「やりたいことが見つからない」と悩んでいませんか?
この悩みは多くの人が抱えるものです。なぜなら、自分の「やりたいこと」は簡単に見つかるものではないからです。
たとえ幸運にも見つかったとしても、それを仕事にできる確率はさらに低いのが現実です。
ただ、「やりたいこと」を見つけるメリットは計り知れません。ぜひ見つけてほしいですし、そのための近道は確かに存在します。
この記事では、私が実際に「やりたいこと」を見つけた、実証済みの方法をわかりやすく解説します。
この記事は、
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験
これらの経験を持つ「よしつ」が実体験から得たことを元に書いています。
ちなみに私のやりたいことは以下2つです。
・元気じゃない会社、人を元気にできる人になる
・ゴルフの大会(どんな大会でも可)で優勝する
できるできないではなく、心からやりたいと思っているがどうかが大事だと思っています。
(あわせて読みたい【キャリアプラン】軸とタイミング・成長ロードマップ)
やりたいことを見つける方法とは?
・なぜやりたいことを見つけたいか?の最初の第一歩
・過去の自分の行動を書き出す
・経験したことがないことにチャレンジする
・見つかった時に備えて高い位置からスタートできる準備をしておく
やりたいことを見つけるには、この4つのステップが重要です。
まずは「やりたいことが見つからない理由」を解説した後に、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
やりたいことが見つからない理由
やりたいことが経験できていないから
「やりたいこと」は経験を通してしかわかりません。しかし、特に若い間は、さまざまな経験を積む機会が限られています。
そのため、自分の「やりたいこと」に巡り合う可能性が低く、なかなか見つからないと感じてしまうのです。
さらに、たとえ見つかったとしても、それが10年後も本当に「やりたいこと」であり続けるか、判断に迷うこともあるでしょう。
これが、やりたいことが見つからない理由です。
やりたいことを見つける方法の「詳細解説」
やりたいことを見つける4つの方法をそれぞれ詳しく解説します。
なぜやりたいことを見つけたいか?の最初の第一歩
困難に立ち向かう勇気をもらえる
「やりたいこと」を見つける最大のメリットは、それに取り組むことで、想像以上の勇気と活力が湧いてくることです。
「やりたくないこと」をこなすのとは比べ物にならないほど、目の前の困難に前向きに取り組めるようになるでしょう。この勇気こそが、「やりたいこと」を見つける大きな価値なのです。
ただ、やりたいことが見つかったとしても変わらないことがあります。
楽できるわけではない
・楽しいことだけをして過ごせる
・いやいややらなくてもよくなる
・楽できる
上記のような考え方もあります。ただ、これらの多くは幻想です。
残念ながら、やりたいことが見つかっても、嫌なことや苦しいことがなくなるわけではないからです。
私自身の、そして多くの人々の経験則から言えるのは、どんなに好きな業務でも、そのうち8割は「嫌だな」と感じることがある、ということです。
例えば、プロのスポーツ選手や漫才師も、心から「やりたい」ことを仕事にしています。
しかし、地道な練習やネタ作りには、必ず苦しさが伴います。これが現実なのです。
困難に立ち向かう勇気を得られるメリットは大きいですが、楽できるわけではないという現実を受け入れること。
これが、「やりたいこと」を見つけるための最初の第一歩となるのです。
過去の自分の行動を書き出す
やりたいことは過去に選んでいる
やりたいことの根幹は、過去の自分の行動や考え方を見るとわかる場合が多いです。
私は、過去の行動をテキスト化することででやりたいことを見つけることができました。
いきなり書き出せと言われても書き出せないと思いますので、以下の本に記載されている469個の質問に答えてください。
質問数が多くて圧倒されるかもしれませんが、一つひとつの質問は非常に簡潔です。
気軽に答え始めることで、回答中に新たな気づきを得られたり、後から見返した際に、自分自身の「やりたいこと」のヒントを発見できる可能性があります。
たとえば、
・小学校の卒業式の思い出は?
・中学校の頃、ほめられてうれしかったことは?
・大学生の時の一番の失敗は?
などの質問が469個あります。
おススメは、質問をエクセル等に入力して答えることです。
とても手間がかかりますがやりたいことが見つかる可能性が上がります。
とても素朴な質問が並んでいます。答えを入力した後に見てみると、自分の奥底にある嗜好・行動・考え方の傾向が浮かび上がり、自分の好きなことであり、やりたいことの根底がわかります。
すでに新刊は発売されていないので、中古のみとなりますが、以下の本を購入して469個の質問を得てください。
また、上記に加えて、「ストレングスファインダー」という本の中にある、Webテストで自己分析するのもおススメです。
自分の強みが5つのキーワードで表されます。
自分の心の奥底をあぶり出してくれます。
経験したことがないことにチャレンジする
経験しないとやりたいことは見つからない
自分の嗜好の傾向をつかんだら、その傾向に合う、今やっていない新しい経験を積みましょう。
今まで経験したことで見つかっていないのですから、新しいことをするしかやりたいことを見つける方法はありません。
したがって、絶対いやだと思うこと以外は、とにかく手をつけてみましょう。
その中からいつかはやりたいことが見つかります。逆にやってみなければ見つからないです。
見つかった時に高い位置からスタートできる準備をする
見つかった時の準備は今からおこなう
やりたいことが見つかってから、さまざまなことを学ぶのではなく、見つかっていない今から、たくさんのことを学んでおいてほしいです。
そうすることで、やりたいことが見つかったときに、高い位置からスタートできるからです。
見つかってから学び始めると、見つかるのが遅くなった場合、時間が足らなくなります。
加えて、学び始めておくことで大きなメリットになる場合があります。
学ぶ過程で新しい知識や興味に出会い、それが結果的に「やりたいこと」につながるケースも少なくありません。
学ぶ内容について、ビジネス書を読む、文章力をつけるの2点がおススメです。
ビジネス書を読むことで知識が増え、文書を書くことでその知識を能力に変えることができます。
(詳しくは、社会人の勉強法として「おすすめするたった2つのこと」をわかりやすく解説を参照)
(知識と能力の関係は、「知識と能力とスキルの関係」をわかりやすく解説を参照)
やりたいことを見つける方法の「まとめ」
ここまで、「やりたいこと」を見つけるための4つのステップを解説してきました。それは、以下の通りです。
・なぜやりたいことを見つけたいか?を考える
・過去の自分の行動を書き出す(469個の質問)
・経験したことがないことにチャレンジする
・見つかった時に高い位置からスタートできる準備をする
「やりたいこと」を見つけるのは決して簡単ではありません。しかし、見つけられた時のメリットは計り知れません。
ぜひこの4つのステップを実践し、あなた自身の「やりたいこと」を見つけてください。
他にもキャリアプランの「軸とタイミング」に関する以下の記事を書いています。参照下さい。
- 20代で一番大事なこと 「時間当たりの課題解決経験」
- 「会社を好きになる」たった2つの理由
- 「好きなことを仕事にしたい」と思った時に知っておきたいこと
- 社会人になった時に知っておきたい「本当に大事なこと」
- 「やりたいことを見つける方法」
- 「3年は我慢すべきか?」の判断基準
- 「仕事の環境を変えるタイミングとは?」
当サイトでは以下のカテゴリーで200以上の記事を掲載しています。気になる内容があれば参照下さい。
・【 概念の本質 】ビジネスの根幹・基礎用語の本質・人の本質
・【キャリアプラン】軸とタイミング・成長ロードマップ
・【 自己成長 】定義から効率的な学びの方法を紹介
・【社会人の悩み 】素朴な悩み・よくある悩みと対策
・【 課題解決 】問題課題、戦略戦術フレームワーク・法則
・【ビジネススキル】必須スキル・思考方法・コミュニケーション
・【ビジネス用語 】基礎用語解説
・【 企業会計 】一つの軸で理解・収益構造とコスト分析
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