会社とは何?仕事とは何?組織とは何?など普段何気なく使っている普通の言葉について、素朴にそれって何?と聞かれたときに、困ったことがないですか?
考えたことがなかったり、考えていても深くは掘り下げていない場合も多いかと思います。
この記事では、会社で当たり前に使っている「言葉の本質」をわかりやすく解説しています。各言葉のポイントを解説していますので、詳細が知りたい場合は、リンクから各記事を参照ください。
当たり前すぎる言葉ばかりですが、少し掘り下げて考えることで、言葉の本当の意味に出会え、本質をしっかり理解できるようになります。
この記事は、この記事は、風土の違う5社での経験、数百名のマネジメント経験、100回を超える若手向け勉強会の講師をした経験を持つよしつが書いています。
会社関連用語を知るメリット

上図は、「会社の活動」を一枚の図で表したものです。会社で使われる基本語句の本質を知ることで、上図の会社の活動をより深く理解できます。
(上図の詳しい説明は、「1枚の図」と「一言で要約+詳細解説」でビジネス基礎知識をわかりやすく解説を参照)
会社とは?
- 現金を使って現金を増やす器
会社の活動は、1.現金を集める→2.投資する→3.2を使って商品やサービスを作って販売し、売上を上げる→4売上から費用を引けば利益となる→5.現金が増えたかどうかを確認するです。
このような活動なので、現金を使って現金を増やす器。これが会社の本質です(民間企業の場合)。
(詳しくは、本質を一言で表現!「会社とは?」をわかりやすく解説を参照)
仕事とは?
- 労働という「価値」を「お金」に変えること
- 「価値」とは課題解決
- 「お金」の大小は影響力による
仕事は、人の役に立つこととか、自分自身の成長のためと言われるのはなぜでしょうか?
少しの労働時間で、沢山のお金をもらえる人は少数派です。
課題解決力をつけて、その結果影響力を得て初めて、沢山お金をもらえることになります。
影響力は他の人の役に立つことですし、課題解決力は自分自身の成長で獲得できますので、このように言われるのです。
もちろん、お金以外の目的を望む人もいますので、すべての人がお金が第一ではないです。
ただ、このことが本質なので、お金を沢山もらいたいなら、課題解決をを通した影響力をつけるしかないのも事実です。
(詳しくは、仕事の本質を分かりやすく解説!なぜ仕事が必要?なぜ給料が違う?を参照)
商売・ビジネスとは?
人に動いてもらうこと
すべてはこれにつきます。そして人が動くには、ロジックで理解してもらい、理解してもらった内容で感情が動く必要があります。
人はロジックでは動かないと言いますが、まずはロジックで内容を理解できないと感情が動くところまで行かないのです。
(詳しくは、「商売・ビジネスの本質」をわかりやすく解説を参照)
組織とは?
- 組織の本質は分業
- 会社組織とは他人の集まりだから、仕組みやルールが必要
「組織」=「人の集まり」です。境界線が緩かったり、明確だったり様々ですが、組織は一人では成り立ちません。
なぜ人は集まるのか?集まった方がメリットがあるからです。どんなメリットか?一人ではできないことを実現することが出来るのです。
そのために効率よく組織を動かすために分業が必要になり、血縁ではなく他人を集めるから、仕組みやルールが必要になるのです。
(詳しくは、「会社組織の本質とは何?」をわかりやすく解説を参照)
売上とは?利益とは?
売上は、顧客の期待値を金額にしたもの
利益は、商売を続ける権利を得るもの
これが売上と利益の本質です。
売上はあくまで期待に対してお金を払ってもらうものです。製品・商品・サービスを購入するときは、使用する前に購入を決定します。
その製品・商品・サービスを購入後不満があっても、基本契約した金額を支払わないといけません。
だから、売上とは、期待値を金額にしたものなのです。
ただ、売上が上がっても利益が出ないと事業を継続することはできません。だから利益を出すことで、事業を続けることができる=権利を得ることになるのです。
(詳しくは、「売上とは?利益とは?」本質と意味をわかりやすく解説を参照)
商品・製品・サービスとは?
何かを実現してもらうための手段
沢山の人の課題をまとめて解決する手段
商品・製品・サービスは、購入者の課題解決をおこなう手段です。
購入することで、便利になる・楽になる・満足できるなども含めて、何かの不の解消=課題解決を実現しています。
逆にこのメリットがないと、私たちはお金を出さないです。
そして、個別の対応をしていると効率が悪いため、課題をまとめて解決する商品・製品・サービスを開発します。まとまって大きな数になれば、当然大きな売上となります。
(詳しくは、「製品・商品・サービスの本質とは?」をわかりやすく解説を参照)
なぜ増収増益を目指すのか?
経営・従業員・顧客のハッピートライアングルのため
具体的には、
経営者の心の安定
従業員の市場価値向上
顧客サービスの安定供給
この3点が増収増益を目指す具体的な理由です。
増収増益ができなくなると、この3つが実現できなくなり、その中でも特に従業員が不幸になるのです。
(詳しくは、「増収増益を目指す理由」をわかりやすく解説を参照)
株式会社とは?
お金を持っている人
お金儲けがうまい人
労働をお金に変えてほしい人
これらの人たちを一つの場所(=会社)に集めて、お金儲けしましょうという仕組みが株式会社です。
3者が集まって、それぞれの強みや、やりたいことを株式会社という一つの器の中で実現する仕組みなのです。
(詳しくは、「株式会社とは?」をわかりやすく解説を参照)
会社関連用語の本質の「まとめ」
会社には様々な用語が使われます。まずは、シンプルに理解することが大事です。理解して、そこに肉付けしていく、あるいは、理解を改めることで本当の知識になります。
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