皆さんの会社は、雑談が多いですか?
ある前提条件をクリアしていれば、これだけで良い会社かどうかが判断できます。
良い会社がどうかの判断は、比較が必要で複数の会社で働く経験がないと判断しづらいです。
私は、5社で働いており、数千の会社への営業活動で様々な会社の内情を見てきた経験から、雑談が多い会社は良い会社と考えています。
この記事では、なぜ良い会社と言えるのか?を前提条件含めてわかりやすく解説します。
この記事を読むと良い会社の判断方法の1つを知ることがでます。
この記事は、
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・数千社への営業経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験
これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。
(あわせて読みたい、知っておきたい いい会社の判断方法)
雑談が多い会社が良い会社の理由
話したくないと思う人が少ない
「すべき」ではなく「したい」が多い
頑張ろうと思える
上記が良い会社の理由ですが、前提条件があります。
仕事が個人に適切に割り振られている
上記が前提条件となります。
雑談で避けたいことは、無駄なおしゃべりが続くことです。
もちろん少しならいいのですが、長く何回も続く場合は問題となります。
その大きな理由が、仕事の割り振りがちゃんとできないことで、暇な人が周りを巻き込んで「時間つぶし雑談」をするからです。
したがってこの前提が大事になります。
まずは、雑談のメリット・デメリットを紹介した後に、上記3つの理由の詳細を解説します。
雑談のメリット・デメリット
メリットとデメリットを紹介します。
雑談のメリット
・コミュニケーションがしやすくなる
・適度なリフレッシュができる
・新しい発想が生まれる
上記3つがメリットです。
コミュニケーションがしやすくなる
仕事以外のことについても話したことがある人の方が、仕事の話しかしたことがない人よりも、お互いの心のバリアが少なくコミュニケーションがしやすくなります。
適度なリフレッシュができる
人は長い時間集中して仕事ができないため、適宜休憩が必要です。
その際に雑談できると心がリフレッシュできます。
新しい発想が生まれる
フランクな話をしている時の方が、かしこまった仕事の話をしている時よりも思考が活性化されます。
頭がリラックスしていることで、脳がよく働いてくれるからです。
雑談のデメリット
・時間の消費
・生産性の低下
上記2つがデメリットです。
時間の浪費
雑談に時間を使いすぎてしまい、本来やるべき仕事が進まないことがあります。
生産性の低下
集中力を要する作業中に頻繁に雑談に割り込まれると、作業効率が低下し、ミスが増える可能性があります。
雑談のメリット・デメリットまとめ
雑談することは大きなとても大きなメリットがありますが、時間が食われ集中力をそがれる場合があります。
このバランスを取ることが大事です。
雑談が多い会社が良い会社の理由詳細
話したくないと思う人が少ない
すべきではなくしたいが多い
頑張ろうと思える
上記それぞれを解説します。
話したくないと思う人が少ない
誰もが嫌な人と雑談したいとは思わない
雑談をする人ってどんな人ですか?嫌いは人ではない場合が多いと思います。
嫌いな人とは必要最低限のことしか話をしたくないからです。
仕事が適切に割り振られていなければ、嫌な人との雑談に巻き込まれる場合もありますが、適切に割り振られていればあまり巻き込まれません。
また、同じ職場で働くまったく知らない人とはいきなり雑談はしません。
仕事で初めて話した時にその人を意識、無意識に関わらず評価していて、今後の対応を判断します。
結果、組織内で雑談が多いという状態は、話したくないと思う人が総じて少ないことになります。
「すべき」ではなく「したい」が多い
本質の議論ができる
社会通念上、仕事中に仕事に関係ない雑談をすることは、ダメなことです。
「すべき」という思考で判断すると、雑談はすべきではありません。
このように考えている「すべき」思考の人に雑談の良さをプレゼンテーションしてみてください。
ほとんどの場合議論になりません。なぜなら、社会通念という論破できないことが判断の源になっているからです。
結果、雑談が少ない会社は、ほぼこの思考で風土が形成されています。
反面、雑談が多い会社はどのような風土なのでしょうか?
確かに、社会通念上はダメだとはわかっていますが、制約条件にしていません。
なぜなら、そんな社会通念よりも、雑談が行われるメリットがわかっているので、誰も止めようとしないからです。
そうする方が、実現したいことができる環境だと考えるからです。
したがって、雑談が多いかどうかで「すべき」が多い会社か?「したい」が多い会社かわかるのです。
(詳しくは、良い会社の条件 「すべき」より「したい」が多い会社を参照)
頑張ろうと思える
気を許せる人が多い環境にいる
経営層・上司・同僚に嫌いな人がたくさんいる環境で、皆さんは頑張ろうと思うでしょうか?
最低限のことは給料をもらっている以上おこなうと思いますが、それ以上がんばろうというモチベーションにはなりません。
毎日最低8時間働きます。会社や周りの人のために頑張ろうと思って働くのか?そうではないのか?
もちろん前者の環境を望む人が多いと思います。
雑談が多いということは気を許せる人が総じて多い環境なので、前者の環境であることが多いです。
また、そのような環境で働くと、いやいや働くよりも当然仕事の能力も上がりやすくなります。
結果、環境がよく自分も成長できる状態に身を置くことができます。
雑談が多い会社が良い会社の理由の「まとめ」
話したくないと思う人が少ない
すべきではなくしたいが多い
頑張ろうと思える
上記が良い会社の理由ですが、前提条件があります。
仕事が個人に適切に割り振られている
上記が前提条件となります。
実はこの前提条件で経営者の経営能力を把握することもできます。
経営の仕事の中で、とても重要なことの一つに組織の分業体制の構築と運用があるからです。
これができていない=ちゃんと経営していないと言えるのです。
他にも以下のように良い会社の見分け方を書いた記事があります。参照下さい。
- 「良い人事評価制度がある会社」
- 「人事評価のFB面談が長い会社」
- 「責任の所在」が明確な会社」
- 「営業力に頼らない会社」
- 「すべき」より「したい」が多い会社
- 「恐怖より危機感で人を動かす会社」
- 「上司ではなく、お客様に目を向けている会社」
- 「変わり慣れている会社」
- 「結果よりもプロセスを求める会社」
- 「単純作業のマニュアルがある会社」
- 「エクセルが使える人が多い会社」
- 「定量・定性分析を両方行う会社」
- 「取締役の構成を見る」
- 「展示会で直接に接してみる」
- 「良い上司かどうかの見分け方」
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