストを受けてみてください。
その他の本は、何回も読んだおススメ本!能力アップ方法を学ぶ「自分を知る」編を参照下さい。
思考方法を学ぶ
思考方法については、「論理思考」「思考の癖・感情」「教養、リベラル・アーツ」の3テーマとなります。それぞれ説明します。
論理思考
なぜ論理思考?
物事を考えたり、伝えたりする際に必ず必要なことがあります。それが論理的に考えて伝えることです。
ビジネスでは、自分の考えを相手に伝える場面が数多くあります。その際に、論理的に伝えないと相手に伝わりません。したがって論理思考が重要になります。
論理思考の学び方
論理思考を学ぶには、ロジカルシンキングを学ぶことが最適です。
ロジカルシンキングの教科書と言える30万部売れている以下の本で学ぶのがおすすめです。ここまで売れているということは、ほぼ教科書と言える本です。
その他の論理思考の基本書は何回も読んだおススメ本!能力アップ方法を学ぶ「論理思考」編を参照ください。
思考の癖
なぜ思考の癖?
人には様々な思考の癖があります。なぜ様々な癖があるのか?
遺伝子を残せるのは子孫を残した人です。子孫を残すためには、長く生きることとパートナーを見つけることが必修となります。
当然ながら、野生の中でそれができた人は何か特徴的な強みを持っており、その一つが思考の癖です。
したがって、思考の癖を学ぶ必要があるのです。
思考の癖の学び方
思考の癖の例を7つ紹介している、考える際に注意が必要!「人の思考の癖」をわかりやすく解説を参照ください。
もっと知りたい場合は、脳科学者で有名な中野信子さんの以下の本を読むのがおススメです。
人って複雑な思考を持っているのがよくわかります。
中野さんの本を含めたおススメ本は、何回も読んだおススメ本!人を学ぶ「思考の癖・感情」編を参照ください。
教養、リベラル・アーツ
なぜ教養、リベラル・アーツ?
現代社会は、変化が激しく、複雑になっています。このような社会においては、専門知識だけでなく、変化に対応できる柔軟性、多様な価値観を理解する力、複雑な問題を解決する力が必要です。
これを学ぶことは、リベラル・アーツを学ぶことと同じだからです。
教養、リベラル・アーツの学び方
教養、リベラル・アーツについて書かれた本を読むことが最適です。教養、リベラル・アーツを学ぶ!何回も読んだ本おススメ4選におススメの本を紹介していますので、参考にしてください。
外的環境を学ぶ
外的環境(国内)ではテーマは1つです。経済の基礎の基礎を学ぶことで外的環境(国内)は理解できます。
経済
なぜ経済?
経済は直接会社に影響をおよぼすからです。この経済環境により、会社の戦略が大きく変わることになります。
経済の学び方
経済と言えば、ものすごい深くなりますが、このテーマもたった1冊の本を読めばほぼ基礎の基礎は理解できます。
この基礎をわかっておけば、おおよその経済の予測ができます。
実際に政権運営を官僚として支え、今はYouTubeチャンネル登録数が100万人を超えている高橋洋一さんの本です。
感情ではなく、理論と数字で語ってくれていますので、とても分かりやすいです。
他のおススメ本は、何回も読んだおススメ本!ビジネスの外的環境(国内)を学ぶ「経済」編を参照下さい。
文明
なぜ文明?
私たち日本に長く住む人は、世界ではマイノリティです。
世界の人口の8割が、4大文明であるキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教を信仰しています。
この人たちと私たちの考え方は全然違うのです。
文明の学び方
宗教というと学びづらく感じると思いますが、宗教を学ぶのではなく、各宗教を信仰する人の行動特性を学ぶことが大事です。
一番わかりやすいのは、以下の本です。様々な宗教の行動特性をたった4行で解説してくれています。
その他のおススメ本は、何回も読んだおススメ本!ビジネスの外的環境(海外)を学ぶ「文明」編を参照下さい。
地政学
なぜ地政学?
私たち日本はそれほど大きな国境変更がなく、数千年過ごしています。なぜなら、島国だからです。
したがって陸続きの人の思考がわかりにくいのです。数百年の間でも何回も国境が変わり、時には、国がなくなる事態となった歴史の中で培った思考だからです。
このことを学べるのが地政学です。
地政学の学び方
まずはこの本を読んでください。予備校の先生が書いた入門書そしてとても分かりやすい本です。
その他のおススメは、何回も読んだおススメ本!ビジネスの外的環境(海外)を学ぶ「地政学」編を参照下さい。
学びの4領域13テーマのまとめ

この4領域と13テーマを知ることで、人がおこなうビジネスをより深く理解することができます。
ひとつずつゆっくり理解してください。
他にも「ビジネスの根幹」に関する以下の記事を書いています。参照下さい。
当サイトでは以下のカテゴリーで200以上の記事を掲載しています。気になる内容があれば参照下さい。
・【 概念の本質 】ビジネスの根幹・基礎用語の本質・人の本質
・【キャリアプラン】軸とタイミング・成長ロードマップ
・【 自己成長 】定義から効率的な学びの方法を紹介
・【社会人の悩み 】素朴な悩み・よくある悩みと対策
・【 課題解決 】問題課題、戦略戦術フレームワーク・法則
・【ビジネススキル】必須スキル・思考方法・コミュニケーション
・【ビジネス用語 】基礎用語解説
・【 企業会計 】一つの軸で理解・収益構造とコスト分析
・【企業実例研究 】成長企業の成長理由
・【 会社の環境 】良い会社の特徴
・【 転職 】転職前の心構えと知識・具体的な方法
・【 読書ガイド 】テーマ別おススメ本
以下で失敗しない本選びのために、何回も読んだおススメ本を紹介しています。

何何回も読んだおススメ本!ビジネスに必要な4領域13テーマに分けて紹介はこちら
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