売上目標を達成する本来の意味とは?

15.よしつの思考ログ

私たちが会社からよく求められるのは、「売上目標数字を達成するかどうか」という結果です。ただ、もしこれを第一義とするならば、会社は売上だけを第一に目指すことになります。

でも、このように言うと何か違和感がありませんか?

確かにどの会社でも売上目標を設定して事業運営をしますし、それを否定するつもりは全くありません。しかし、これを第一義としてしまうと「会社の存在目的=売上目標の達成」になってしまいます。

「売上を上げることだけが目的」という会社で、皆さんは働きたいでしょうか?

本来の会社の目的は、顧客の課題解決を行い、その対価としてお金をいただくことです。よく言われる「社会貢献」の具体的な内容も、社会が抱える問題や課題を解決することに他なりません。

だからこそ、第一義はあくまで「顧客の課題解決を行うこと」です。ただ、どれくらい課題を解決できたかが不明瞭だからこそ、一つの指標として対価となる「売上目標」を設定しているのです。

「社会人は結果がすべてだ」と言われたとき、その発言の趣旨が「つべこべ言わずに売上を上げろ」なのか、それとも「顧客の課題を解決しまくれ」なのかで、意味合いは雲泥の差となります。

皆さんの会社はどちらのタイプでしょうか?もし前者の会社なら、環境を変える(=転職する)ことを考えておいた方がいいかもしれません。

ちなみに、私が5社で働いた経験から言えるのは、「社長がキックオフで何を話しているか」にこの違いが明確に出るということです。

売上数字のことしか言わないのか?それとも、「会社の存在意義」や「顧客の課題解決」について話しているのか?

本来、数字の話は部長や課長がするものであり、社長は会社の根幹となる存在意義を話すのが普通の会社です。数字しか言わない社長は、現場の部長や課長の仕事をしてしまっていると言えます。