現象を真似るのではなく、構造を真似る

15.よしつの思考ログ

スポーツだけでなくビジネスでも、結果を出している人を真似ることはとても大事です。

あの人の行動や体の使い方の真似をする。うまくなる・できるようになるための王道です。

ただ、注意点があります。真似るのは真似るのですが、現象を真似るのではなく、構造を真似ないと結果が出ないことです。

実はこの違いが分かりにくいのが難点です。

例えばあなたが営業担当だとしましょう。同じ営業組織で働くトップ営業担当が、お客様に提案書を出している数が一番多いとします。

この現象を見た時に、では「私も提案書を負けないだけ出す」と決めて行動したといます。

これで結果が出るでしょうか?

提案とは、お客様の課題を解決する方法を提案することです。

お客様の課題ではないことを解決する提案をしても、受注につながらないだけではなく、関係のないことで時間を取られたくないとそれ以降のアポがもらえなくなることもあります。

この場合の現象は提案書を多く出しているですが、トップ営業担当の行動の構造は、提案書をたくさん出している→お客様の課題をたくさん把握している→課題解決となる提案をたくさんしていることで受注率が高いという構造です。

したがって、真似る最初の第一歩は、「お客様の課題を把握すること」です。これができて初めて課題解決となる提案ができ受注につながるからです。

このように見えている現象を真似ようと思った際に、もう一歩だけ深堀してみることで、構造を把握できる可能性が上がり、意味のある「真似る」ことが出来るようになります。