A.「権限移譲」と「分業」に分けて理解しておく
報連相のそれぞれの違いは、以下の図のように組織の仕組みである「権限移譲」と「分業」に整理すると分かりやすくなります。

報告(上司へ): 上司から権限移譲された仕事の進捗や結果を伝えることです。業務の責任は最終的に業務を委託している上司にあるため、報告は部下の義務となります。
連絡(関連する人・他部署へ): 業務を分業して進める上で、関連する同僚や他部署へ情報を共有することです。お互いの業務を円滑に進め、最終的にお客様にちゃんと商品を届けるために必須となります。
相談(上司や関連する人へ): 判断に迷う時やトラブル時に、仕事の進め方を話し合うことです。納期が遅れたり、間違った商品を届けてしまわぬように、適切なアドバイスを受けたり調整を行ったりするために行います。
つまり、「上図の横のライン(上司)」には権限移譲に基づく報告、「上図の縦のライン(他部署・同僚)」には分業に基づく連絡を行い、課題が生じた際に両者で行うのが相談です。
また、報連相には「手遅れになる前に対応し、自分の責任過多を防ぐ(自衛)」という大切な役割もあります。特に顧客クレームや事故など大きな影響が出るトラブルは、状況に関わらず最優先で報連相を行うことが重要です。
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