会社の口コミサイトは多数ありますが、鵜呑みにすると判断を間違います。
私は5社で働いていますが、5社の口コミを見ると、あっている部分より合っていない部分の方が多くあります。
この記事では、なぜそのようなことになるのか?どんな点に気を付けて閲覧したらいいのか?をわかりやすく解説します。
この記事は、風土の違う5社での経験、数百名のマネジメント経験、数千社との取引経験、100回以上の勉強会講師の経験を持つ よしつ が書いています。
(あわせて読みたい 20代「転職の流れ(転職判断・会社選択・広告の見方・面接のポイント)」をわかりやすく解説)
会社口コミサイトの見方「3つのポイント」
- 会社のほんの一面だけを見た記載内容が多数
- 記載内容にバイアスがかかりやすい
- 形容詞や感想は無視、事実の記載のみ参考にする
この3点が会社口コミサイトの見方「3つのポイント」です。
会社口コミサイトの見方「3つのポイント」の詳細解説
沢山の会社の口コミサイトがあります。実際に働いた経験のある現社員、元社員が口コミを記載しています。
転職の候補会社を調べる際などによく活用すると思いますが、サイトを見る目的はどんな会社かを具体的に知るためです。
ただ、その目的を果たすためには「3つのポイント」をおさえて活用する必要があります。
その3つのポイントについてわかりやすく解説します。
会社のほんの一面だけを見た記載内容
商品の口コミと違い、会社の口コミサイトは、評価項目が多数あり、更にその項目を個人の主観によって書かれています。
だから参考にできるかどうかは、その記載者と同じ価値観で見ないと、口コミを参考にできません。
記載内容についても、沢山の会社で働いた経験を持った人が相対評価で口コミを書いているわけはないです。
口コミ記載者の多くは、経験社数が少ないため、他の会社との相対比較ではなく、その方の完全な主観で記載している場合が多いのです。
その上、新卒で入社していれば、その会社の風土になじんでいる(=それが当たり前)ため、総じて悪い評価になりにくいです。
会社の評価項目は、会社の業績及び今後の見通し、経営者の経営方法や人柄、上司の人柄や対応、福利厚生、風土風習、会社の業種、新規事業の方針、同僚の年齢層や人柄など上げたらきりがありません。
会社が高成長していること対して、安定した会社がいいと思っている人は、無理をしているとか仕事が多くて残業が多いとネガティブにとらえます。
活気あふれる会社を望んでいる人は、とってもいい会社だとポジティブにとらえます。
また、仕事をすぐに1人で任されることに対して、喜ぶ人もいれば、いきなり仕事を投げないで、ゆっくり丁寧教えてほしいと望む人もいます。
毎日1回の業務報告を行う義務があれば、丁寧と感じる人いれば、めんどくさいと感じる人もいます。
その報告に対する同じアドバイスに対して、パワハラに感じる人もいれば、この上司は私のためにアドバイスしてくれていると感じる人もいます。
このように感じ方は千差万別で、起きている事象だけでなく、誰に言われたかによっても判断が変わります。
だから、鵜呑みにしてはいけないのです。
記載内容にバイアスがかかりやすい
口コミサイトに投稿する人とは?
口コミサイトを参考にする時はどんな時でしょうか?ほとんどの場合は、転職を検討している時です。
ただ、投稿内容を全部見ようと思ったら、会員登録し投稿しないと全部見る事ができません。
したがって、転職を検討している人が多く投稿している場合が多いのです。
投稿内容のかたより
上記の通り、口コミ投稿者は元社員か転職を検討している現社員です。
元社員でよほど恨みがあれば、厳しい内容を書くでしょうが、そうでない人はどうでしょうか?
お世話になった人や同僚がいる会社に、迷惑になるような口コミを書くでしょうか?
多くの人はどうしてもぼやかしてしまいます。
会社口コミサイトと転職サイトを同じ会社が運営
ある転職サイトでは、口コミを他の転職サイトとの差別化に使っています。
そうなると、その転職サイトに掲載する採用したい会社はどのような行動をしがちでしょうか?
当然、良い口コミが沢山入っている方がいいことと、現社員でも投稿できますので、良い口コミが多くなります。
その結果、かたよった口コミ内容となります。
形容詞や感想は無視、事実の記載のみ参考にする
では、まったく参考にならないのでしょうか?実はそうではなく、見方を限定すれば参考にすることができます。
その方法とは、形容詞や感想は無視、事実の記載のみ参考にするのです。
例えば、「年功序列だから、意見が通りにくい」という記載があったとします。
「年功序列」事実ですね。でも、「意見が通りにくい」のは「年功序列」のせいでしょうか?わからないですね。
「残業は月40時間位です。多い部類に入ると思います」という記載があったとします。
「残業が月40時間」は事実ですね。でも「多い部類」かどうかはその人の判断ですね。もしかしたら、サービス残業も含めた判断かもわかりません。
「歴史のある会社で、お客様が自治体だからか、親切な人が多いです」と記載があった場合、「歴史のある会社」「お客様が自治体」は事実です。
ただ、「親切な人が多い」とはその人の判断で、親切な人=やさしく色々教えてくれるが、成長につながるような叱り方をしてくれない人かもです。
主観って難しいのです。例えば、「何でも意見が言える会社」という言葉を裏返せば、「意見が通らない会社」になります。
全員の意見が何でも通っていたら、会社が運営できない状態になります。ということは意見を言えない会社より、当然意見が通らない可能性が高くなります。
だから、事実だけを参考にするに留めないと間違った情報を信じてしまうことになります。
会社口コミサイトの見方「3つのポイント」のまとめ
1. 会社のほんの一面だけを見た記載内容が多数
2. 記載内容にバイアスがかかりやすい
3. 形容詞や感想は無視、事実の記載のみ参考にする
転職などの最終判断でよく使われる会社口コミサイトですが、このように通常の商品口コミとは前提条件が違います。
参考にならないわけではないですが、参考にするなら3つのポイントをおさえて参考にするようにしてください。
入社後失敗となると取り返しがつかなくなりますので。
ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。
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