組織力を上げる際には、個人力を上げる施策である教育研修などが行われることが多くあります。
これにより個人力が上がり結果、組織力が上がると経営が判断するからです。
では、研修により個人力が上がれば、組織力は『必ず』上がるのでしょうか?
答えは、必ずしもYesとは言えないと考えています。なぜなら、そこには「能力発揮率」という重要な観点が抜け落ちているからです。
私は、「個人の能力×能力発揮率=個人力」という式が成り立つと考えています。
この式で2つの会社を比べてみましょう。

上図のように個人の能力が高ければ必ず組織力が高くなるとは言えない場合があります。
いくらの個人の能力が高くても、その組織のために能力をどこまで発揮しようと思うかは個人にゆだねられるからです。
分かりやすく言うと、「会社のために貢献したい」と思う組織で働いていると能力発揮率は上がります。
ただ、例えば風通しが悪かったり、嫌な上司が多い組織にいると、頑張ろうと思う気持ちが低くなり能力発揮率が下がります。
あの人のため、あの商品のため、あの顧客のためと思えば人は頑張りますが、そうでなければ頑張りません。
このように考えると良い会社であれば能力発揮率が上がりやすいのだと思います。
皆さんの会社ではどうですか?周りの人はどれだけ能力を発揮しようとしていますか?
(詳しくは、組織力の大きな要素「能力発揮率とは?」をわかりやすく解説を参照)

