歴史に学ぶ!何回も読んだ本おススメ20選

8.何回も読んだオススメ本
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社会人として仕事をするうえで、沢山の知識が必要になります。その知識を得る方法として、読書がとても有効です。

ただ、今まで、1,000冊弱の本を読んできましたが、とても役立った本もあれば、そうでない本もありました。

ビジネスに役立った本を分類してみると、4領域13テーマに集中していることがわかりました。

この記事では、この4領域のひとつである「人を学ぶ」のひとつのテーマである「歴史」の本を紹介します。

この記事は、

・1,000冊近い読書経験
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験

これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。

乱雑ですが、私の本棚です。見えないですが、すべて前後2段になっていることと、一度大量に処分したので、読んだ本の一部となります。

以下で紹介している本は、ここに並んでいる読んだ本に限定しているので、古い本や中古しかないものを紹介している場合もあります。ご了承下さい。

(合わせて読みたい何回も読んだおススメ本!ビジネスに必要な4領域13テーマに分けて紹介

今、本を読む習慣がついていない人は、「ビジネス書を読む」習慣がつかない3つの理由とその解決策をわかりやすく解説を読んでみてください。習慣化できるヒントを書いています。

学んでほしい4領域13テーマとは?

ビジネスでは、様々な知識が必要となります。ただ、それらを学ぶ際に、どの領域を学べばいいかわからない人も多いと思います。

このような悩みを解決するために、学びの4領域を定義しました。私のビジネスの30年経験の中で必要だと感じた領域に絞った結果が以下の図です。

上記4領域13テーマとなります。

各領域とテーマへは以下をクリックしてください。

・ビジネスを学ぶ
  →課題・戦略Webマーケ会計経営・マネジメント
・思考方法を学ぶ
  →論理思考教養・リベラルアーツ思考の癖
・人を学ぶ
  →歴史進化心理学自分を知る
・外的環境を学ぶ
  →経済文明地政学

4領域の詳細は、学ぶ範囲がわかる!「ビジネス学びの4領域13テーマ」を1枚の図でわかりやすく解説を参照下さい。

「歴史に学ぶ」でおススメする本20選

おススメ順に紹介していますので、迷ったら上から順番に読んで下さい。紹介する本は歴史書ではなく、「人の行動」を歴史から学ぶための本です。

「覇権で読み解けば世界史がわかる」

歴史である世界史から歴史の法則を38個抽出してくれている本です。神野正史さんの本です。

覇権をキーワードに過去の出来事を紹介し、歴史から学ぶポイントを法則化してくれている本です。

【本の特徴】
・歴史の法則を38個抽出
・著者は予備校講師
・事象と法則をつなげて解説

【学べること】
・歴史は繰り返される
・人の行動の根本
・38個の人の行動法則

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祥伝社
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「経済で読み解く世界史」

資金力、金利動向、貨幣、階級闘争、人間の欲望。これらを経済という切り口で世界史を解説。宇山 卓栄さんの本。

人の営み=経済というわかりやすい切り口なのでとてもわかりやすく、すべてがすんなりと入ってきます。

【本の特徴】
・歴史を経済という軸で解説
・代ゼミの講師が解説
・とってもわかりやすい
【学べること】
・世界史の見方
・結局人を動かすのは経済
・未来の予測方法

「経済は世界史から学べ」

歴史に学ぶ重要性がとてもわかる本。茂木誠さんの本。

今の問題が歴史を見ることで、深く理解できます。

予備校の先生が、とても分かりやすく書いてくれているので、気軽に読んでみてください。

【本の特徴】
駿台予備学校茂木先生の本
面白くわかりやすい説明
今のニュースを歴史で学ぶ

【学べること】
実践的な教養
今の問題のなぜ?どうして?が歴史で理解できる

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「世界史と地理は同時に学べ! 」

素朴な歴史の疑問を土地に左右される地形・気候・産業を切り口にとても分かりやすく解説してくれている本です。山﨑圭一さんの本です。

「最強・ローマ帝国」を悩ませ続けた唯一の“弱点”「2つの川のすきま」とは?や、すべては「地形」のせい!? ポーランドの“苦難続き”の歴史など34の事例を紹介してくれています。

【本の特徴】
歴史を地形・気候・産業で読み解く形式
累計100万部の著者の本

【学べること】
歴史=生活するための闘いは地形・気候・産業に大きく左右されている事実

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「ジオ・ヒストリア 世界史上の偶然は、地球規模の必然だった!」

最初の方は何を言いたのか分かりませんでしたが、読み進めている内に完全に引き込まれてしまいました。

そして、本のタイトルの意味が分かりよくわかりました。

大きな視野で物事を見る必要性を感じましたし、想定外のことが起きるのは、この大きな視野で見るとすべてつながっています。

答えを言いたいですが、我慢します。

読んで見てください。とてもおススメな本です。

【本の特徴】
歴史の事象の裏にある、共通したことを分かりやすく解説
世界史を学ぶ本質がわかる

【学べること】
歴史の出来事には、気象条件が大きく関わっていること
人が何を求めていたか?

「世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考」

この本で得ることができるのは、「絶対的な価値観はないこと」「古典が比較対象をあたえてくれる」
この2点です。

深井 龍之介さんの本です。

とても読みやすい本ですし、とてもなじみのある歴史上の人物の失敗談も知ることができます。

とてもおススメです。

【本の特徴】
リスナー17万人以上の大人気音声コンテンツ「コテンラジオ」の運営者が書いた著書

【学べること】
常識は常に変わること
比較対象を持つ必要性
俯瞰して自分を見る必要性

「ニュースの深層が見えてくる サバイバル世界史」

茂木さんの本は本当にわかりやすい。

文章が平易なのに、深層を理解できる内容となっています。

世界の歴史と深層を知りたければ茂木さんの本をおススメします。

【本の特徴】
予備校講師の茂木さんの本
著者は多数の良書を書いているだけでなくわかりやすい

【学べること】
世界の動きの根底=人の本質がわかる
将来を予測する知識が学べる

「「王室」で読み解く世界史」

世界史を私たちが馴染みの少ない、続いたり続かなかったりする世界の王室とい切り口で書いた本。宇山卓栄さんの本。

私たち日本に住む人にとってわかりずらい地続きの国の本質が理解できます。

【本の特徴】
世界史を王室を元に解説
代ゼミの先生が書いた本
宇山 卓栄さんの本

【学べること】
日本が万世一系を守れた訳
地続きの国の考え方
各国のバックグラウンド

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最強の教訓! 世界史 

歴史を学ぶのではなく、歴史から人の本質を学ぶための入門書。歴史=人の行動は繰り返されます。また、章ごとに歴史上の有名人が出てきますのでとっつきやすい。

それゆえにとても読みやすい本です。

【本の特徴】
予備校の講師がわかりやすく解説してくれる
とにかく読みやすい

【学べること】
勝利の方程式
歴史の15の教訓
歴史上の人物の残したもの

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「お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力・・・・・・はこう「動いた」」

お金という切り口で、歴史を見れば、なぜそのようなことが起きたかがわかります。大村 大次郎さんの本。

このような見方を知っておくと、現代の政治経済を見る時の確かな視野がを得ることができます。

【本の特徴】
歴史をお金で紐解く
歴史のなぜ?がわかる構成
簡潔で読みやすい

【学べること】
経済(お金)という切り口で見ると、人の行動パターンがよくわかる

「増補版 「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム」

今世界では、争いが多発しています。

なぜこんなに意見が違うのか?争うのか?根深いのか?が理解できる本です。

歴史を学ぶ本当の意味である、「人の行動特性を知ること」を教えてくれます。

【本の特徴】
歴史を学ぶ本当の意味である歴史から学ぶ最適書
ウクライナを加筆した増補版

【学べること】
歴史の出来事の背景
戦争の本質
人の本当の姿

「五箇条の誓文で解く日本史―シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ」

近代日本に何が起きたのか?日本はどう変化したのか?今に何が引き継がれているのか?をとてもわかりやすく書いてくれています。片山 杜秀さんの本です。

企業トップが学ぶとタイトルにありますが、誰でも読める本です。五箇条の誓文をベースに置くと日本の流れが読み解けます。

「教科書に書けないグローバリストの近現代史」

「思惑(おもわく)」と「力」が世界を動かしています。その事実が見えない所でおこなわれているので、わからないだけ。渡辺惣樹さんと茂木誠さんの共著です。

国家の行動特性を考えると確かにと思わせる内容です。

【本の特徴】
学校で習った歴史とは違う内容を、2名の著者がわかりやすく掛け合いをしながら執筆

【学べること】
自分たちを有利にする大戦略
各国の大戦略
根底にはお金がある

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世界史とつなげて学べ 超日本史

歴史は日本だけで起こっている訳ではありません。

だから、世界史と日本史をつなげて理解する。

とても当たり前ですが、日本を除く世界史と日本史に分けている本がほとんどです。

この本は、ちゃんとつなげて解説しているので、とてもわかりやすいです。

【本の特徴】
日本史と世界史をつなげて解説してくれている
とても分かりやすい書き方

【学べること】
日本人はどこから来たのか?
日本史の本当の姿
日本が独立し続けた理由

「なぜ国家は衰亡するのか」

衰亡・衰退について書かれた良書。中西輝政さんの本です。

衰退は、その国の内なる原因によってなされるということをとてもわかりやすく書いてくれています。

これからの日本についてだけでなく、所属する会社の見方についてもひとつの大きな視野を得ることができますよ。

【本の特徴】
繁栄ではなく衰退をテーマ
過去の国家の事例を分析
中西輝政さんの本

【学べること】
国家の衰退と企業の衰退は基本同じ現象・原因で起こること

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「国家の盛衰 3000年の歴史に学ぶ」

今も昔も人のおこないは同じです。

ということは、歴史を学ぶことで、これからの世の中を予測でできるようになります。

これこぞ「歴史に学ぶ」です。

【本の特徴】
繰り返される歴史の事実から今を読み解く
一人ではなく二人の意見

【学べること】
歴史「に」学ぶ
今も昔も繁栄して衰退する
日本の未来を予測する力

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「なぜ大国は衰退するのか 古代ローマから現代まで」

歴史において繰り返し起こっている大国が衰退する理由を様々な事例を元に解説してくれています。

歴史は繰り返される。今の現代において、大国が衰退する理由を理解しておくことで、ある程度未来が読み解けるようになります。おススメです。

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日本経済新聞出版社
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「世界史講師が語る 教科書が教えてくれない 「保守」って何?」

分かるようでわからない「保守」の意味。

歴史の中で意味が行ったり来たりころころ変わっています。

これらを踏まえて保守の本質をすべて理解できる本です。

【本の特徴】
とても読みやすい
実例・背景が記載されているのでわかりやすい

【学べること】
ころころ変わる保守の意味
世界と日本の近代史を思想の切り口で理解できる

「貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで」

お金とは何か?を様々な学問と25カ国以上の国への取材を元に執筆。

そもそもお金って何か?を考えたい時に読んでほしい本です。

【本の特徴】
様々な学問からお金を研究
ウォール街の投資銀行家が25カ国以上を取材

【学べること】
貨幣とは何か?
お金を物々交換ではなく、債務という新説の考え方

「金融の世界史―バブルと戦争と株式市場―」

普段私たちはお金を使っています。だからこそ、1回は金融の歴史を知ってほしいです。

板谷 敏彦さんの本です。

お金の本質と人間の欲望と歴史がくり返されることが学べます。

【本の特徴】
普段切っても切れないお金の歴史書
とにかくわかりやすい

【学べること】
金融の歴史を俯瞰できる
お金の本質を理解できる
歴史は繰り返されること

「歴史からの発想: 停滞と拘束からいかに脱するか」

古い本ですが、今読んでもとても学べる本です。2004年の本ですが、いまだに新書として販売していることからもその良さがわかります。堺屋太一さんの本です。

まさに歴史を学ぶのではなく、歴史に学ぶという歴史の本質を突いた内容です。

【本の特徴】
・古い本ですが、今でも販売
・歴史と今をつなぐ
・堺屋太一さんの本
【学べること】
・歴史から今が学べること
・現代の課題解決方法
・組織の本質

各領域とテーマへは以下をクリックしてください。

・ビジネスを学ぶ
  →経営問題 課題 戦略 戦術会計Webマーケ
・能力アップ方法を学ぶ
  →論理思考自分を知る
・人を学ぶ
  →思考の癖進化心理学歴史
・外的環境(国内)を知る
  →経済
・外的環境(海外)を知る
  →文明地政学

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