転職や就職で会社を選ぶ際、すべてを理解して選ぶことはできません。
ただ、一日の多くの時間を過ごすので、好きだと思える会社で働きたいですよね。
そのためにも、会社を好きになる条件を事前に知っておき、その条件に合った会社を選ぶことが非常に重要です。
突き詰めると、会社を好きになる理由はたった2つしかありません。この記事では、この2つの理由についてわかりやすく解説します。
この記事は、
・3回の転職経験
・中途採用の責任者の経験
・多数の書類選考・面接の経験
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・1,000冊近い読書経験
これらの経験を持つ「よしつ」が実体験から得たことを元に書いています。
(あわせて読みたい、知っておきたい 転職の知識(転職判断から入社まで)
会社を好きになるたった2つのこと
1.一緒に働く人が好き
2.商品が好き
この2つが会社を好きになる理由です。
細かい話をすると、もっとたくさんの要素が出てきます。ただ、それらの根幹には上記2つが大きく関わっています。
この2つが当てはまらなければ、会社を好きになることは難しいでしょう。
それぞれについて解説します。
一緒に働く人が好き
会社に行くことが苦ではなくなる
当然すべての人を好きになることはないでしょうが、好きな人が多くいれば、会社に行くのが苦ではなくなります。
たとえ給料が高くても、毎日嫌な人たちと一緒の空間で働くのは苦痛です。
人事評価でも、評価する人が嫌な人なら納得できません。
仕事終わりに飲みに行く時に、嫌な人ばかりだと苦痛でしかありません。
何かを相談したいと思っても、嫌な人には腹を割って相談できません。
このように、一緒に働く人が嫌な人なら、1日最低8時間拘束される会社において、とても苦痛です。
だからこそ、給料の高さや福利厚生の充実度、会社の知名度に関わらず、一緒に働く人によって会社が好きになれるかどうかが決まる重要なポイントなのです。
一緒に働く人が好きになる会社の見つけ方
・採用担当者だけで判断しない
・できるだけ同世代が多い会社を選ぶ
・ノリがあう会社を選ぶ
・内定が出たらオフィスを見せてもらう
ポイントは上記4つです。それぞれを解説します。
採用担当者だけで判断しない
採用担当者の人柄が、その会社で働く人の人柄を必ずしも表しているわけではないことを肝に銘じましょう。
採用担当の方はあなたがお客様です。当然悪い部分は見せないようにします。
対策は、実際に働く上司の方に面談に出てきてもらうようにお願いする、もしくは、内定後にその上司と話をさせてもらうようにしましょう。
これだけで、採用担当と現場の違いが見えてきます。
できるだけ同世代が多い会社を選ぶ
20代の方が、40代50代の方たち中心の会社に入ると、いくらいい人が多くても、時代背景が違い、話が合いにくいです。
だからこそ、20代、30代が多い会社を選びましょう。面接時に20代の人数シェアを聞けば、状況を把握できます。
ノリがあう会社を選ぶ
会社それぞれで雰囲気が異なります。体育会系だったり、文化系だったり、明るかったり、静かだったり、厳しかったり、あっさりしていたり、多様な風土・風習があります。
風土風習なので会社によって違います。自分が嫌いな風土に入るとあわない人がいる確率が上がります。
ただ、実際に働いてみないとわかりにくいのが難点ですが、一つ良い方法があります。
その会社が、東京ビックサイトなどの展示会に出展していたら、そのブースに行ってみましょう。
ブースの様子を眺めていて感じたことは、その会社の雰囲気を表しています。
(詳しくは、良い会社の見分け方~展示会で直接接してみる~を参照)
内定が出たらオフィスを見せてもらう
とにかくオフィスに入ってみることが大事です。オフィスの中は嘘がつけません。
内定前はセキュリティの関係で厳しいでしょうが、内定後なら、見せてもらえる可能性があります。
とにかく頼んでみましょう。
オフィスに入るだけで様々なことがわかります。私も一度転職で失敗していますが、出社初日に初めてオフィスに入った1秒で失敗だと気づきました。
活気や仲の良さ、ギスギス感は、オフィスに一歩入るだけで誰でも感じ取れるものです。
商品が好き
販売する人に自信を持っておススメできる
販売する商品が自分にとって好きなものであれば、人に役立つイメージが湧きやすく、お客様に自信を持っておすすめできます。
仮に給料が高くても、嫌な商品を売る場合、営業担当でなくても、自分の会社にコミットできません。
商品は会社の一番大事なものなので、商品が好きになれないと会社は好きになれないでしょう。
商品が好きになる会社の選び方
一見、自分の興味があるものを選べば良いように思え、簡単に感じるかもしれません。
ただし、この判断方法には大きな落とし穴があります。
自分の知識の限界という落とし穴です。
若手の皆さんは、たくさんの会社の情報を持っているわけではありません。ただ、世の中にはとてもたくさんの会社があります。
その上、今興味がある商品でも、興味がなくなる可能性もあります。逆に、今興味がない商品でも興味がわくことがあります。
だからこそ、今明確に基準を持っていないのであれば、選ぶ方法はたった一つです。
「自分が嫌いな商品を除外する」です。そして除外したもの以外は対象とするのです。
たとえば、家族・親戚・友達に自信を持ってその商品を進めることができるか?と考えてみましょう。
進めたくないと思ったものが、あなたの嫌いな商品です。
私も1回の就職活動と3回の転職活動を行っていますが、この考え方で選びました。
私の場合は、家族や友達に商品を売りたくないので、BtoCはすべて除外しています。
その上、BtoBでもお金の売り買い、一生に一度の買い物(不動産)、生死には関わりたくないので、金融機関、不動産業、製薬会社は除外しています。
これら以外は対象とすることで、関わりたくないものを除外しつつ、今は知らないけど、今後好きになる可能性のあるものを対象外にしないようにしています。
(詳しくは、自分にあった会社の見つけ方!やりたいことが見つかっていない20代向けに解説を参照)
「会社を好きになるたった2つのこと」のまとめ
会社を好きになるたった2つの理由は、以下のとおりです。
1.一緒に働く人が好き
2.商品が好き
一緒に働く人が好きになる会社の見つける方法は、以下4つです。
・採用担当者だけで判断しない
・できるだけ同世代が多い会社を選ぶ
・ノリがあう会社を選ぶ
・内定が出たらオフィスを見せてもらう
商品が好きになる会社の見つけ方は、以下のひとつです。
「自分が嫌いな商品を除外する」
会社を好きになる2つのことで判断すると、あなたにとって今働く会社が良い会社か?転職しようと思っている会社が良い会社かがわかりますよ。
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20代「転職の流れ(転職判断・会社選択・広告の見方・面接のポイント)」をわかりやすく解説を参照
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