なぜ人の学びは歴史に行き着くのか?

15.よしつの思考ログ

まだ20代の頃に、ある有名な経営者の方が言った言葉が頭の中に残っています。

「様々なことを読んできたが、結局歴史に学ぶことに行き着きます」という言葉です。

特に名言でもないのですが、すごく心に残りました。

理由は、良い言葉だったからではなく、学んだ結果、織田信長やと徳川家康に行き着くことにとても違和感を持ったからです。

正直理解不能でした。

でもこれは、誤解だったのです。

どのように誤解していかたというと、「歴史に学ぶ」ではなく「歴史を学ぶ」と理解してしまったのです。

織田信長や徳川家康の話を学ぶのは、「歴史を学ぶ」です。いつどんな戦いが起こり、どこを制覇したかという「事実や知識」を知ることがメインになります。

それに対して「歴史に学ぶ」とは、「なぜその時、人はそう動いたのか」という行動原理を学ぶことです。

この違いを知った時に、有名な経営者が言っていたことがやっと理解できました。

組織は人で成り立っています。人が企業間の競争を勝ち抜くために戦略を考えて実行します。

この行動は、今まで歴史でとても多くおこなわれています。

人は、1万年以上前からさほど進化していないそうです。したがって、文献が揃っているこの数百年では人は進化できていません。

今生きている私たちと同じ人たちが、あの時代を生き抜いていたのです。

ということは、その際の人も行動原理を学ぶことで組織運営に役に立つのです。

戦略戦術を学ぶことも大事ですが、そもそもそれらを考えたり、実行する「人を学ぶ」ことにいきついたという解釈です。

せっかく歴史に触れるなら、単なる『過去のイベントの暗記』ではなく、『その時、人がどう考え、なぜその決断をしたのか』という視点で学ぶことがおススメです。

歴史に学ぶと歴史を学ぶの詳しい違いは、「歴史を学ぶ」ではなく「歴史に学ぶ」ことが大事な理由を参照下さい。

また、歴史に学ぶ際におススメの本は、歴史に学ぶ!何回も読んだ本おススメ21選を参照下さい。

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