自分にあった会社って世の中にあるのでしょうか?
今の自分、将来の自分では判断が変わりそうです。
やりたいことが見つかった状態とそうでない状態でも変わります。
100%をあった会社を望むのか?50%合った会社を望むのかでも変わります。
また、自分にあった会社だとしても、入社して行う仕事が望みどおりなのか?そうでないのか?でも変わります。
このようにあう会社ってその時その時で大きく変わります。
色々な記事で書かれている、まずは自分の適性を見つけましょうというアドバイスも頭ではわかるのです。
ただ、それができれば悩まないですよね。
また、業界研究をしましょうとも書かれています。ただ、その業界で働いたことがなければ理解できるはずはありません。
この記事では、このような悩みを持つ方向けに、自分に合った会社をどのように見つければいいのか?また、見つかるまでの間どのように過ごせばいいのか?を解説します。
・自分自身の3回の転職経験
・中途採用の責任者の経験
・数百名の応募書類の通過判断経験
・数百名との面接による採用判断経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・100回を超える若手向け勉強会の講師経験
上記の経験を持ち、転職関係の仕事をしていないため利害関係もないよしつが、皆さんにとって一番良い方法を書いています。
(合わせて読みたい、20代での転職「会社の選び方」を具体例含めてわかりやすく解説)
20代向け自分に合った会社の見つけ方
・自分が「絶対」売りたくない商品の会社を除く
・粗利率の高い会社を選ぶ
・売上を伸ばしている商品力の強い会社を選ぶ
・迷ったら知名度のある会社を選ぶ
あった会社に出会うには、あった会社で働かないと本当の意味で出会えません。
そのためには、間違う確率の高い会社選びをしないようにすることが大事になります。
明確に自分のあう会社を定義できないのであれば、上記4つのポイントをおさえることで、自分にあった会社に出会う確率が上がります。
また、あっている会社でなかったとしても、上記ポイントをおさえておくと、皆さんの能力が上がる会社である場合が多く、転職の際に有利になります。
あう会社に出会うまでの間をどうすごすか?が、あった会社に出会う方法となるのです。
20代向け自分に合った会社の見つけ方の「詳細」
まずは自分に合った会社の見つけ方の「前提」を解説した上で、上記の4つのポイントをわかりやすく解説します。
自分に合った会社の見つけ方の「前提」
・100%あっている会社はない
・100%あっていても、数年後には下がってしまうことがある
・現在の自分自身の理解度は10%程度である認識
この3つが前提となります。それぞれを解説します。
100%あった会社はない
最初に知っていてほしいことは、100%あった会社はないことです。
80%あっている会社もないでしょう。
なぜなら、会社は人の生活様式に適合した場所ではないからです。
人は、100名以下かつ、生まれた時から一緒に過ごす人たちとの生活様式に適合しているのだそうです。
したがって、会社という「多数の人」かつ「他人」が集まる場所には適合していないのです。
まずは、生活様式に適合しない環境で私たちは働いていることを知っておきましょう。
今100%でも数年後には100%でなくなる
人は成長します。成長とともに思考や嗜好が変わります。
また、任される役割によっても変わります。
現時点の1就業員としては、良い会社だと思っても、管理職に昇進すると、あわなくなることもあるのです。
現在の自分自身の理解度は10%である認識
20代の皆さんの現時点において、自分自身の本当の姿がわかっている確率及び、様々な会社を判断できる能力はまだまだ低いのが残念ながら実情です。
したがって、正しい判断ができる可能性が低い状況であることを認識しておきましょう。
自分にあった会社の見つけ方の「詳細解説」
自分にあった会社の見つけ方の4つのポイントについてそれぞれ解説します。
自分が「絶対」売りたくない商品の会社を除く
「絶対」売りたくないものはなんでしょうか?理屈ではなく、いやだという気持ちを持つ商品です。
自分の感情が嫌だと判断するものは、一生気持ちが変わりません。だから、排除するのです。
好きなもの、面白く感じるもの、興味のあるものという切り口から考えないことです。
転職先等を探す場合、自分の好きな商品や馴染みのある商品から探す人が多いと思います。
ただ、この選び方だと、今現在ではあっていないと感じているが、将来あうことになる会社を最初から排除してしまうことになります。
また、営業担当として転職を考えている人以外も、まずはこの部分から考えはじめましょう。
スタッフとして採用されたとしても、いつ営業に異動になるかはわからないし、営業でなくても、会社に対する思い入れを持ちにくいためです。
会社が好きになる2大要素は自社商品が好き、もしくは、働いている人が好きのどちらかです。
この2大要素の内の1つが商品なので、職種に関係なく必ずこの切り口から考えましょう。
ちなみに私の場合は、親や友達に商品を売りたくないので、BtoCの会社は全部除外です。
もう一つは、お金自体を売る商売もなんか嫌なので、BtoBでも金融・証券関係はすべて除外です。
これでかなりの絞り込みができます。
人により感じ方・考え方は様々だと思いますが、理由がロジカルではなく「嫌だから」と思う会社や業界をまずは除外しましょう。
粗利率の高い会社を選ぶ
売上総利益率(粗利率)の高さはとっても重要な項目です。
粗利率が高いと、投資ができやすいのです。
そうすると、儲かり続ける確率が上がることと、その結果、給料が上がる可能性(ボーナス含めて)が高いということになります。
あわないとわかった会社かつ安い給料だと辛いですよね。
したがって、少なくとも給料が上がりやすい粗利率の高い会社を選ぶのです。
同じ売上でも売上総利益率(粗利)20%の会社と80%の会社では、儲かりやすさがまったく違います。
儲からないと絶対に人件費は増えません。
上記に当てはまる業界は色々あります。まず思い当たるのが、SaaSと言われるクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネット経由してユーザーが利用するサービスです。
開発済みのソフトを使う権利を販売する会社です。例えば、スケジュールや共有事項の周知等ができるグループウェアなどがそうですね。売上総利益率70%以上ということも普通にあります。
理由は単純です。できたソフトに会社単位で参画する際、100名の場合は100名分のお金を払います。
ただ、100名入ったとしてもソフトは何も変わりません。ということは、原価はかからないので、丸々儲けとなるから利益率が高くなるという構造になるのです。
通常商品販売だと、必ず1商品販売するごとに1つ実物の商品を作りますので、その都度原価がかかるため、利益率は低めになってしまいます。
ただ、メーカーでも売上総利益率の高い会社があります。実物製品を作りますので、原材料費はかかりますが、高い値付けができる会社です。
競合がいない、もしくはマーケットでシェアを取っている会社です。
あるマーケット(ニッチなマーケットでも)の中でシェアを独占しているような会社は、利益を大きくのせた売値でも買ってくれる会社が多いからです。
売上を伸ばしている商品力の強い会社を選ぶ
20代で大事にしないといけないことは、「時間当たりの経験値の多さ」です。
売上を伸ばしている商品力の強い会社は多くの経験値を得ることができます。
これからは、楽に過ごせる時代ではありません。結局自分を守るものは自分の実力だけです。
意識が前向き、後ろ向きに関係なく、明確に合った会社がわからない間、無駄にすごすことがないような会社で働きましょう。
自分のやりたいことが見つかった時に、足腰が鍛えられた状態かつ高い位置からスタートできるからです。
時間当たりの経験値を上げるには、わかりやすく言うと、バッターボックスに立つ回数が増えるかどうかです。
商品力が強い会社と弱い会社では、例えば新規テレアポをする場合のアポ率が全然違います。アポ率5%とアポ率0.1%では、50倍の差となります。
明らかに商談数が変わります。その上、お客様の上長に会える確率も変わります。
また、強い商品だと様々な会社からの協業等の相談がきます。これらが時間当たりの経験値を上げることになります。
ただ、注意が必要なのは、商品力が強くても成長していない会社です。
マーケットに商品が浸透してしまい、商品自体が時代遅れになり始めています。できれば避けたいところです。
(製品サイクルの詳細は、「プロダクトライフサイクル」超簡単解説&使い方紹介を参照)
知名度がある会社を選ぶ
迷ったり、わからない場合は、知名度のある会社を選びましょう。
転職の際に提出する履歴書に、知名度高い会社の名前があるだけで、書類通過率が上がります。
採用担当者は採用がしたいのです。でも、一定の採用基準を超えた人しか面接しません。
そうなった時に、履歴書や職務経歴書で能力の有りなしを判断するには、知名度の高い会社に採用された事実がひとつの武器になるからです。
20代向け自分にあった会社の見つけ方の「まとめ」
・自分が「絶対」売りたくない商品の会社を除く
・粗利率の高い会社を選ぶ
・売上を伸ばしている商品力の強い会社を選ぶ
・迷ったら知名度のある会社を選ぶ
やりたいことが見つかっていない場合は、上記4つのポイントをおさえることで、合った会社にであう確率が大きく上がります。
間違った会社を選ぶことで、転職の難易度が上がり、希望の会社へ転職できず、出会える確率を下げることになります。
転職を考えている人へ
20代の方は、信頼できる人や転職サポート会社に相談することをおススメします。間違う確率を減らすためです。
ただ、1点だけ注意点があります。大手転職紹介会社は避けることです。
私も相談した経験を持っているのですが、以下の問題点があります。
・1回面談して終わりの場合があり、何回も相談できないことが多い
・様々な経験を持ったコンサルタントがつくわけではない(新人がつくこともある)
・採用に困っている企業(俗に言うブラックに近い企業)を紹介されることがある
転職エージェントは、転職が成立して初めて収益となるモデルです。したがって、内定をもらえる人を優先します。
その結果、転職したい人1名1名に懇切丁寧に対応はしません。
また、新人がコンサルタントになれば、あなたの悩みを理解してもらえません。その上、コンサルタントのスキルがなく、ブラック企業を紹介されたら溜まったものではありません。
また、転職サイトで探すと、そもそも相談ができません。
おススメの転職エージェント
実は、上記3つをクリアする転職エージェントが実在します。
「UZUZ」という20代の転職をサポートする会社です。
聞いたことはない人もいるかと思いますが、独特なサービスをおこなっているので、各種メディア1657媒体で事業紹介をされている会社です。
・キャリアカウンセラーの転職希望者1名当たり平均サポート時間は20時間。
・キャリアカウンセラーの9割が元既卒・第二新卒。本人及び組織として様々な転職経験を持った人が対応してくれる
・ブラック企業を徹底排除!を独自基準で宣言している
上記の結果、内定率83%、入社半年後の定着率は96.8%です。
まずは、無料相談を受けてみましょう。自分の思いやスキルではわからないノウハウを得ることができますよ。
会員登録して無料相談してみましょう!
また、転職の機会に少しでもITエンジニアに興味があれば、未経験でも相談にのってくれるだけではなく、学習の無料サポートも受けることができるサービスもおこなっています。
こちらの相談も無料です。以下から申し込んでみてください。
繰り返しますが、自分の思いやスキルだけでは失敗する可能性があります。頼れるところに頼りましょう。
その上で、ノウハウを獲得した後に、転職サイト等を参考にするとより成功に近づきます。
ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。
本を読む習慣がない方は、プロのナレーターが朗読した本をアプリ等で聴けるサービスがおススメです。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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