「Webサイトでの集客の基礎」をわかりやすく解説

3.ビジネス基礎知識
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Webサイトでの集客は多くの会社で力を入れています。

ただ、Webの集客に興味を持っていたとしても、何から学べばいいかかわからない人も多いと思います。その上、HTMLと聞くだけで拒絶してしまう人もいるでしょう。

普段、私たちはさまざまなことを検索エンジンで調べています。実は、その反対側の仕組みを知ることがWebサイトの集客を知る大部分となりますので、実はとても学びやすいことでもあります。

この記事では、Webサイトの集客に少しでも興味のある方が最初に知っておきたいことを紹介します。

Webの知識は、システム構築の話とマーケティングの話に大きく分けることができます。

この記事は、マーケティング=ネット集客の話に特化しています。システムは奥が深く専門知識だらけなのでここでは紹介しません。

この記事は、
・自社サイトのWebマーケティング責任者の経験
・風土の違う5社での経験
・数百名のマネジメント経験
・営業担当・課長・部長・本部長・執行役員の経験
・100回を超える勉強会の講師経験
・1,000冊近い読書経験

これらの経験を持つ「よしつ」が実体験から得たことを元に書いています。

(あわせて読みたい、知っておきたい ビジネス基礎知識

  1. Webサイト集客の全体的な流れ
  2. 検索エンジンの基礎
  3. とても大事な前提条件
    1. 日本語入力でサイトを作る方法
    2. 「HTMLを書く」「CMSを使う」「業者に委託」のメリット・デメリット
      1. HTMLを書く
      2. CMSを使う
      3. 業者にお願いする
  4. Googleの検索結果に表示される方法
    1. データベースに登録してもらうには?
      1. 存在を知ってもらう
      2. 訪問してもらい、ページ内容をデータベースに登録してもらう
  5. Googleの検索結果の順位のロジック
    1. Googleの検索結果表示の考え方
    2. Googleの検索結果で上位に表示されるためには?
      1. E-E-A-T
      2. YMYL
  6. 工程ごとの把握したい数値と把握方法
    1. Googleのデータベースに登録されたか?
    2. どれ位表示されたか?どんなキーワードで何番目に表示されたか?
    3. 検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
    4. HPに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?
    5. 知りたい数値の把握方法
  7. 各工程の課題及び打ち手の方向性
    1. Googleのデータベースに登録されたか?
    2. どれ位表示されたか?どんなキーワードで何番目に表示されたか?
    3. 検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
      1. 検索結果の1P目に掲載される状態を作る
      2. 検索結果のタイトル、説明の内容を充実させる
    4. HPに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?
  8. Webサイトで集客する方法 基礎の基礎の「まとめ」

Webサイト集客の全体的な流れ

困った→Googleでキーワード検索→Webサイトが表示→クリック→内容確認→問合せ等の行動

ユーザーは上記の流れで行動します。

知名度のある有名企業の社名検索を除くと、新しいユーザーがWebサイトに訪問してくれるのは上記の流れです。流入元となる検索サイトは、Googleさんが圧倒的で9割を超えているサイトがほとんどです。

したがって、google検索で表示されることが大前提となります。表示されない=存在しないことと同じだからです。

・検索エンジンの基礎
・とても大事な前提
・google検索に表示される方法
・工程ごとの把握したい数値と把握方法
・工程ごとの課題及び打ち手の方向性

この記事では上記流れでWeb集客を解説します。

検索エンジンの基礎

まずはGoogleを知る

現在私たちが知らないWebサイトたどり着く方法は、Google、Yahoo!、Bingの検索エンジンでの検索がメインです。検索エンジンのシェアは、Google75%とYahoo!15%で全体の90%です。

ただ、Yahoo!の検索エンジンはGoogleのアルゴリズムを使っているので、検索はGoogle一つしかないと考えても問題はありません。

最近は、生成AIの成長で検索エンジンの地殻変動が起き始めていますが、まずは、今のGoogleさんを知ることから始めましょう。

今現在ではまだ生成AIのシェアが低いことと、生成AIが発達しても結局今の検索エンジンが築いてきた検索ロジックが基礎となるからです。

とても大事な前提条件

日本語入力で更新・変更できる方法を選択する

あまりにも当たり前ですがとても重要なことです。

Webサイトで集客をするためには、掲載情報を追加・修正・変更することが必ず必要です。

更新・変更方法は、HTMLを読み書きできるようになるか、日本語で入力すれば反映できるソフトを使うかの2択ですが、今は多くのサイトが後者で作られています。

機能が大きく拡張しており最初の段階では何も不自由しないからです。

Web制作会社に丸投げする方法もありますが、自分ですべてをコントロールできないので、完全に任せるのはおススメしません。

また、社内にHTMLを書ける人がいたとしても、その方の作業時間がボトルネックになりますので、誰もができる日本語入力をおススメします。

日本語入力でサイトを作る方法

ワードプレスというCMSを活用する

CMSとは、Contents Management Systemの略称で、サイトの構築・管理・運用ができるシステムのことです。

CMSでシェア1位なのがワードプレスです。オープンソースで無料で使えます。

ワードプラスを使うことで、日本語で文字入力さえできればサイト構築できるようになります。

また、利用者がとても多いので、分からないことがあればネット検索で解決案を得ることができます。

但し、サイトで個人情報を大量に扱っている場合は、会社の個人情報保護担当に相談ください。

脆弱性があるわけではなく、全世界で沢山の人が使っているため、狙われやすいからです。

「HTMLを書く」「CMSを使う」「業者に委託」のメリット・デメリット

WebサイトのCMSを使いましょうと上記で述べています。その理由を少し詳しく説明します。

情報更新方法は、自分でHTMLを書く、自分でCMSを使う、業者にお願いするの3つです。

それぞれのメリットデメリットを説明します。

HTMLを書く

メリットは、やりたいことを自由に構築することができることと、Webの仕組みがすべてわかるので問題解決に強いことです。

デメリットはスキル習得までにとてつもなく時間がかかることと、実際のコード記載(コーディング)作業時間がかかることです。

どのWebサイトでもいいので、Webページが表示されている状態で、右クリック→「ページのソースを表示」をクリックしてみてください(キーボードの Ctrl + U キーでも同じ)。

英語と日本語入り混じった膨大な文字の羅列がでてきましたよね。これを作成しないといけません。できそうでしょうか?

CMSを使う

CMSがおこなってくれることは、日本語入力すれば裏で勝手にコードを作成してくれて、そのままWebページの記事を作成・公開できるソフトです。

文字入力ができればWebページの記事作成ができるため、今では全世界の4割以上がCMSで作れられていると言われます。

その中でも圧倒的なシェアをもつのがワードプレスです。オープンソースのCMSで、シェアは6割を超えているとのことです。

・クックパッドのコーポレートサイト
・ライフルホームズ
・ラクスルのコーポレートサイト
・主婦の友社
・浦和レッズ公式サイト
・日本自転車競技連盟
・埼玉スーパーアリーナ
・東京国立近代美術館
・エン・ジャパンのコーポレート

上記が実際にワードプレスで構築されているサイト一例です(2022年2月現在)。

有名な会社だらけです。これはほんの一例です。他にも沢山の有名企業が、ワードプレスでサイト構築しています。

メリットは、誰でも少し覚えることで、Webサイトの記事を作成できることです。

また、デザインソフト(テーマといいます)をインストールすることで、決まった部分に入力するだけで、見栄えのよいWebサイトを完成させることができます。

テーマは、無料のものもありますが、有料でも総額1~4万円位です。初回にこの金額を払ってダウンロードすれば、使えるようになります。

デメリットは、テーマを入れることが前提なので、ビジュアル作成に制約がかかることです。

フォーマットに合わない表記がしたい場合は、コードを記載しないといけません。

ただし、テーマは数千あるとも言われています。また、かなり自由度もありますので、よほどこだわらなければやりたいことはできます。

ちなみにこのサイトもワードプレスを使って、無料のテーマで作成しています。

下書きはワードで作成し、そのままコピペし体裁を整えて出来上がりという感じです。

業者にお願いする

メリットは、特に専門知識や作業が必要なく、HPを作ることができることが最大の魅力です。

専門知識も豊富なので、いろんなアドバイスも頂くことができる点も魅力です。

デメリットは、全てにおいて業者主導となること。

お金がかかるだけでなく、少し変更したいとなっても、業者さんのスケジュールに左右されてしまう点です。

そして最大のデメリットはスキルやノウハウが一切溜まらないことです。

せっかく担当するなら、スキルやノウハウを溜めたいですよね。上記の比較からワードプレスというCMSに変更することをお勧めします。

Googleの検索結果に表示される方法

データベースに登録してもらうこと

Googleの検索結果に表示されるためには、Webサイトの各ページをGoogleさんのデータベースに登録してもらわなければなりません。

Googleさんのサーバーにも当然容量の限界があり、世の中にあるすべてのサイトを自社のサーバーに登録しているわけではないのです。

したがってまずは、データベースに登録してもらうことが最初の第一歩となります。

データベースに登録してもらうには?

・存在を知ってもらう
・訪問してもらい、ページ内容をデータベースに登録してもらう

登録の流れは上記です。それぞれ紹介します。

存在を知ってもらう

まずは、存在を知ってもらう必要があります。Googleさんはロボットを使い、世の中に存在するWebサイトを巡回しています。このことをクロールするといいます。

どのようにクロールしているかというと、Webサイトに張り巡らされているリンクをたどって各サイトに訪問します。したがって、リンクさていないと存在を知られることはありません。

まずはリンクを張り、存在を見つけてもらい、自社のWebページに訪問してもらうことがスタートです。

上記以外でgoogleさんに存在を知ってもらう方法があります(後述します)が、基本はリンクをたどる方法です。

訪問してもらい、ページ内容をデータベースに登録してもらう

次に発見してもらい、自社Webサイトを見に来てもらえたら、次はデータベースに登録してもらう必要があります。Googleのデータベースに登録されることをインデックスされるといいます。

インデックスされる時に、記事の内容をGoogleが理解し、どのキーワードでどのランキングで表示するかも含めて登録します。

ただし、Googleさんはクロールしたものすべてをインデックスするわけではありません。全世界のWebページが膨大なためすべてをデータベースに登録するわけにはいかないからです。

Googleさんは、ページのタイトルや見出しや本文を読み込んでインデックスするかどうかを判断します。判断の方法は、ユーザーに役に立つ情報かどうかです。

また、せっかく良い記事を書いても、Googleさんのロボットが巡回してきた時に、内容が判別されないといけません。

したがって、良い記事を書くことと理解されやすい記事構成にすることが大事です。これらの詳細は、検索順位の付け方を同じです。後述しています。

基本は、Googleのロボットにクロールされるまで待つのですが、手動で、記事作ったのでデータに登録してもらう申請方法もあります。

ただ、それをおこなっても、必ずインデックスしてくれるわけではありません。

また、これもあまり知られていないことですが、各社が自社サイトで記事タイトルを変更しても、Googleの検索表示画面で表示されるタイトルはすぐに変更されません。

Googleさんが再度クロールして、インデックスされて初めて変更されるのです。

有名サイトでなければ数日から1週間程度かかる場合もあります。

Googleの検索結果の順位のロジック

Googleさんのデータベースに登録されたとしても、10P後にやっと表示される順位であれば、見てもらえる確率が大きく下がります。

したがって、できるだけ早いタイミングで表示されることが大事です。

ただ、検索順位を決めるのはGoogleさんです。

・検索結果表示の考え方
・検索結果で上位に表示されるためには?
・データベースに登録してもらうには?

上記の順番で説明します。ただし、検索ロジックは公表されていませんが検索ロジックの考え方は一部公表されています。それらの内容による検索ロジックの予測も含めて基本的な考え方を解説します。

Googleの検索結果表示の考え方

入力されたキーワードから、検索者が何を求めているかを推定し、一番ふさわしいと思うものから順番に表示

Googleさんの検索結果表示方法の考え方は、言葉にするとこのようになります。

なぜなら、そうしないと消費者がGoogleで検索しなくなるからです。

私たちが検索した際に、検索結果が求めている答えでないサイトばかりだと使わなくなりますよね。

したがって、検索結果の表示にGoogleさんは最重要で取り組んでおり、頻繁に検索の基準(=アルゴリズムと言います)を変更します。当然検索ロジックは超機密事項です。

細かい変更は毎日おこなっており、大きな変更も3、4か月に一回程度行います。

この大きな変更をコアアップデートといい、検索上位を狙う人たちは非常に恐れています。

なぜなら、ルールが変わる=表示順番が変わるからです。

最悪の場合、1位に表示されていたものが、100位以降になったりします。

コアアップデートの目的は、ユーザーが求めるものを上位表示できるように検索ロジックを変更することです。したがって、テクニックだけで上位表示されているサイトは大きな影響(=下落)を受けやすくなります。

Googleの検索結果で上位に表示されるためには?

検索者が知りたいことを知ることができる・検索者の課題を解決することができるサイトを作ること

このことにつきます。少し前までは、テクニックで上位に表示できたのですが、今は検索順位決定の仕組みが進化したことでできにくくなりました。

仮にできたとしても、すぐに検索ロジックが変更されて順位が下がることになります。

このような環境で、検索結果の上位に表示されるように対策することをSEO(サーチエンジンオプティマイゼーション=検索エンジン最適化)と言います。

皆さんが検索した際に、検索結果の上位は必ず見ると思います。ただ、100番目のサイトは見ないですよね。

したがって、上位に表示されるためにSEOが必要です。

SEOの全体像は、以下のサイトをご覧ください。色々な解説記事を読みましたが、SEOについて一番分かりやすい記事です。

【2025年】SEO対策とは?基本的な仕組みや施策、上位表示の方法を事例に基づき解説 | 株式会社LANY | デジタルマーケティングカンパニー
SEOとは検索エンジン最適化の略称で、検索エンジン経由のアクセス数を増やすための手法です。本記事では検索エンジンの仕組みから上位表示を目指す施策まで、SEO対策の基本を徹底的に解説します。

ちなみに検索で上位に表示される基準は非公開ですが、一部だけ公表されています。E-E-A-TとYMYLです。それぞれ説明します。

E-E-A-T

E-E-A-Tとは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)」がそのサイトにあるかどうかです。これらがランク付けされ、上位表示の一つの指標になります。

経験したことを紹介している、専門知識をもった人が書いている、みんなに認められている人が書いている、結果記事内容が信用できる時に、私たちは有用な記事だと感じます。したがってこのE-E-A-Tを大事にしているのです。

YMYL

YMYLとは、Your Money or Your Lifeの略で、人々の将来の幸福、健康、経済的な安定、安全などに影響を与える可能性がある領域を扱うコンテンツやWebページのことです。

当然、情報を信じた場合に大きな影響を受けますので、YMYLの分野は、E-E-A-Tを他の分野よりはるかに重視します。

例えば、何かの病気名で検索してみてください。上位には、大きな病院や製薬会社の記事が表示されており、個人の記事はかなり後ろのページにしか表示されません。

工程ごとの把握したい数値と把握方法

・Googleのデータベースに登録されたか?
・どれ位表示されたか?どんなキーワードで何番目に表示されたか?
・検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
・Webサイトに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?

上記4点がまずは知っておきたいことです。細かく見るともっとありますが、ひとまずこの4点を把握すれば大体のことがわかります。

まずは登録されることからのスタートです。次は、掲載順位です。上位に掲載されないとそもそも見てもらえないからです。次は、検索結果画面でクリックしてもらう必要があり、最後におこなってほしい行動(予約・商品購入等)をしてもらうことが必要となります。

各工程における把握しておきたい数値4点をそれぞれ解説し、最後に数値の把握方法を解説します。

Googleのデータベースに登録されたか?

登録されているかどうかを確認する

そもそもGoogleのデータベースに、全世界の全サイトの全ページが登録されているわけではありません。

全世界のWebサイト数は19億以上あると言われています(推定)。各サイトは1Pではないので、とんでもない数のWebページが存在します。

一説には、Googleさんのデータベースには、全世界に存在するページの半分も保存されていないという話もあります。

特に今は生成AIが発達し、Webページが無限に増えています。Googleさんのロボットの限界を超える量のWebページがあります。

したがって、まずはWebサイトの各ページがgoogleさんのデータベースに登録されているかを知ることがスタートになります。

私のこのサイトも始めてから3ヶ月はGoogleさんから完全に無視され、まったくデータベースに登録してもらえませんでした。

今では、申請しなくても登録してくれるようになりましたが、最初はそんな感じです。

登録してくれているかを調べる方法は後述します。

どれ位表示されたか?どんなキーワードで何番目に表示されたか?

・全体の表示回数は何回か?
・どのようなキーワードで何回表示されたか?
・検索結果に何番目に表示されたか?

上記が大事な数値となります。

そもそも表示されないとWebサイトに訪問してもらえません。

また、検索結果に表示されたとしても、例えば100番目の掲載なら、ユーザーは自社サイトにたどり着いてくれません。

したがって、消費者がキーワードを入力した時に、検索結果でWebサイトが何番目に表示されているかが大事になります。

検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?

クリック数とクリック率

が大事な数値となります。

表示されても自社のWebサイトに訪問してくれないと何も始まりません。

したがって、検索結果でクリックされたか?とクリックされる率を知る必要があります。

HPに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?

・おこなってほしい行動の総数
・訪問後どんな行動をしたのかが把握

上記の2つが大事な数値となります。

何人がWebサイトに来てくれて、何人におこなってほしい行動(例えば問い合わせ等)してくれたのか?

問い合わせしてくれなかった人は、最初に見たページから別のページを見たのか?何ページ見てくれたのか?どのページでWeサイトを離れたのか?などを知る必要があります。

知りたい数値の把握方法

どのような数値を把握すればいいかは上記で説明した通りです。ではどうやって把握するかを解説します。

googleさんがとても優秀なツールを用意してくれています。

グーグルサーチコンソールとグーグルアナリティクス4(GA4)

この2つでほぼすべての数値を取ることができます。

2つとも、Googleさんが無料で提供している各種数値を把握するためのツールです。

サーチコンソールはどうやって自社Webサイトに入ってきたか?GA4は自社Webサイト内でどんな行動をしたか?がわかります。

共に登録していないのであれば、すぐに登録しましょう。それぞれの登録方法は、以下のサイトが一番分かりやすいです。素人が登録を行うと、どうしても途中で引っかかります。そこをちゃんと解説してくれているサイトです。

サーチコンソル、GA4共に設置方法の記事がありますので、検索してみてください。

【ブログの始め方】初心者でも出来る方法をプロが丁寧に徹底解説!|hitodeblog(ヒトデブログ)
ブログの始め方と収益化の方法を、プロが「何処よりもわかりやすく」「丁寧に」「初心者でも全く問題ないように」解説します。画像と動画で具体的にブログ開設の手順を紹介するので安心してご覧ください。

各工程の課題及び打ち手の方向性

・Googleのデータベースに登録されたか?
・どれ位表示されたか?どんなキーワードで何番目に表示されたか?
・検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?
・Webサイトに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?

上記4点の数値の見方・課題・打ち手の方向性を解説します。

Googleのデータベースに登録されたか?

登録されていないページが存在することが課題

この工程はシンプルです。この課題を解決するために、まずは、インデックスされていないページを特定します。

サーチコンソールで、インデックス状況を把握します。

どのページがインデックスされているかもわかりますので、インデックスされていないページを特定し、インデックスを申請(申請ボタンがあります)します。

申請して必ずインデックスされるわけではないですが、まずは申請してみます。

これでもインデックスされてない場合は、Googleさんがデータベースに登録する価値がないと判断しています。

検索キーワードにちゃんと答えた記事になっているかを考えて、リライト(加筆・修正)をおこないます。

どれ位表示されたか?どんなキーワードで何番目に表示されたか?

上位表示したいキーワードを設定する

まずは、表示されたいキーワードを決めます。

キーワードを決めないと、これ以降の数値分析をしても適切な課題設定ができません。

キーワードが設定出来たら、表示総数及びキーワードごとの現状を把握します。サーチコンソールでは、キーワードごとに、表示数・クリック数・平均掲載順位・平均クリック率が把握できます。

設定したキーワードの数値を見て、課題設定します。対策は、検索者が入力したキーワードの意図にかなうページにリライト(加筆・修正)になります。

ただ、作業をおこなう前提として、知っておいてほしいことがあります。

ページ内に記載していないことは、Googleさんはできないと判断するという事実。

まずはできることをちゃんと文字にすることが大事です。あくまでWebサイトを見に来てくれるのはロボットです。推測してくれないからです。

検索結果一覧で、どれ位クリックされたか?

上位表示されていないこと、もしくは、検索結果テキストの内容の不備

検索結果で課題になるのは上記となります。

・検索結果の1P目に掲載される状態を作る
・検索結果のタイトル、説明の内容を充実させる

打ち手は上記2つです。

検索結果の1P目に掲載される状態を作る

掲載順位が上がれば上がるほどクリックされます。1P目(基本10件表示)でも上位か下位かでは明らかにクリック率は変わります。

掲載順番はGoogleさん次第なので、その記事はもちろん、サイト全体も含め記載内容を充実させることが、回り道のようで一番近道です。

テクニックで上位表示できたとしても、コアアップデートで簡単に下位へ落ちてしまいます。

記事内容を充実させ、検索者の課題解決できる記載内容にすることが一番の近道です。

その上で、サイトの他の記載内容も充実させることです。

検索結果のタイトル、説明の内容を充実させる

Googleさんの検索結果では上記のように表示されます。タイトル(30文字前後)、サイト説明(メタディスクリプションと言います)でサイトの説明をわかりやすく表現することが必要です。

ともに、CMSの管理画面で設定できます。ただ、タイトルは変更通りに反映しますが、メタディスクリプションはGoogleさんが最適だと判断するものを自動生成しますので、登録した内容が表示されない場合も多くあります。

HPに来てくれた後どんな行動をして、結果どうなったのか?

おこなってほしい行動の量と率で課題設定

ちゃんと望む行動をとってもらうことがゴールです。予約や商品販売等です。

訪問してくれた方が最初に見たページしか見ずに離脱しているのであれば、キーワードとそのページの内容が合っていないことが課題です。

Webサイト内を回遊してくれているのに、問合せしていないのであれば、興味がありちゃんと理解した上で問合せしないという判断をしてることになります。

GA4でさまざまな数値を見ることができます。仮説を立てて、課題設定をしてみましょう。

Webサイトで集客する方法 基礎の基礎の「まとめ」

困った→Googleでキーワード検索→自社Webサイトが表示→クリック→内容確認→問合せ等の行動

上記が自社Webサイトに訪問してくれる流れです。

1.とっても大事な前提→自分でHPを変更できる状態にすること

2.工程ごとの把握したい数値と把握方法→アナリティクスとサーチコンソールを使うこと

3.工程ごとの課題及び打ち手の方向性→2の数値を元に課題設定し、解決策を行うこと

特に2、3のPDCAを地道に直すことが大事になります。

もし、余裕があればですが、自分でブログ等のサイトをワードプレスで立ち上げてみるとより理解が深まります。

コストは、月1,000円位のサーバーレンタル代だけで、運用できます。

私が使っているレンタルサーバーは以下です。レンタルサーバーは他社との差がわかりにくいのが悩みどころです。選択のポイントは、スピードと価格になります。このサーバーはこの点でまったく問題なしです。

また、ネットの仕組みを基礎から学びたい時は、

何回も読んだおススメ本!ビジネスを学ぶ「Web」編をまとめております。これらだけ読めば大丈夫です。

私が一から勉強した時に使った本をまとめています。とっても理解しやすい内容です。

ここまでを理解していれば、最低限知らないといけないことは理解できている状態です。あとは、課題設定と実行のみです。

テクニックに走るのではなく、検索者が入力するキーワードの意図を想像し、それに合う記載内容を追加していくことが最初にやることです。

他にもビジネスの基礎知識をまとめた、「知っておきたい ビジネス基礎知識51選」と言う記事があります。参照下さい。

ビジネスの知識を増やすには、本を読むことがおススメです。

失敗しない本選びのために、何回も読んだおススメ本を紹介しています。参照下さい。

何回も読んだおススメ本!ビジネスに必要な4領域13テーマに分けて紹介
今まで、1,000冊弱の本を読んでいますが、結果、沢山の分野の本を読むことになりました。この記事では、私が実際に読んだ本の中から、気づきがとても多くあった、おすすめ本を厳選して紹介します。

何何回も読んだおススメ本!ビジネスに必要な4領域13テーマに分けて紹介はこちら

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