たったひとつの「商売・ビジネスの本質」をわかりやすく解説

2.考え方・意識・スキル
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何ができたら儲かる商売・ビジネスになるのでしょうか?

大事なことはたくさんありますが、それらすべてに共通するたったひとつのことがあります。

逆に言えばたったひとつのことのために、人、モノ、お金、情報を総動員して活動しているのが会社なのです。

この記事では、商売・ビジネスの本質である、「たった一つのこと」をわかりやすく解説します。

この記事は、
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験

これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。

(あわせて読みたい、知っておきたい 考え方・意識・スキル

商売・ビジネスの本質とは?

人に動いてもらうこと

すべてはこれにつきます。

人に動いてもらうことが本質である理由

人を動かさないと商売が成り立たない

会社にお金を払ってくれる唯一の存在は、お客様です。

そのお客様に製品・商品・サービスを購入してもらうという行為を、自らの意思で実行してもらうことが販売の絶対条件となるからです。

知ってもらうだけ、興味を持ってもらうだけではだめなのです。購入するという行動を起こしてもらう必要があるのです。

皆さんは自分自身の行動を振り返ってみた時に、簡単に何かを買う行動はとらないと思います。

お金を払うという行為はとても慎重になることだからです。

その重い腰をどのように上げてもらえるのか?財布をどのように開けてもらうか?を会社は一生懸命考えているのです。

したがって、商売・ビジネスの本質は、人に動いてもらうことなのです。

人に動いてもらう方法

・誰に何をしてほしいか?
・動いてもらうためにはどうしたらいいか?

上記2つに分けて解説します。

誰に何をしてほしいか?

お客様にお金を払うという行動をとってほしい

商売・ビジネスでお金をもらえるのは唯一お客様だけです。したがって、そのお客様に商品・サービスを購入してほしい。

もっと直接的な言葉で言うと、お金を払うという行動をとってほしいのです。

そのためには、お金を払ってでも買いたくなる製品・商品・サービスを作る必要があります。

お金を払ってでも買いたくなるということは、自分の困ったことを解決してくれたり、わくわくする気持ちにさせてくれるものです。

したがって、誰の何を解決するのか?が商品・製品・サービス開発のキモとなります。

動いてもらうためにはどうしたらいい?

動いてもらうために、製品・商品・サービスについて、

・何を提供してくれるのか?を理解してもらう
・購入したいと思ってもらう

この2点が大事になります。

それぞれ説明します。

何を提供してくれるのかを理解してもらう

自社の製品・商品・サービスを知ってもらわないと何も始まりません。

名前を知ってもらうことも大事ですが、何を提供してくれるのか?を知ってもらうことがもっとも大事です。

ロジックでは人は動かないと言いますが、ロジックがないと、そもそも人に伝わらないのです。

(詳しくは、「論理」と「感情」の関係をわかりやすく解説を参照)

伝える内容は、自分の〇〇な課題を解決してくれる、購入することで気分が上がる・幸せを感じる、困ったことが起きなくなるなどの具体的なことです。

「すごくいいんです」と言われても、理解できないからです。

例えば、少しでも早く走りたいと思っている人を見つけて、「これを購入することで、今までより早く走ることができます。なぜなら、地面からの反発を前進する力に変える力が、今までより15%アップするソールを導入しました。したがって、このシューズを履くと今より早く走ることができます」と説明しないといけない。

この結果、このシューズを買えば、今より早く走ることができるイメージがわきます。

また、気分が上がる・幸せを感じるようにするには、例えば、「これは世界で有数のブランドです。あの有名人も愛用しており、身につけることで、優越感を感じることができます」という商品であることを、わかってもらわないといけない。

このようにお客様に商品・製品・サービスの良さを理解してもらうには、お客様が必要な商品かどうかをロジックで説明しないと理解してもらえないのです。

一見ロジックとはかけ離れている、他の人の感想である口コミで判断する場合も、他の人がこれだけ買っている商品で悪い口コミが少ないのは、良い商品だからだ!と結局はロジックで考えているのです。

購入したいと思ってもらう

購入したいと思うかどうかは、ロジックで伝えた内容をお客様が聞いた時に、ワクワクした気持ちになるかどうかがポイントとなります。

ワクワクするとは?=心が動くとは?=動きたくなるとは?=お金を出す判断をするのは、以下のことが具体的にイメージできた場合です。

課題が解決する
楽になる
便利になる
嬉しくなる
儲かる
豊かになる

ロジックを使って具体的にイメージできるように伝えることで、具体的に理解ができ、その結果、他の人の心=感情が動くことで、購入するという行動をおこしてもらえます。

商売・ビジネスの本質の「まとめ」

人に動いてもらうこと

会社は、人、モノ、金を使って、解決する手段である商品・製品・サービスを創って、知ってもらって、購入してもらう活動を日々行っています。

また、よくロジックでは人は動かないと言います。ただ、感情だけでも人は動かないのです。

理解して初めて感情が動き行動につながる、ということも大事なポイントになります。

他にもよく使う言葉の本質について記事を書いています。参照下さい。

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