目的・課題を考える癖をつける

15.よしつの思考ログ

人は「打ち手」を考えることはとても得意です。ただ、「目的」「課題」を考えるのは苦手です。

人間は「目的を問う」より「目の前の問題に対処する」ように進化してきたからと言われています。

私たちは、当然ながら先祖の子孫として今ここに存在しています。結果、生き延びて子供を授かることができた人のDNAを引き継いでいます。

人の心は1万年位では変化しないとのこと。ということは、1万年以上前の環境である、他の部族や猛獣などの襲撃に対応できるだけではなく、暑い寒いなどに対応する必要がありました。

例えば、

「ライオンが来た」→逃げる
「食料がない」→探す
「寒い」→火をつける
「敵が攻めてきた」→戦う

などです。

したがって、打ち手を常に求められてきたため、打ち手は得意なのです。

ただ、目的や課題を考えることはあまり求められなかったため得意にならなかったのです。

また、「打ち手」は具体的だから考えやすく、正解・不正解を評価する基準が比較的明確だからとの言えます。

ただ、目的や課題はとても難しく感じます。なぜなら「課題」は、目の前に存在しているものではなく、現実をどう解釈するかによって設定するものだからです。

目的・課題を考えることが出来ないという訳ではありません。私たちの脳は優秀です。その脳をちゃんと使うことができれば、目的・課題を考えることはできます。

今AIの時代となりました。AIは打ち手を考えるのはとても得意です。

したがって、「打ち手を考える能力」の価値が相対的に下がり、「何を目的とし、何を課題とするかを決める能力」の価値が上がる時代になります。

言い換えると、AI時代に人間に求められるのは「答えを出す力」だけではなく、「何について答えを出すべきかを決める力」なのではないでしょうか。

だからこそ、今から目的・課題を考える訓練しませんか?AIを使う側になれますよ。

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