やりたいことってなかなか見つからないですよね。
また、やりたいことを見つけたと思って始めてみたけれど、三日坊主で終わってしまったという場合もあります。
この記事はやりたいことではなく、やり続けたいこと=モチベーションの源泉を見つける方法を書いています。
やりたいことも見つからないのに、やり続けたいことなんか簡単に見つかるわけがないと感じる人も多いと思います。
ただ、実は、やり続けたいことはやりたいことよりも見つけやすい場合が多いのです。
この記事では、あなたのエンジンとなる「やり続けたいこと=モチベーションの源泉」を見つける方法を解説します。
この記事は、
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験
これらの経験を持つ「よしつ」が実体験から得たことを元に書いています。
(あわせて読みたい、後悔しないキャリアプランの設計図 キャリアを築く15のヒント)
(やりたいことの見つけ方の記事は、「やりたいことを見つける方法」を実例を元にわかりやすく解説を参照)
やり続けたいこと=モチベーションの源泉を見つける方法
過去の自分の行動を書き出す
これで多くの場合、自分の軸を見つけることができます。
まず「やり続けたいこと=モチベーションの源泉」の定義や、よく混同されがちな「やる気・好きなこと・したいこととの違い」を整理します。
その上で、具体的な書き出しのステップを分かりやすく解説していきます。
やり続けたいこと=モチベーションの源泉とは?
行動したり努力したりする根本的な理由やエネルギーの元
人が行動をおこす時、また行動を継続しておこなう時には、必ずその行動をおこさせるきっかけや思いがあります。
やり続けたいこと=モチベーションの源泉とは、その思いのことです。
その思い=モチベーションの源泉があることで、行動をやり続けることができます。
モチベーション、やる気、やりたいこと、好きなことの違い
この4つを区別しておくことで、モチベーションをより理解できる
モチベーションとよく似た言葉にやる気、やりたいこと、好きなことがあります。
とても近いように感じますが、違う言葉なので、これらの意味を理解することで、自分のやり続けたいこと=モチベーションの源泉が理解しやすくなります。
モチベーションとは?
行動を突き動かす構造や目的や理由のことです。持続性が高いことが特徴です。目的意識や価値観に紐づく「仕組み」に近い。
広義では外発(外部からの圧力)と内発(自分の内から湧くもの)両方の意味を包括する場合もありますが、この記事では、狭義の「内発的モチベーション」のみを指しています。
やる気とは?
今この瞬間の感情やエネルギー量のこと。持続性が低い(変動しやすい)のが特徴です。体調や気分に左右される。
やりたいこととは?
未来に向けた意志や欲求(行動)のこと。具体的だが、まだ未経験である妄想や、一過性の願望も含む。
好きなこととは?
過去〜現在の快感や関心(対象)のこと。感情に根ざしており強いが、仕事(義務)になると変化することもある。
やる気、やりたいこと、好きなことには、「変化する可能性が高い」「持続するかどうかわからない」という共通点があります。
一方で、モチベーションには「変化しにくい(その人の行動特性)」「持続性が高い」という特徴があります。
好きなことが仕事にできた場合もモチベーションが高まりそうですが、一つの罠があります。
「好きなことをおこなう」と「好きなことでお金をもらう」は根本的に違うことで、よく間違いやすいことです。
前者は「好き」だけが条件ですが、後者は「好き」と「収益化できること」の両方が必要になります。
だからこそ、好きなことの「対象」ではなく、それをしている時の「モチベーションの源泉(なぜそれが好きなのかの理由)」を抽出することが重要になるのです。
(詳しくは、好きなことを仕事にしたいと思った時に最初に知っておきたいことを参照)
「やりたいこと」より「やり続けたいこと」がなぜ見つけやすいのか?
やりたいことを見つけるには経験しないといけないが、やり続けたいことはすでに経験済み
この違いが見つけやすさの違いとなります。
やりたいことを見つけるには、実際に経験してみないとやりたいことかどうかがわからないことが多くあります。
そうなると、経験できるまでやりたいことが見つからないということになります。
すぐに出会えばいいですが、それほど沢山の経験はできないので、すでに経験済みのやり続けたいことよりも見つかりにくいのです。
ただ、やりたいことを早く見つける方法はあります。以下の記事を参照下さい。
(「やりたいことを見つける方法」を実例を元にわかりやすく解説)
やり続けたいことの方が難易度は高いように感じますが、すでに無意識でやっていることである場合が多いので、経験が必要なやりたいことよりも、やり続けたいことの方が見つけやすいのです。
なぜ自分の行動を書き出すとわかるのか?
過去の行動で自ら選んでいるから
行動したり努力したりする根本的な理由やエネルギーの元であるやり続けたいこと=モチベーションの源泉は変化しにくいものです。
また、その人の行動特性でもあります。
ある意味生まれながら持っていると言っても言い過ぎではありません。
ということは、すでに自らおこなったことや判断が、無意識にこれらの特性に影響を受けているのです。
私も自分の過去の行動や判断を書き出すと明確な特徴を発見することができました。
そして、そのことが私のやり続けたいこと=モチベーションの源泉です。
30年たっても変わっていません。
やり続ける方法=モチベーションの源泉を見つける具体的な方法
私が実際にやった方法を紹介
いきなり過去の自分の行動を書き出せと言われてもできないと思います。
私もそうでした。その時に出会った本が「新装版マイ・ゴール これだっ!という「目標」を見つける本」です。
とても簡単な質問が469個並んでいます。
質問数が多くて圧倒されるかもしれませんが、一つひとつの質問は非常に簡潔です。
例えば、以下です。
・小学校の卒業式の思い出は?
・中学校の頃、ほめられてうれしかったことは?
・大学生の時の一番の失敗は?
気軽に答え始めることで、回答中に新たな気づきを得られたり、後から見返した際に、自分自身の「やり続けること」のヒントを発見できる可能性があります。
おススメな方法は、質問をエクセル等に入力して答えることです。
本のページをスマホのカメラでパシャパシャと写真に撮り、GeminiやChatGPTなどのAIに『この画像に写っている質問をすべてテキスト化して』と頼むと、一瞬でエクセルに貼り付けられるデータになります。
それをエクセルに張り付けて、回答していきましょう。
正直とても手間がかかりますが、やり続けたいことが見つかる可能性は格段に上がります。
エクセルに打ち出すのは、自分のことを客観的に見つめやすくなるからです。
自分の内面を見つめるのは実はとても難しいことです。
自分のことなのに、見栄や願望や弱い自分を見たくない感情が沸くことで、客観的に判断しづらくなるからです。
答えていく途中でも、自分の奥底にある嗜好・行動・考え方の傾向が浮かび上がり、自分の好きなことの根底にある「やり続けたいこと=モチベーションの源泉」がわかってきます。
すでに新刊は販売されていないので、中古のみとなりますが、以下の本を購入して469個の質問を得てください。

また、上記に加えて、「ストレングスファインダー」という本の中にある、Webテストで自己分析するのもおススメです。
自分の強みが5つのキーワードで表されます。
自分の心の奥底をあぶり出してくれます。

まとめ
ここまで、モチベーションの源泉(やり続けたいこと)の見つけ方を解説してきました。
・やりたいこと=これから経験する「未来(点)」にあるから見つけにくい
・やり続けたいこと=すでに経験した「過去(線)」にあるから見つけやすい
469個の質問に答えたり、エクセルに打ち込んだりするのは、正直に言ってとても手間がかかります。
しかし、自分の内面を客観的に見つめ、この「モチベーションの源泉」を一度あぶり出すことができれば、これから先、どんな仕事に就いても、どんな困難にぶつかっても、自分で自分を動かせるようになります。
実際、私が30年前に見つけた源泉は、5つの会社を渡り歩き、役職が変わった今でも全くブレていません。
「やりたいことがなくて焦る」という人は、まずは騙されたと思って、自分の「過去の事実」を書き出すことから始めてみてください。
そこには、あなただけの強力なエンジンが必ず眠っています。
他にも「キャリアプラン 軸と考え方」で以下の記事を書いています。参照下さい。


