エクセルはビジネスに切っても切れないものです。皆さんも日々活用していると思います。
とても便利なエクセルですが、操作方法を知らないため、とても非効率な使い方をしている人が多くいます。
具体的には、以下2つです。
・マウスのスクロールホイル(マウスの真ん中にあるホイル)を1操作で2回以上クリクリと回している人
・一番右側にあるスクロールバーで画面を上げ下げしている人
これをおこなっている人はとても無駄な作業をしています。
この記事では、上記のような操作をしている人向けに、ビックリする位、楽になる操作方法をわかりやすく解説します。
この記事は、
・したいことから具体的な計算式を組めるスキル
・エクセルのデータ処理の業務を10年以上行った経験
・エクセルで数多くのツールを作成した経験
・数値分析を元に様々な提案をおこなった経験
これらの経験を持つよしつが実体験から得たことを元に書いています。
(あわせて読みたい、知っておきたい ビジネス基礎知識)
1操作でエクセルの最終行・最終列に一気に飛ぶ
エクセルの最終行は何行目ですか?
この質問にマウスをクリクリし始めようとしたり、スクロールバーを操作しようとした方、すぐ作業を止めてください。現在1,048,576行ありますので、大変な作業になります。
とっても簡単な方法をお伝えします。
エクセルでA1セルをクリックしてから、枠が太くなっている状態で 「Ctrl₊↓」を同時に押してみてください。
そうすると一気に以下のように最終行に行きます。
列に関しては同じように「Ctrl+→」を同時に押すと最終列のXFD列まで飛びます。
とっても簡単です。
入力されているセルの一番最後の行や列に一気に飛ぶ
以下のようにエクセルに数字が入っています。社名の一番最後の行に1操作で飛ぶことができます。
社名の一番上の行をクリック。その後「Ctrl+↓」を同時に押す。
一気に飛びましたよね。このように10行しかなければそんなに便利ではないですが、もし、3,000行あればとっても便利です。
同じように列の場合も「Ctrl+→」を同時に押すと、入力されている最後の列まで飛びます。
1操作で広範囲を範囲指定する
例えば社名が入っているB列すべてを範囲指定できます。
社名の一番上の行をクリック後、「Ctrl+Shift+↓」を同時に押してください。
一気に範囲指定できたでしょ。この状態から更に「Shift+→」を押すと売上部分も追加で範囲指定できます。
簡単でしょ。もう一回「Shift+→」を押すと利益まで範囲指定できます。
また、社名すべてが範囲指定されている状態から「Ctrl+Shift+→」を押すとすべてが範囲指定されます。
これも3,000行とかあればほんと便利です。
番号を一気に入力
ダブルクリック一回で一気にコピーかつ2番、3番と変換されてコピーされます。
A列に番号を入力したい場合、A2に「1番」と入力してから、A2が太く囲われている状態で、四つ角の右下部分にカーソルを当てると太いプラスから細い「+」に変わります。そのままダブルクリックしてみてください。
一気にコピーできました。「文字列」の場合はこのように番号が昇順でコピーされます。 「1位」や「1日」 「1月」「曜日」なども番号が昇順でコピーされます。
上記は文字列の場合ですが、数値の場合は次のようにすれば昇順でコピーされます。
上記で同じように四つ角の右下部分にカーソルを当てて、ダブルクリックすると
残念ながら1がコピーされます。
この場合は、A2に「1」が入っていたら、A3に「2」と入力してからA2とA3を範囲指定してからA3の 四つ角の右下部分にカーソルを当てて、ダブルクリックすると
一気にできます。
数式を一気にコピー
上記の原理を使って式のコピーもダブルクリック一発でできます。
E2の四つ角の右下部分にカーソルを当てて、ダブルクリックしてみてください。
一気にできます。
無駄をなくすエクセル操作テクニック5選まとめ
この5選を覚えるだけでもかなりの効率化ができるようになります。
操作を覚えるとマウスを一生懸命くりくりしなくてもいいし、スクロールバーを操作しなくても思ったところにたどりつけます。
エクセルってとても優秀です。何か面倒な作業をしていると感じたら、必ず一気に解消する方法がありますので、調べてみてください。
Googleで調べると、とっても優しい人たちが教えてくれます。
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