プロという言葉に注意「本当の転職のプロとは?」を解説

7.転職の知識
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転職を成功させるには、多くの人のサポートが不可欠です。

特に、募集企業を探す際には転職系の会社を利用するのが一般的でしょう。

しかし、ここで一つ、ぜひ知っておいてほしい認識があります。

それは、「転職のプロとは誰なのか?」という問いです。

転職関連の会社に勤める方が「転職のプロ」として紹介されることは多いですが、本当にそう言い切れるのでしょうか?

私は、彼らは転職の一部分においてはプロであるものの、転職全体を通すとそうではない部分もあると考えています。

なぜ私がこの問いにこだわるかといえば、あなたの人生にとって大切な転職において、できる限り確かな情報を手に入れてほしいからです。

この記事では、「転職のプロとは何か?」について、私の実体験を交えながらわかりやすく解説していきます。

この記事は、

・3回の転職経験
・中途採用の責任者の経験
・多数の書類選考・面接の経験
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・1,000冊近い読書経験

これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。

(あわせて読みたい、知っておきたい 転職の知識(転職判断から入社まで)

転職のプロとは?

転職の一部分のプロはいるが全体のプロはいない

Web等ではよく転職のプロという人が記事を書いています。

ただ、転職全体を通しての転職のプロはいないと私は考えています。

・転職会社の人は転職のプロ?
・本来の転職のプロとは?
・転職情報の活用方法

上記3つに分けて紹介します。

転職会社の人は転職のプロ?

転職という「手段」のプロ

転職会社は「転職のプロ」だと感じがちですが、本当にそうでしょうか?

そもそも、転職の目的は「今いる会社よりも良い会社で働くこと」です。

そして、新しい会社に入社し、そこで働いてみて「良い会社だった」と心から思えて初めて、転職は成功したと言えます。

転職会社がサポートしてくれるのは、あくまで「新しい会社に入社するところまで」。残念ながら、その後の「最終的な結果」に責任を負うことはありません。

さらに、転職会社の担当者自身が、実は転職経験がない、あるいは転職で成功した経験がないというケースもあると思います。

もちろん、会社全体としては多くの転職をサポートしてきた実績があります。その意味で言えば、彼らは転職という「手段」を熟知したプロである、というのが適切な表現でしょう。

本来の転職のプロとは?

何回も転職し、何回も転職に成功している人

あなたの周りに、そのような人がいますか?

おそらく、ほとんどの人の身近にはいないでしょう。なぜなら、それほどまでに希少な存在だからです。

たとえ、そのような「本当のプロ」がいたとしても、その方は極めて優秀で、常に引く手あまたの存在である場合がほとんど。

念ながら、彼らの特別なノウハウを、私たち一般の人がそのまま活用することは難しいのが現実です。

だからこそ、あなたが転職について相談する友人や知人、そして転職会社の担当者は、親身に話を聞いてくれるでしょうが、彼らが「本来の意味での転職のプロではない」という事実を、ぜひ心に留めておいてください。

転職情報の活用方法

転職のフローに分けてそれぞれの専門家を活用する

では、「本当の転職のプロ」が身近にいない中で、どうすれば転職を成功に導けるのでしょうか?

それは、「転職のフローを細かく分解し、それぞれの段階で信頼できる専門家や情報源を賢く活用する」ことです。

転職のフローを分解する

1.転職するかどうかの判断方法を知る

2.転職するかどうかを決断する

3.転職先の探し方を知る

4.転職先を見つける

5.転職先に応募する

6.面接して内定をもらう

7.入社を決定する

8.入社後転職が成功したかどうかを判断する

これが転職のフローです。

1から始まり8でやっと転職が成功したかどうかがわかります。

転職会社のカバー範囲

転職エージェントのカバー範囲は、3~6です。転職サイトのカバー範囲は、4~6です。

この部分はしっかり、活用しましょう。

ただ、転職エージェントや転職サイトがカバーしている部分は上記の通り、転職の一部分です。

確かに、転職会社はWeb上で上記の範囲以外についても沢山の記事を書いています。

ただ、ビジネスの性質上どうしても総花的な記事となっています。

転職関連会社なので、間違ったことは書いていませんし役に立つ情報もあります。

ただし、転職関連会社が記事を書く際に制約がかかります。

転職関連会社の多くは、求職者に企業を紹介することで、企業から報酬をもらっています。

さまざま企業からお金をもらっているということは、記事で企業の優劣をつける内容を紹介しづらいのです。

例えば、粗利率が高い会社を選びましょうとは言えません。取引している会社に粗利率の低い会社があるからです。

このことが、記載されている記事内容の制約となり、記事内容が具体的にできない部分があるのです。

(詳しくは、【20代転職】ノウハウの情報収集で気をつけてほしい3つのことを参照)

転職全体の情報獲得方法

「転職の全てをカバーする情報」はどこで手に入る?

幸いにも、この課題感を解決するために、私は別の記事を執筆しています。ぜひ以下の記事も参照ください。

20代「転職の判断から転職活動の進め方」をわかりやすく解説

上記の転職フロー1~8の全工程について、この記事でポイント解説を行っています。各詳細を知りたい方向けに、さらに掘り下げた記事も別途用意していますのでご安心ください。

私は転職関連のビジネスに直接関わっていないため、特定の企業に偏ることなく、今回の記事で述べたような「ビジネス上の制約」にとらわれずに情報を発信しています。

きっと、あなたの転職に役立つ情報が見つかるはずです。

「転職のプロ」とは?のまとめ

転職の一部分のプロはいるが全体のプロはいない

転職のフローに分けてそれぞれの専門家を活用することが大事になります。

1つの情報源だけなく、複数の情報源を持つことで、得たい情報を獲得することができるようになります。

他のも転職活動の前に知っておきたいことの記事を書いています。参照下さい。

ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。

失敗しない本選びのために、何回も読んだおススメ本を紹介しています。参照下さい。

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